第二新卒の転職で、不安を抱えている方も少なくないでしょう。
今回は、第二新卒の転職を行う上で、気を付けてほしいことについて、詳しく触れていきます。
目次
なぜ第二新卒は転職で失敗してしまうのか
この記事を読んでいる人は、第二新卒の転職活動で失敗した人、もしくは失敗したくなく事前に調べておきたい人でしょう。
第二新卒の転職で成功するためには、失敗しやすいポイントを押さえておくことも大事です。
なぜ、第二新卒の転職活動で失敗してしまうのか、詳しく見ていきましょう。
不安で何もできない
第二新卒の転職に、漠然とした不安を抱えてしまい、何もできないひともいるでしょう。
特に第二新卒の方は、まだ若くて転職活動経験もそれほどないので、不安に感じることもあると思います。
そういうひとは、まずは少しの行動でもいいので、とりあえず動き出してみることです。
少し行動に起こすだけでも、先が見えてくることもあるでしょう。
まずは、動き出さないと転職活動は始まりません。
そもそもなぜ転職したいのか
まず、そもそもなぜ第二新卒で転職をするかです。
ここの理由があいまいだと、採用面接で十分なアピールをすることができません。
なぜ現職中のひとは、なぜ今の仕事を辞めようとしているのか、よく考えてみましょう。
辞めなければできないことなのか、今の会社ではできないことなのか、考えてみる必要があります。
会社を辞めて転職活動をすることは、非常に気力や体力がいり、またリスクもあることなので、慎重に検討する必要があります。
狙う業界や会社は絞れているか
また、狙う業界や会社、希望する仕事が絞れているかです。
闇雲に転職活動をしても成果が得られるわけではありません。
集中して転職活動するためにも、業界を絞ること、希望する仕事を決めることが大切です。
将来性のある企業か
また、第二新卒が会社選びをするときには、将来性のある企業かも大切なポイントです。
今は、新型コロナウイルスの問題のように、世の中は何が起こるかわかりません。
そのような不足な事態でも、生き延びられる業界なのか、力のある企業なのか、将来を見据えて転職活動するためにも、会社選びをする上でとても大切なポイントです。
大手でも平気でリストラされる時代なので、自分だけではなく、会社の将来性も見据えた転職活動を心がけることです。
会社のネームバリューや年収だけで決めない
また、会社選びをするときは、ネームバリューや年収だけで判断しないことです。
大手に憧れるひとも多いと思いますが、大手企業に入れたからといって、必ずしもやりたい仕事があるわけではありません。
会社の規模や年収だけで選ぶと、転職活動の難易度も上がりますし、たとえ入社できたとしても、やりがいを感じられない可能性もあります。
仕事と割り切って年収だけで会社を選ぶのも一つの選択肢かもしれませんが、たとえ大手であっても、今の時代はいつまでも将来が保証されているわけではありません。
大手でも何が起こるかわからない時代ですし、現にリストラも頻繁に行われているので、ネームバリューや年収だけで会社を選ぶのはリスクがあります。
周りの意見に振り回されている
また、第二新卒の方の中には、家族や友達など周りの意見に惑わされてしまっているひともいるかもしれません。
社会人経験が浅い分、周りの意見を参考にし過ぎて、かえって振り回されてしまっている可能性もあります。
あなたがやりたい仕事、あなたに合う会社は、あなたにしかわからず、周りの意見は所詮憶測でしかないのです。
なので、あなたが仕事に対してやりがいを持てるようになるためにも、周りの意見ばかりに振り回されずに、あなたが考える必要があります。
家族や友達、仕事のひとが勧めることであっても、必ずあなたに当てはまることではないのです。
周囲の意見は、往々にして正しくないこともあるので、惑わされないことです。
友達と比べる必要もない
また、第二新卒の方は、学生時代の友達と比べてしまうこともあるかもしれません。
特に相手が高収入や大企業勤務だと羨むこともあるでしょう。
しかし、羨んだり嫉妬してもしょうがないことです。
大体、友達の仕事があなたのやりたい仕事か、あなたに合う仕事なのかもわかりません。
