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フリーターでも一人なら一生生きていけちゃうかも
フリーターを続ける人は、自分一人ならばフリーターで一生続けることはできる、と思う人も少なくないでしょう。面倒な正社員や契約社員になるよりも、フリーターで仕事をした方がだいぶ楽だと感じる人も少なくありません。フリーターであっても一人で生活するのであれば、最低限の生活を送れてしまうものなのです。
フリーターを一生続けることのリスクを考える
ただ、フリーターを一生続けていこうと考えるならば、リスクも考えておく必要があります。フリーターを一生続けようと思ったときに、どのようなリスクがあるのか、考えてみましょう。
労働時間で給与が左右される
まず、フリーターは正社員と違い、毎月の収入は決まっているわけではなく、労働時間に左右されます。月に何時間働いたかで、報酬が決まってしまうのです。なので、もし病気や怪我で仕事を休めば、その分、当月の収入は下がってしまいます。これが、正社員なら、有給や労災で賄うことができるのです。アルバイトは働いた分しかもらえないのが、難点とも言えるでしょう。
アルバイトは一番解雇されやすい立場
また、アルバイトが一番解雇されやすい立場でもあります。アルバイトなら、いくらでも雇うことができるので、業績不振などに陥った場合は一番解雇されやすいのです。なので、フリーターは会社の立場的に不安定なところにいるとも言えるでしょう。
退職金やボーナスがない
また、フリーターは退職金やボーナスが基本的にありません。正社員のような月給2ヶ月分の賞与は貰えないのです。また、退職金ももらうことができないので、やはりここでも正社員との収入差が出てしまいます。
会社が半分負担してくれる健康保険や厚生年金がない
あとは、保険や年金についても正社員との差があります。正社員であれば、健康保険や厚生年金に加入するので、会社が保険料を半分負担してくれます。しかし、フリーターの場合は国民健康保険や国民年金に自分で加入する必要があり、すべて自己負担なので、安月給に保険料支払いがあり、非常に辛いこともあるでしょう。
定年がなくずっと働かないといけない
また、フリーターには定年がありません。なので、退職金ももらえず、ずっと働くしかないのです。死ぬまで働く覚悟があれば、フリーターもいいでしょうが、一生続けるのはなかなかの薔薇の道でしょう。
失業保険がもらえない
結構痛いのが、フリーターは失業保険が貰えないことです。失業保険がもらえれば、数ヶ月分の最低月収を確保することができます。これが貰えないので、たとえ会社を解雇されても、失業保険が貰えず、いきなり窮地に陥ってしまうのです。
履歴書にはバイト歴しか残らず書類選考で落とされることも
もし転職する場合は、履歴書にも影響を及ぼします、履歴書には、フリーターはバイト歴しか書くことができません。なので、フリーターは正社員になる器がないと見なされ、書類選考で落とされることもあるのです。このように転職する際も不利になるのがフリーターです。面接で言い分を伝えられたらいいのですが、書類選考で落ちてしまうので、主張することもできません。
将来への不安が拭えない
やはり、フリーターで一生生きようと思っても、将来について不安に感じることもあります。収入が安定しなく、安月給なので将来が不安になることもあるのです。また、家族を作る場合はもっと生活が大変になるでしょう。やはり、フリーターを一生続けるのは不安が付きまといます。
それでもフリーターで一生続けるのもあり
しかし、それでもフリーターを続けるという道もあります。なにか夢を追いかけている場合は、フリーターの方がいいのかもしれません。自由な時間があるのもフリーターのメリットとも言えるでしょう。
正社員にもやりがいもある
ただ、正社員にもやりがいはあります。任せられる仕事も多く、また収入もアップするので、お金をそこそこ得ることもできるのです。やはり稼ぎたい、家族を養いたいならば、正社員の道が良いでしょう。