自社ホームページを持っているけれども、なかなか集客に繋がらないという企業も少なくないでしょう。今の時代はホームページを作っただけでは、集客には結びつきません。どうすれば集客に結びつくのか、真剣に考えていきましょう。

デザインにばかりこだわっても意味がない

自社ホームページデザインばかりこだわっても意味がない

まず、ホームページを持つ人に陥りがちなのが、デザインばかりこだわってしまうことです。画像や配色など、なるべく見栄えがよくなるようにデザインばかり考えます。もちろん見栄えは大切です。素晴らしいデザインだと、サイトとしても映えるでしょう。しかし、そのホームページに中身がないと意味はありません。ユーザーに何を訴えるのか、その企業の魅力はなんなのか、他の企業と何が違うのかを見出せなければ、どんなに良いデザインだとうと意味はないのです。

また、デザインはどうしても他企業と似たり寄ったりになってきます。ライバル企業を参考にしながら作るので、どうしても似てきてしまうのです。そのような状況・デザインでは、ユーザーも見分けがつきません。なぜ、あなたに頼みたいのか真剣に考えることでしょう。いくらデザインをこったとしても、それはユーザーには響かないのです。

もちろんスマホページは用意しましょう

当然ながら、スマホページは用意しましょう。スマホ専用ページがあるかどうかで、Googleの評価も変わってきます。PC専用サイトをスマホで見ると非常に見難いです。レスポンシブルにするか、スマホサイトを用意するようにしてください。今は、パソコンで見るより、スマホでサイトを見ることの方が多くなっています。なので、いかにスマホでサイトが見やすくなっているかを重要視するようにしましょう。サイトを作るときは、必ずスマホでサイトを見て、確認するようにしてください。また、スマホによっても画面サイズが違うので、サイズの違う、色々なスマホでサイトを見るようにしましょう。

一番大切なことはコンテンツを考えること

一番大切なことはコンテンツを考えること

Webサイトで一番大切なことは、ズバリ、デザインではなく、コンテンツです。どういう記事を載せるかこそが大切です。よくSEO対策というと、他のサイトから無理やりリンクを飛ばしたりといったことを行いますが、それは一時だけの効果ですし、また今は被リンク効果も怪しいものです。

そうではなくて、本当に検索エンジンに評価されるのは、どれだけ有益な情報をユーザーに伝えられるかなのです。それには、役立つ情報を常に配信し続けることです。そんなに情報を配信し続けられないと思うかもしれませんが、自分が知ってて、相手が知らないことはたくさんあることをわかった方が良いでしょう。例えば、今いる業界のことについて、普通の人よりもかなり情報を持っているはずです。多くの企業サイトは、ものすごい知識の量があるのに、総じてアウトプットが下手です。もっと発信すべき情報はたくさんあることを知った方が良いでしょう。

商品を載せるだけでは意味がない

企業サイト、ECサイトなどにありがちなのが、商品を載せるだけで終わってしまうことです。それでは何も見えてきません。第一、ECサイトならばAmazonや楽天がかなりの力を持っているのでなかなか太刀打ちできないわけです。物を売るならば、その背景をユーザーに伝えるべきでしょう。その商品を使うとどのような効果、満足が得られるのか、誰が作っているのか、他の商品と何が違うのか、自分の会社は他の会社と違ってどのようなこだわりがあるのか、などなど、要するに、ユーザーに違いを訴えかけることなのです。

ユーザーが見て、このサイトは他のサイトと違うというところを見せてください。いくらデザインにこだわっても意味はありません。むしろ中身で勝負すべきでしょう。物をサイトで売るのでなくても、なぜ他の企業と違うのかを、ホームページに載せることはできるでしょう。単に従業員の写真を載せれば良いというのではなくて、いつもどのような仕事をして、何を武器としている会社なのかわかれば、なおさら良いでしょう。簡単な説明で終わりとするのではなく、その背景を見せるようにしましょう。会社は商品を売るだけでなくて、顧客に感動や満足感を与えるものだと思います。それがサイトにも見えてくれば、なおさら良いでしょう。

サイト作成に終わりはない、続けることが大切

個人サイトでも企業サイトでも終わりはありません。常に改良して続けていくことです。デザインだけでなく、コンテンツにも力を入れましょう。むしろコンテンツこそが大切です。良いコンテンツができれば、自然と流入も多くなり、会社の売り上げにもつながることができるはずです。まだ何を書けば良いかわからなくても、まずは手を動かし、コンテンツを書いてみることでしょう。書いていくうちに見えてくるものがあります。また、ユーザーは常にどういうことに困っているのか、何がわからなそうかをよく考えてみましょう。それがサイトにも反映され、良いサイト作りにもつながるはずです。