新型コロナウィルス問題で、第二新卒の就職・転職状況も変わってきています。
経営が苦しい企業も多くなってきており、内定取り消しも起きています。
今後、普通に就職・転職活動をしていても、満足いくような結果が得られるわけではありません。
目次
今後の第二新卒就職・転職で考えるべきこと
そこで、このような状況だからこそ、これからの第二新卒就職・転職で考えるべきことがあります。
やりたい仕事か伸びる仕事か
まず、これから第二新卒就職・転職をするならば、やりたい仕事を選ぶのか、それとも業界的に伸びる仕事を選ぶかです。
このどちらかを明確にしましょう。
どういう仕事をしたいのか明確にする
もし、やりたい仕事を選ぶのであれば、あなたがどういう仕事をしたのか、明確にすることです。
適当に仕事を探しても、あなたにとって、やりがいを得られる仕事とは限りません。
また、企業から内定をもらうためには、あなたが何をしたいのか、どういう仕事に興味あるのか、明確に伝える必要があります。
そのためにも、あなたが何をしたいのか、よく考えてみることです。
あなたの強みを見つける
また、それだけではなく、あなたの強みをアピールすることが大事です。
ただ「仕事をしたい」だけでは、伝わらないことがあります。
やりたい仕事で、あなたはどう役立つことができるのか、相手に伝わるように意識することです。
就職する前から勉強する
第二新卒の就職・転職は、未経験から応募する方も少なくないと思いますが、たとえ未経験であったとしても、就職前から勉強することです。
そういう行動をすることで、採用担当者にもやる気をアピールすることができます。
未経験であっても、このようなやる気をアピールすることは、採用されるためにも、とても大切なことなのです。
なので、少しでもいいので、業界のことを勉強するといいでしょう。
やりたい仕事が必ずしも稼げるわけではない
しかし、ここで大切なのは、たとえあなたがやりたい仕事が出来たとしても、「その仕事が必ずしも稼げるわけではない」ということです。
例えば、今回のような新型コロナウイルスの問題が起きた時に、仕事によっては、稼げない可能性もあります。
実際、飲食店などは休業要請が起きており、思うように稼げない状態が起きています。
なので、ただやりたい仕事だけを選んでしまうと、将来的には稼げず、食扶持に困る可能性があるのです。
もしこれから稼いでいきたいならば
なので、もしこれから稼いでいきたいならば、今後も伸びていくであろう業界を選ぶことなのです。
まず今後も伸びていく業界を選ぶ
伸びていくような業界を選べば、コロナのような問題が起きようとも、仕事を続けられることができるでしょう。
では、今後も伸びていく可能性がある業界とは、どのような業界なのか、下記で見ていきましょう。
医療業界
まずは、医療業界です。
やはり、コロナのときも医療が止まることはありませんでした。
また、日本は少子高齢化が進むので、当然今後も医療は必要とされます。
なので、医療関係の仕事は、今後も伸びていくでしょう。
例えば、医療の仕事ならば、MRや院内SE、その他にも事務スタッフの仕事などもあります。
IT業界
また、IT業界も伸びていく可能性が高いでしょう。
今後もますますIT化、AI化が進んで行くので、プログラミングスキルがあれば、十分就職・転職出来る可能性はあります。
また、未経験であっても、第二新卒の方ならば、若さや将来性を見込み、採用される可能性も十分にあるでしょう。
冠婚葬祭
あとは、冠婚葬祭業にも注目すべきでしょう。
高齢化なので、現実的な話として、葬儀関係は今後も忙しいことが予想できます。
また、ブライダル関係も、最近はオンラインでの結婚式も行われているので、新たなビジネスとして伸びていく可能性もあります。
農業
その他には、農業です。
やはり、国内の自給力は必要とされています。
国民が生きて行くためにも、食べ物は当然必要ですし、また今回のコロナのように、輸入が制限される可能性もあり、農業は今後もニーズがあるでしょう。
なので、農業は伸びていく可能性があると思います。
ただし、農業は天候に左右されるので、不確実な部分もあるので、そこが難点と言えます。
配送業
あとは、配送業です。
食品、必需品を届けるためにも、物流を止めるわけにはいきません。
今回のコロナや、自然災害などのときも、物流は忙しく動いています。
ライフラインを守るためにも不可欠な業界なので、今後も安定して仕事はあるでしょう。
一部メーカー
また、一部メーカーは今後も伸びていくことが考えられます。
例えば、今回のコロナでマスクはかなり不足しました。
たとえ割高でも、確かな品質で生産できれば、マスクの需要はあります。
もちろん、今後も続くかはわかりませんが、その他にも医療関係の製品、アルコール消毒など、一定のニーズがあるので、需要が安定しているメーカーならば、仕事は続いていくでしょう。
医療関係だけではなく、近年は国内生産のウィスキーも高騰しています。
やはり、自社で製品を作れるメーカーは、なんだかんだ言って強さがあるのです。
考えて行動すること
このように、第二新卒の就職・転職はやりたい仕事を選ぶのも選択肢の一つですが、コロナのように、今後も何があるかわかりません。
なので、将来を見据えて、続けられそうな、伸びそうな業界の仕事を選ぶのも、仕事を続けていくためにも、考えるべきことだと思います。
これからも、様々な問題(ウイルスや災害など)が起きる可能性は高いので、よく業界を選びながら、第二新卒の就職・転職を行うことです。
上記のように、第二新卒向けの就職・転職サイトもあります。
不安な方は、まずこのようなサイトで相談してみるのもいいでしょう。
いろいろな問題や不安はありますが、仕事先がないわけではなく、伸びている業界もあるので、これからの第二新卒の就職・転職は、よく考えて選ぶことが必要です。