会社・上司からパワハラを受けて、精神的に苦痛を感じている方もいるでしょう。

そういう方は、いつまでも現状に耐えるのではなく、転職を考えてみることをおすすめします。

あなたが悪いわけではない、自分を責める必要はない

パワハラを受けたらすぐに仕事を辞めよう

真面目な方ほど、「パワハラを受ける原因は自分にある」と思うかもしれませんが、決してあなたに責任があるのではなく、パワハラをする方が悪いのです。

本来、上司や会社は部下を育てる役割を担っているにも関わらず、部下のやる気を削ぐほど精神的に痛めつける行為はあってはならないことです。

部下を傷つけることでしか、接することができない上司は、とても上司とは言えず、はっきり言うと上司の力不足ということです。

なので、責任はあなたにはなく、むしろ上司にあるのです。

パワハラに耐えても状況は変わらない

おそらく、パワハラに耐えても、今の状況が変わることはないでしょう。

あなたは「自分が変われば上司も変わるかもしれない」と淡い期待を抱くかもしれませんが、ひとは簡単にかわらないものです。

特に、自分を変えるのも大変なのに、相手を変えるというのは、不可能に近いことだと思った方が良いでしょう。

なので、今の状況は変わらず、いつまで経っても精神的に辛い状況が続く可能性が高いです。

あなたの健康・命こそが大切

あなたの健康・命こそが大切

会社よりも何よりも、一番大切なのは、あなたの人生です。

あなたの健康、あなたの命こそ、大切にしなければなりません。

会社や上司は、あなたの人生を面倒見てくれるわけではないのです。

パワハラを起こすような会社は、所詮あなたのことを、労働力の一部としか見ていないでしょう。

いつまでも、現状に耐えるのではなく、あなたの人生を大切にしてほしいです。

パワハラを受けたら、ボイスレコーダーやメモなどに記録しておく

パワハラを受けたら、ボイスレコーダーやメモなどに記録しておく

パワハラを受けた場合は、ぜひボイスレコーダーやメモに記録しておきましょう。

これらは、あとで有力な情報となるはずです。

メモで残す場合は、日付とパワハラの具体的な内容、精神的に受けた苦痛などを記録しておくと良いでしょう。

周りにも相談してみる

また、パワハラを受けた場合は、社内の人事部や上のひとに相談してみることです。

ただ、小さい会社だと社長からパワハラを受けていたり、誰にも相談できないこともあると思うので、そういう場合は、ハローワークや労働基準監督署などにも相談してみると良いでしょう。

暴力を受けた場合は警察に相談を

また、もし暴力を受けた場合は、警察に相談および被害届を提出することです。

被害届を出せば、たとえ会社内のことでも警察が動きます。

会社内でのいざこざで、殺人事件も起きてしまうことがあるため、警察も動かざるえない時代なのです。

サービス残業代も請求できる

また、サービス残業を強いられて、残業代がもらえなかったケースも、弁護士に相談すれば、会社から支払われる可能性があります。

なので、これまでのサービス残業代の請求も諦めない方が良いでしょう。

もし、サービス残業を請求したい場合は、こちらの弁護士事務所がおすすめです。弁護士法人アズバーズ【残業代請求】

弁護士法人アズバーズ【残業代請求】

せっかく、貴重な時間を仕事に当てているのですから、もらえるものはもらっておいた方が良いでしょう。

裁判を起こされても、ほぼ会社に勝ち目はない

こちらが、パワハラに対して何か動くと、向こうは「訴える」と脅してくるかもしれません。

しかし、それは単なる脅しです。

正直に申し上げて、従業員がパワハラを受けて、精神的な苦痛を受けた以上、ほぼ会社に勝ち目はないでしょう。

むしろ、こちらが損害賠償請求できるほどなので、裁判を起こすなら、逆に会社の方が不利になるはずです。

会社を辞められないはずがない

よく会社を辞められないという声を聞きますが、そんなことはありません。

なぜならば、職業選択の自由は、法律で守られているからです。

特に、パワハラなど精神的な苦痛を受けている場合は、今から辞めても良いくらいです。

なので、会社を辞められないということはありません。

それは、「会社に悪く思われたくない」という気持ちもあるのかもしれませんが、そんなことを考えいては、相手の思う壺で、一向に辛い状況から解放されることはないでしょう。

パワハラを受けた場合は、会社都合で退職できる可能性が高い

ちなみに、会社を辞めた後でも、パワハラを受けていた事実が判明すれば、会社都合の退職に変更できることがあります。

会社都合による退職ならば、早く失業保険が支給されるので、会社都合の方が有利です。

ただ、会社は責任逃れしたいために、会社都合を拒むかもしれませんが、ハローワークや労働基準監督署に相談すれば、後からでも会社都合に変更することは可能です。

転職を真剣に考えることをおすすめする

パワハラを受けている状況は、あなたが変わろうとしても、相手の問題でもあるので、なかなか変わるものではありません。

なので、今が良い機会と思い、転職を検討することをおすすめします。

会社はいくらでもあるので、たとえ何歳であっても、転職できる可能性は十分にあります。

せっかくまだまだ働けるのにも関わらず、不必要なことに精神をすり減らすことは、とてももったいないことです。

もっと良い会社はいくらでもあるので、他にも目を向けてみるべきでしょう。

自分の人生こそが一番大切

一番大切なことは、会社ではなく、あなたの人生なのです。

このまま働けなくなるほど、精神的に負担を追うのではなく、もっとあなたの人生を大切にした生き方を送ることを、大変おすすめします。

いつまでもパワハラに耐える必要はありません。

法律事務所なり、ハローワークなりに相談すれば、あなたをサポートしてくれるひとがいるはずです。

今の状況に耐える必要は全くありません。

まずは、一歩踏み出してみると良いでしょう。