WEBデザイナーの仕事に憧れるひとも多いのですが、実際に仕事をしてみると、WEBデザイナーの仕事はなかなか大変なのです。
今回は、WEBデザイナーの仕事の大変な理由について、下記で詳しく見ていきたいと思います。
目次
なぜWEBデザイナーの仕事は大変なのか?
それでは早速ですが、なぜWEBデザイナーの仕事が大変なのか、その理由を下記で紹介していきます。
納期がキツイ
まず、よく言われているWEBデザイナーの辛い点は、納期が短いところです。
特に間に広告代理店が絡んでいる場合は、短納期であることが多いのです。なので、急いで作業しなくてはいけないことが多いのです。
また、最初は納期に余裕があったつもりなのに、クライアントの意向で計画が二転三転して、結局短納期に追われるということもあります。
残業を強いられる
また、WEBデザイナーは短納期で仕事をしなければいけないことも多いので、必然的に残業も多くなるのです。
終電遅くまで、さらには連日徹夜して休日出勤までするWEBデザイナーもいます。
勤務時間というのは形上に過ぎず、実際は常に納期やプレッシャーに追われる日々が続くことも少なくありません。
特に、WEBデザイナーの仕事は長時間労働などブラックな環境で働くことも多いので、注意する必要があるでしょう。
下記のページでも、ブラック企業で働くWEBデザイナーについて触れているので、見ておくと良いでしょう。
壁にぶち当たることも多い
また、WEBデザイナーは、デザインなどで壁にぶち当たることも少なくありません。
デザインには何が正しいというのはなく、一つ言えるとしたらクライアントの要望に合うようなデザインを作る必要があります。
ただし、クライアントからの要望も不明確なため、何度もやり取りをしながら作業を進めていくしかありません。
その途中で、デザインに納得してもらえなかったり、自身のデザイン力が足りなかったりで、壁にぶつかることもあるのです。
自身が成長するには、試行錯誤しながらも、そのような壁を何としてでも乗り越えていくしかありません。
WEBデザイナーの仕事は、常に成長が問われるので、なかなか厳しい状況に陥ることも少なくないのです。
デザインを変更させられることも多い
クライアントありきの仕事なので、いくら自分で良いデザインだと思っても、クライアントが気に入らなければ、平気でデザイン変更させられます。
なので、WEBデザイナーは自分の好きなデザインを作られるわけではなく、あくまでクライアントの趣向に合うデザインを作成しなければならないのです。
本当は違うデザインをしたいのに、なかなか自分の思い通りにデザインできないもどかしさというものがあるでしょう。
プレゼンしないといけないことも
小さな制作会社だと、WEBディレクターがいなく、WEBデザイナーがクライアントの前でプレゼンしなければいけないこともあります。
なので、デザインすればそれで終わりではなく、人前で自分のデザインを説明できるプレゼンテーション能力が必要になることもあるのです。
人前で話すのが苦手な方にとっては難しい仕事となるかもしれませんが、クライアントから仕事をもらえるためにも、ときにはプレゼン力も大切です。
また、クライアントだけではなく、社内会議でもプレゼンする機会があるかもしれないので、やはり自分のデザインについて主張することは大切なのです。
コミュニケーション能力も問われる
また、WEBデザイナーは、コーダーやプログラマーなどチームで仕事をすることもあるので、協調性やコミュニケーション能力も大切になります。
チームでプロジェクトを遂行するには、周りとの意思疎通が必要になります。
チーム内とコミュニケーションを取らなければ、よい制作物を作り上げることも難しくなります。
自分だけが出来ていれば良いという考えではなく、周りのことも考えた動きが必要になるでしょう。
人間関係で悩むこともある
WEBデザイナーは、チームで動くことも多いため、人間関係で悩むこともあります。
WEBデザイナーによっては、相手のデザインを否定したり・けなしたりするひともいます。
また、相性が合わないひとと一緒に仕事をするのは、精神的に疲れることもあるでしょう。
自分のデザインに対して周りから集中攻撃にあったり、相手と意思疎通が取れないため仕事が遅れるということもあるのです。
そういう人間関係に悩まされ、精神的に疲れを感じてしまうWEBデザイナーも少なくありません。
日々勉強しないといけない
また、デザインに終わりがないため、日々流行りのデザインなどを勉強しないといけません。
自分が時代に取り残されないためにも、最新のトレンドや技術について学び続ける必要があるでしょう。
WEBデザイナーの勉強には終わりがないのです。
デザイン以外のスキルも求められる
また、これからのWEBデザイナーは、デザイン以外のスキルも求められます。
それは、ライティング技術やプログラミング、マーケティングなど、デザイン以外のスキル・実績を持っていないと、生き残れない可能性があるのです。
デザインをするWEBデザイナーは、すでに多くいるため、仕事を得ていくためには、より高度なスキル・付加価値を持つWEBデザイナーが必要になってくるのです。
WEB業界に生き残るためには、デザイン以外のスキルも身につける必要があるでしょう。
WEBデザイナーは決して給料が高くない
過酷な環境で働くWEBデザイナーですが、それでいて給料はそれほど高くなく、安い場合も多いのです。
長時間労働を強いられるWEBデザイナーでも、月収20万円いくのがやっというひとも少なくありません。
安月給で働かされているWEBデザイナーも少なくないのです。
ですから、もっと周りの会社に目を向けてみることも大事でしょう。
会社によっては、いまの給料よりも全然多く出してくれるところもあるはずです。
自分が知らないだけであったりするので、試しに周りに目を向けてみることも大事でしょう。
下記のページでも、WEBデザイナーの給料について触れているので、参考にしてみると良いでしょう。
これからもWEBデザイナーへのニーズは増えてくる
WEBデザイナーの仕事は、このように大変な面も多々ありますが、ただし、今はIT化が進んでいるので、自社サイト・メディアを作りたい会社も多いですし、WEBデザイナーへの需要は今後も高まっていくでしょう。
また、WEBデザイナーとしてスキルやコネが身につけば、独立することも不可能ではありません。
下記のページでも、フリーランスのWEBデザイナーについて書いているので、参考にしてみると良いでしょう。
将来もWEBデザイナーで活躍していくためには、日々努力し続けることが大切です。
現状に甘んじることなく、自身のデザインスキルやその他の技術に対しても貪欲に勉強していくと良いでしょう。