それに、友達もそれなりに苦労もしていることでしょう。
ひとの仕事の大変さ、つらさは傍からは見えにくいものです。
あまり表面的な部分だけで惑わされないこと、大事なのはあなたがどういう人生を歩んでいくかです。
ひとと比べても意味がないことです。
今の時代は転職は当たり前
一昔前は、一つの会社で働き続けるのが良いと見られた傾向もありますが、今は転職を繰り返すのは当たり前のように行われています。
なので、周りはすぐ転職することに対して、ネガティブな意見を言われることもあるかもしれませんが、あまり気にしないことです。
大事なのは、あなたがどうしたいのか、どういう仕事に就きたいのかです。
周りの意見を聞いても振り回されてしまうことが多いので、あくまで参考程度にとどめておき、自分で決めた方がいいでしょう。
第二新卒はスキルや経験が求められることもある
また、第二新卒の転職活動は、新卒の就職活動とは違い、スキルや経験が求められることがあります。
たとえ、それほどスキルや経験がなくとも、ぜひアピールできることを探しておくことです。
わずかでも社会人経験があれば、それがアピール材料の一つにもなります。
また、社会人になって間もないのであれば、学生時代に勉強したこと、研究したことも、転職活動において役立つかもしれません。
あなたのスキルや経験が生かせる仕事か
また、これから目指す仕事が、これまでのあなたのスキルや経験が生かせる仕事がどうかです。
例えば、前職で営業経験があるひとならば、同じように営業職への転職ならしやすいと思いますが、いきなり経理など他の仕事への転職だと、採用担当者に疑問に思われることもあります。
これから目指す仕事が、これまでのスキルや経験が生かせられるのか、もし全く違う仕事を希望するのであれば、これまでのスキルや経験がどのように次の仕事でもいかせられるのか。
なるべく次の仕事にも紐づけられると、アピール材料にもなるのです。
今後もあなたにスキルや経験が身につく仕事か
また、これからの仕事選びで大切なことは、会社の規模や年収ではなく、今後もあなたにスキルや経験が身につくかどうかです。
次の仕事でも、スキルや経験が身につけば、また転職活動をするときにも、転職しやすくなるはずです。
ですから、他の会社でも通用するスキルや経験が身につくのか、会社選びをする上で大切なポイントなのです。
転職活動に向けた勉強をしているか
また、転職活動に向けた勉強も大切です。
特に未経験の業界へ転職活動しようとしているならば、少しでも業界のことについて、勉強しておくことです。
そういう地道な努力が、採用担当者へのやる気のアピールにもつながりますし、仕事を始めるときにも、スタートしやすいでしょう。
筆記試験の準備も行うこと
また、第二新卒の転職活動でも、筆記試験が行われることもあるので、しっかり対策しておくことです。
筆記試験はあくまで足切り程度のものなので、落ちるわけにはいきません。
採用面接で注意すべきこと
また、第二新卒の転職活動では、採用面接を受けるときに、注意すべきことがあります。
志望動機を明確にする
採用面接での失敗でありがちなことは、志望動機が明確ではないことです。
なんとなく応募していると、採用担当者には見抜かれてしまいます。
十分なアピールをするためにも、なぜその仕事を選んだのか、なぜその会社で働きたいのか、できるだけ具体的な理由を用意しておくことです。
会社のこともよく調べる
そのためには、会社のこともよく調べておくことです。
どのような商品・サービスを主軸にしている会社なのか、今後どういう展開をしようとしている会社なのか、事前に調べておきましょう。
調べておき面接で言うことで、採用担当者に対して「会社のことを良く調べている」というアピールにつながります。
ネガティブなことは言わない
また、第二新卒の転職活動になると、採用面接で「前職を辞めた理由」など聞かれれることがあります。
このときは、たとえ前職との相性が合わなかったとしても、あまりネガティブなことは言わない方が無難です。
