新型コロナウイルスの影響で、医療で働くひとたちにも、大きな負担がかかっています。

コロナ禍の不安で仕事を辞めたいけれども、「無責任ではないか」と悩む看護師も多いはずです。

コロナ禍の退職は間違いではない!

看護 - 土日休み

しかし、コロナ禍に退職することは、決して悪いことでも、無責任なことでもありません。

仕事をしていくか、どういう生き方をするか、全てあなたの自由なのです。

コロナ影響で仕事を辞める看護師も増えている

実際に、コロナ影響で家族を守るためにも、仕事を辞めている看護師も少なくありません。

ある統計では、新型コロナウイルスの影響で、全体の2割の医療従事者が仕事を辞めているとも言われています。

世間からの差別

また、医療機関で働くひとは、世間から差別を受けているケースも少なくありません。

医療従事者の家族は、周囲から感染リスクがあるように見られたり、人の命を助ける仕事をしているにもかかわらず、世間からの視線は冷たいときがあります。

院内でも意識の違い

また、院内でもコロナ担当とそうでないものでの、意識の違いもあるようです。

特にコロナ問題時は、担当によっても、患者数は増減しているので、忙しいところとそうでないところがあり、医療従事者によっても少なからず意識の違いがあるのです。

心ない職場からの声

また、同じ医療で働く人間からも「忙しくなって良かったな」などと、心ない言葉を浴びせられるケースも出てきており、本当に分かり合えるひとが周囲にいなく、精神的にも負担をきたしてしまう医療従事者もいるでしょう。

押し売りする使命感

そして、世間を見ると、やたらと使命感を押し売りしてくる風潮に、やり場のない悲しみや葛藤を抱く医療従事者も少なくないでしょう。

それでいて、天気が良いと外に出るひとも少なくなく、いつ感染拡大が起きてもおかしくはありません。

このような最前線で働く人間と世間とのギャップで、「なんのために働いているのか」疑問に感じてしまう看護師がいても、不思議ではありません。

エールや歌だけでは、医療の世界は救えない

それでいて、メディアは医療従事者へのエールや励ましの歌ばかり取り上げる傾向にあります。

しかし、励ましだけでは医療の世界は救えないのは、誰から見てもわかることです。

あまりにも少ない手当

さらに危険手当も1日300円という現状も浮き彫りになってきており、リスクを負う医療従事者にとっては、あまりにも報酬が少ないのが現実です。

政府は表面的には医療従事者への報酬倍増を発言していながら、本当に末端の医療従事者にまで、妥協できる報酬が届くのかは疑問です。

事実、コロナの前線で働く看護師の中には、「私たちは所詮ひとつのコマでしかない」という言葉も出てきています。

コロナ禍でも働く看護師は立派だが、あなたである必要はない

もちろん、このコロナ禍でも最前線で懸命に働く看護師は、立派であり、頭がさがる思いです。

しかし、それはあなたである必要はないのです。

「自分には難しい」と思えば、看護師を辞めてもいいのです。

全ての看護師が、危険を承知で働かなければならない義務はありません。

民間病院は看護師より利益を優先する

民間病院は看護師より利益を優先する

また、民間企業は、どうしても利益を優先しがちです。

国営とは違い、稼がなければいけない分、看護師の存在をないがしろにされがちです。

そのような病院では、いつあなたに危険が及ぶかもわかりませんし、責任は取ってもらえない可能性もあります。

仕事より家族の命

仕事より家族の命

そのような環境下では、仕事より家族の命を優先するのは当然のことです。

もちろん、最前線で働く医療従事者たちには敬意と感謝を抱かずには入られませんが、だからと言って、仕事を辞めるひとたちを否定する言われはないのです。

仕事よりも、まずはあなたの健康、命、そして、家族のことも考えるべきでしょう。

周囲の意見は気にする必要なし

なので、仕事を辞めたいならば、周りは色々言うかもしれませんが、気にする必要はないのです。

所詮、周囲はあなたのこと、あなたの人生をわかっているわけではありません。

周りは好き勝手言いますが、耳を傾けないことです。

自分を責めるべきではない

なので、あなた自身も自分を責めるべきではありません。

あなたの人生は、あなたが選択すべきです。

気持ちがあるときに、また復帰すればいい

また、看護師を辞めたとしても、気持ちがあれば、また復帰できるはずです。

特に国家資格を有する医療従事者ならば、働き口には困らないでしょう。

コロナがおさまるまで仕事を休むという選択肢も十分にありえます。

おそらく、医療従事者のいる家族ほど、仕事から離れて欲しいと思っているかもしれません。

罪悪感は抱く必要はなく、あなたの人生、家族のことを考え、行動してみましょう。