現在プログラマーとして働いている方、もしくはこれからプログラマーを目指す方で、「自分はプログラミングができない」と頭を抱え苦しんでいる方もいるでしょう。
そういう方のために、なぜプログラミングができないのか、プログラミングができるようになるためにはどうすればいいのか、詳しく見ていきたいと思います。
目次
プログラミングはすぐにできるものではない
まず一つ覚えておいてほしいことは、「プログラミングはすぐにできるようになるわけではない」ということです。
本当に初心者の方が、プログラミングできるようになるには、1年以上かかる場合があります。なので、1ヶ月かそこらで習得しようと思うと、あまりにハードルが高く挫折する可能性が高いです。
ですから、プログラミングを習得するには、長期的な期間が必要になることを覚えておきましょう。
文系は苦手意識が強い傾向にある
また、文系上がりの方は、プログラミングに対して苦手意識を持っている方も少なくありません。
数学が得意な理系じゃないとプログラミングは難しいのではないか、と思うかもしれませんが、そんなことはなく、実際に文系のひとでもプログラマーとして活躍している方は多くいます。
なので、文系とか理系とかはあまり関係なく、プログラミングの勉強を続けるかどうかなのです。
英語に苦手意識を持っている
また、プログラミングは日本語ではなく、英語主体で表記されているため、英語に対して苦手意識を持っている方は、なかなかプログラミングの勉強が進まない傾向にあります。
しかし、プログラミングの勉強をしていくと、たとえ英語がわからずとも、プログラミング言語として理解できるようになってくるはずです。なので、英語ができなくても、プログラミングが絶対できないわけではありません。
そもそも何から勉強していいのか、目的がわからない
プログラミングを勉強したいけれども、そもそも何から勉強してよいのかわからない、という方も少なくないでしょう。
そのような方は、自分がプログラミングで何をしたいのか、を考えてみるといいかもしれません。まずは、何を作りたいのか明確にして、そこからどのような言語や技術が必要なのかを知り、それらを重点的に勉強するといいでしょう。
そうすれば、漠然とプログラミングを勉強するよりも、目的がはっきりしている分、モチベーション高く効率良く勉強ができると思います。
あとは、上記のような初心者プログラマー向けの本を読み、初心者はどういう点に注意すれば良いのか学ぶことも大切です。
バグが起こってもひとりで対処できない
また、プログラミング初心者の方は、制作していてバグが発生したときに、対処できず手詰まりになるパターンもあります。
ひとりで書籍やネットなどを参考に勉強していてもなかなかうまくいかないことがあります。バグが発生したときに、自分で解決できないと諦めてしまったり、モチベーションが低下してしまうこともあります。
プログラミングスクールに通うのもあり
だからこそ、プログラミングスクールに通うのもありだと思います。
スクールに通えば、担当講師がいるので、不明点なども聞くことができます。また、スクールは通信制もあるので、自宅にいながらネットで質問することもできるのです。
誰かに教わることでモチベーションの維持にもなりますし、プログラミングスクールに興味ある方は、こちらのページを参考にしてみてください。
自ら勉強する時間を作ることが大切
プログラミングを学ぶために大切なのが、自ら勉強する時間を積極的に作ることです。
仕事の時間だけだと習得できないスキルはたくさんあります。高度なプログラミングスキルを身につけるには、プログラミングを勉強する時間を意識して作ることです。
現役プログラマーでも、スクールに通うひともいます。仕事終わりや休日を使い、プログラミングの勉強を行うことが大切です。業界は常に変化しているので、意識して勉強時間を増やし、知識やスキルの習得が必要になるでしょう。
会社にいればプログラミングスキルが身につくわけではないのです。
プログラミングが向いていないと思ったら、他の仕事を探すのもあり
ただ、どうしてもプログラミングの仕事を辞めたい、プログラミングの仕事が向いていないと思った場合は、他の仕事を選ぶという選択肢もあると思います。
無理してプログラミングを続ける必要もないので、他の道を選ぶのも問題ないでしょう。興味もないのに、無理に続けることは苦痛でしかありません。
プログラミングを取得するには、継続的な勉強が必要
極論を言えば、プログラミングを習得するには、継続的な勉強が必要なのです。プログラミングは短期間で習得できるものではなく、諦めずに根気強く学ぶことです。
目的意識を明確にして、自分が何をやらなければいけないのかをはっきりさせ、そして日々コツコツ勉強していけば、いつの間にか、かなりのスキルが身についていることでしょう。