FX投資家で雇用統計をチェックしていない人はいないほど、誰しもがチェックしているのが、雇用統計です。これまでチェックしていなかった人は、ぜひチェックしておきましょう!

雇用統計発表日は、お祭り騒ぎ?!

雇用統計発表日はかなり注意

アメリカで発表される雇用統計はぜひとも押さえておきたいポイントです。発表前後は相場がかなり動くことがあり、利益を得られるチャンスでもあります。雇用統計は、毎月第1週金曜日二発表されます。

雇用統計のなかでも、特に注目すべきなのは、非農業部門雇用者数と失業率でしょう。また、週平均労働時間や時間あたりの平均賃金なども注目されています。これらの指標は、予想とのブレが大きいこともあり、為替相場を大きく動かすことがある、経済指標なのです。動くときは、発表後1円以上大きく動くこともあり、目が離せない指標なのです。

発表3日前から意識され始める

雇用統計は、発表の3日前頃から意識され始め、発表後3日間ほどは影響力が続きます。それほどインパクトがあるのが、雇用統計なのです。

米国非農業部門雇用者数

米国非農業部門雇用者数は、非農業部門の民間企業で支払われた給料を基に集計したものです。経営者や自営業者は除外され、2箇所以上で働く人は、重複してカウントされます。パートタイム、フルタイムの区別はなく、調査時に仕事についていれば、数に含まれます。一般的に、雇用者数は景気が停滞すると減少し、不景気の終わり頃から回復しやすくなります。

米国失業率

米国失業率は、文字通り、失業者の占める割合です。

失業者 ÷ 労働人口 × 100 = 失業率

米国の場合は、軍務就業者を除く、16歳以上の全人口になります。

雇用統計発表前後は特に注意すること

雇用統計発表前後は要注意

雇用統計発表前後は、相場が大きく動く可能性があります。うまく乗れば、大きな利益を上げられる可能性がありますが、逆に言えば、大きな損失を出す可能性もある相場です。ですから、雇用統計発表前後は特に注意して取引するようにしましょう。FX投資をするならば、ぜひ押さえておくべきポイントです。これから注目していきましょう!