それよりも、「やりたい仕事があること」「転職しなければ目指す道が叶わないこと」などを前向きに伝えることで、採用担当者に対して好印象を与えやすくなるでしょう。
年収や休日のことはあまり聞かない
あとは、年収や休日のことなど、あまり前のめりで聞かない方がいいと思います。
そういうことばかり面接で聞いてしまうと、「お金や休むことばかりで、仕事に対してやる気がないのではないか」と思われる原因にもなります。
たとえ気になるとしても、前のめりで聞かないことです。
もし聞きたいならば、さりげなく聞くようにしましょう。
例えば、「残業はどれくらいされていますか」「繁忙期は休日も仕事をされることがありますか」など、なるべく遠回しに聞くと、露骨ではなく聞きやすいと思います。
あなたの魅力をしっかりアピールできているか
あとは、あなたの魅力をしっtかりアピールできているかどうかです。
いくら職務経歴書に書いたとしても、口頭でも伝える必要があります。
これまでの経験やスキルで、次の仕事にもいかせられるものがあれば、そのこともしっかりアピールしていくことが大切です。
面接で行儀よくしているだけでは、十分なアピールにはなりません。
自分をアピールするのは抵抗感あるひともいるかもしれませんが、相手はあなたのことをよく知らないので、どういう人材なのかわかってもらうためにも、しっかりアピールしていくことが大事なのです。
全くアピールしないよりも、アピールし過ぎる方がいいでしょう。
相手の質問にはしっかり答える
緊張のあまりか、採用担当者の質問に対して、的確に答えられないひともいます。
冷静に聞けば答えらえる質問も多いので、まずは落ち着くことが大事です。
また一方で、自分の話ばかりするのも禁物です。
身勝手な印象を与えないためにも、採用担当者の質問にはしっかり耳を傾けて、答えるようにしましょう。
恐れを感じる必要はない
また、失敗するのではないか、と恐怖に感じるひともいるかもしれません。
しかし、採用面接はあくまでお見合いのようなものであり、採用されるときもあれば、不採用になることもあります。
それは会社との相性もあり、ある程度は仕方ないことです。
こちらとしては、できる限りの準備をして、採用面接に挑むだけです。
たとえ、不採用になったとしても、過度には落ち込まずに、次への対策を考えるといいでしょう。
また、不採用になったとしても、あなたの人格が否定されたわけでもなく、また人生が終わるわけではありません。
そんなに力を入れることなく、ある意味でリラックスして、採用面接に挑むことも大事です。
圧迫面接を受けても動じない
また、採用担当者の中には、わざと圧迫面接をしてくるひともいます。
圧迫面接を受けて、相手の反応を試している採用担当者もいるので、そういう面接を受けて落ちてしまったとしても、あまり気にしないことです。
圧迫面接を受けて採用されたとしても、必ずしもその会社が優良な会社とは限りません。
採用担当者も様々いるので、あまり気にしないことです。
会社を辞めてからの転職活動は不利なのか?
なお、転職活動は在職中にした方がいいのか、それとも会社を辞めてから始めた方がいいのか、ですが。
これは、ひとによっても違うでしょう。
あまり経済的に余裕がないひとは、在職中から転職活動を始めるのもいいかもしれません。
ただ、在職中だとどうしても時間が限られるので、時間的な余裕の面でいうと、やはり仕事を辞めてからの方が転職活動に専念はしやすいです。
いずれにしても経済的な面や自身の状況に合わせて、転職活動する必要があるでしょう。
転職エージェントに相談してみる
第二新卒の方は、転職活動にも慣れていないと思うので、何かと不安に感じることもあるでしょう。
もし、ひとりで転職活動をするのが難しいのであれば、まずは転職エージェントに相談してみることです。
エージェントに相談することで、希望する業界の動向や面接対策について、詳しくアドバイスを受けることができます。
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なので、諦める必要は全くないでしょう。
慣れないことで不安に感じることも多々あるかもしれませんが、前を向き行動していくことが大事です。