自分に向いている仕事はなんだろう?と悩む人は少なくないのではないでしょうか。今まで仕事を続けてきたけど、本当に自分に向いている仕事がわからない。自分は何をしたら良いのかわからない人のために、自分に向いている仕事の見つけ方について、話していきたいと思います。
目次
自分に向いている仕事の見つけ方・探し方
自分に向いている仕事がなんなのかわからず、ただ漠然と仕事をしている人は実際に多いのです。生活するために、なんとなく仕事をして日々の時間は過ぎ去っていきます。しかし、ふと自分はこのままでいいのか、自分に向いている仕事は他にもあるのではないのか、と思ったりするものです。忙しいときは、そのような考えを抱く暇もないのですが、少し余裕ができると、本当に自分に向いている仕事、本当に自分が求めている仕事について考え始めます。
多くの人がいまの仕事に疑問を持っている
いまの仕事を続けていくことに対する疑問は、あなただけが持っているわけではありません。実は多くの人が、仕事に対する疑問や不安を持っているのです。このまま仕事を続けていくことに対する、漠然とした不安は誰しもが持っています。しかし、不安を持っていても、気づかないふりや、自分に対して誤魔化しながら仕事をしている人が多いのです。そうして仕事をしていても、ふとした時に、このままで良いのかと迷います。それはいまの仕事に満足できていない限り、ずっと悩み続けることでしょう。ですから、本当に自分に向いている仕事はなんなのか、考える必要があるのです。
自分に向いている仕事は好きな仕事でもある
ズバリ聞きます。いまの仕事は好きですか?この質問に対して、胸を張って「好き」と言えるならば、いまの仕事は向いているのでしょう。逆に、本心で好きと言えないのであれば、いまの仕事が向いていない可能性が高いです。やはり、仕事も好きであってこそ、上達しますし、能力もついてきます。また、少々の困難でも、仕事を愛していれば、苦ではないでしょう。
もし、いまの仕事が嫌いであれば、仕事をすること自体苦痛のはずです。そのような状況では、なかなか仕事で自分を成長させていくことは難しいでしょう。そして、きっといまの仕事を続けて良いのか、迷うはずです。
もし、自分に向いている仕事を見つけるならば、自分が好きなことに関連した仕事を探すことです。音楽が好きなら音楽関連の仕事、ゲームが好きならゲーム関連、スポーツが好きならスポーツ関連。そうして、好きなものに関連した仕事を探せば、自分に向いている仕事が見つかりやすくなるかもしれません。
探し続けることが大切
でも、自分の好きなものに関連した仕事はなかなか見つからないと思うかもしれません。それは、まだまだリサーチ力が足りないのです。世の中には本当に様々な仕事があります。特に自分の目指したい仕事が特殊な場合は、普通の求人サイトで探さないことです。もっと、コアな求人サイトや、直接希望する企業に訪問できないか聞いてみたり、積極的にアプローチすることが大切です。なかなか求人がないからといってあきらめてはいけません。むしろ、自分で求人を見つけ出すくらいの気持ちで行動することが大切でしょう。
夢中になれるものは何か?
好きなものがわからないと思う方は、今まで夢中になったことを考えてみてください。お絵描きでも、手芸でも、ランニングでも、何か夢中になれたことはありませんか。全く仕事に関連しないようなことでもなんでもいいのです。とにかく夢中になれたことを探してみましょう。それが、自分に向いている仕事のヒントになります。今までに何か夢中になれたもの、寝る間も惜しんで夢中になれたものがあるならば、それに関連した仕事を探してみるのもいいでしょう。
ひょっとしたら、関連した仕事ならば夢中になれる、または興味がわくかもしれません。これもマニアックなものだと、なかなか仕事が見つからないかもしれませんが、例えば夢中になれたものを扱うお店を探してみましょう。そのお店で求人を出していないか、さらには、夢中になれたものを製造したり、卸しをしている会社なども探してみると良いでしょう。夢中になれたものに関連した仕事ならば、仕事を続けられる可能性も高いのです。
知り合いや友達に客観的に聞いてみる
仕事仲間でも、知り合いでも友達でもいいです。なるべく自分のことをよく知る人に、自分はどのような仕事に向いてそうか、客観的な意見を聞いてみましょう。そこにヒントがあるかもしれません。誰しも自分のことはよくわからないものです。他人の目から見る、あなたのイメージを聞いてみることも大切でしょう。意外な発見や驚きがあったりします。自分で考えてもなかなかわからない場合は、誰かに聞いてみましょう。
得意な仕事が向いている仕事
好きではないけれども、何か向いていそうな仕事がある場合もあります。それほど興味はなかったけれども、手先が器用だから、手先を使う仕事が実は向いていた、なんてこともあるのです。実は黙々と作業することが向いていたなど、気づかぬ自分の得意な部分があったりします。これは、行動していくうちに発見したり、周りから評価されることで気づいたりするのですが、そのような自分の長所や得意分野を生かして仕事をするという方法もあります。
必ずしもすごく好きな仕事ではないかもしれませんが、自分の得意な分野を生かした仕事は、まぎれもなく誰かの役に立っているはずです。もし、自分に向いている仕事を見つけたい場合は、このように自分の得意な分野で探してみるのも良いかもしれません。
続けられる仕事が自分に向いている仕事
なんだかんだ言っても、長く続けられる仕事が自分に向いている仕事だったりもします。普通は不満があったりしたら、それほど長く続けられません。しかし、色々あっても長く続けられる仕事は、自分に向いている仕事なのかもしれないのです。長く仕事を続ければ、どんなに不得意でもある程度仕事ができるようになってきます。何事も継続は大切なのです。ですから、今は向いていないと思っても、実は長く続けることで、自分に向いている仕事だったということを感じたりするものなのです。ですから、いまの仕事を続けてみるのも一つの方法でしょう。
何れにしても、人生は長いようで短いので、悔いのない選択をしなければいけません。もし、何か興味があること、夢中になれることがあれば、それを職業にしても良いでしょう。また、自分に向いているかどうかは、ある程度続けてみることも大切なのです。