- 『ユーカーパックでトラブルはあるの?』
- 『ユーカーパックで注意すべきことは何?』
ユーカーパックについて、気になることも多いでしょう。
そこで今回は、ユーカーパックの注意点など、詳しく触れていきます。
目次
- 1 ユーカーパック
- 1.1 会社情報
- 1.2 オークション型中古買取サービス
- 1.3 最大8,000店舗から価格提示
- 1.4 手数料無料
- 1.5 業者への連絡や査定は一回で済む
- 1.6 交渉する必要がない
- 1.7 入札状況はリアルタイムで見ることができる
- 1.8 個人情報が非公開
- 1.9 売るお店を選ぶ必要がない
- 1.10 安く買い叩かれる心配もない
- 1.11 車の引き取りにも来てくれるので手間いらず
- 1.12 カスタムカーも出品可能
- 1.13 ローンが残ってる車も出品可能
- 1.14 法人も利用可能
- 1.15 複数台出品も可能
- 1.16 ユーカーパックの利用流れ
- 1.17 自宅や近くのガソリンスタンドで査定してもらえる
- 1.18 土日査定も可能
- 1.19 査定は1時間から1時間半くらい
- 1.20 出品から振込まで最短2~3週間程度
- 2 ユーカーパックで起こりやすいトラブル・注意点とは?!
- 3 ユーカーパックで売れない原因・対策方法
- 4 まとめ
ユーカーパック
それでは、まずユーカーパックについて、見ていきましょう!
会社情報
会社名 | UcarPAC株式会社 (ユーカーパック) |
---|---|
英文社名 | UcarPAC Co. LTD. |
設立 | 2012年3月6日 |
本社所在地 | 〒134-0083 東京都江戸川区中葛西3丁目 33番11号 マルカビル6F |
代表者 | 代表取締役 中谷 圭吾 |
オークション型中古買取サービス
ユーカーパックでは、担当者が車を査定した後に、査定結果をもとに車をオークションにかける、
オークション形式の中古車買取サービスになります。
最大8,000店舗から価格提示
ユーカーパックでは、多くの中古車販売業者が参加しており、
なんと最大8000社が、あなたの車を競り落としてくれます。
圧倒的に多数の業者の目に触れる仕組みができており、
ユーカーパックで出品すれば、多くの業者からの価格提示が見込めて、
業者間の入札額のつり上げが起こることで、高価買取が狙えるのです。
手数料無料
ユーカーパックは、査定から出品、成約に至るまで、
陸送費用など含めて、手数料は一切かかりません。
業者への連絡や査定は一回で済む
よくある一括査定サイトに車売却を依頼すると、
複数の会社から連絡が来たり、何度も査定してもらわないといけません。
その点、ユーカーパックで車を売れば、業者への連絡も査定も一回で済みます。
しつこい電話や強制もありませんので安心して利用できます。
交渉する必要がない
ユーカーパックを利用すれば、いちいち中古車買取業者と交渉する必要がありません。
値切られることもなく、各業者が判断して、最適な値段を出してくれます。
入札状況はリアルタイムで見ることができる
ユーカーパックの入札状況は、マイページよりリアルタイムで見ることができます。
個人情報が非公開
よくある一括査定サイトは、多くの業者に見積もりをしてもらう関係上、
他の会社にも個人情報を開示する必要があります。
一方で、ユーカーパックでは、車の購入者以外には個人情報が公開されることもありません。
ユーカーパックは、オークション形式の売買なので、
個人情報が伝わるのは、車の購入者(買取業者)だけです。
売るお店を選ぶ必要がない
なるべく高く売りたいので、どのお店がいいのか、わからないこともあるでしょう。
その点も、ユーカーパックならば、複数社から検討され入札が入るので、
わざわざ売るお店をこちらで選ぶ手間もかかりません。
安く買い叩かれる心配もない
ユーカーパックはオークション形式で、複数の買取業者の目に止まるので、
一社だけに頼むよりも安く買い叩かれる心配もなく、相場価格で落札されるでしょう。
高額買取も十分に狙えます。
車の引き取りにも来てくれるので手間いらず
ユーカーパックでは、車の引き取りや輸送も行なってくれるので、
わざわざこちらが動く必要もなく手間もかかりません。
カスタムカーも出品可能
ユーカーパックでは、カスタムカーでも出品可能な場合が多いです。
ただ純正パーツがあり、売却できる場合は、買取価格が高くなる傾向にあります。
ローンが残ってる車も出品可能
ユーカーパックでは、ローンが残っている車の出品も可能です。
売買成立時には、ローン会社への一括精算をして、所有権の解除手続きを行います。
なお、売却金額がローン残高より不足している場合は、
不足金額分をユーカーパック経由で支払う必要があります。
法人も利用可能
法人名義の車でも、中古車販売店以外(自動車を生業にしていない業種)であれば、
ユーカーパックを利用することができます。
複数台出品も可能
ユーカーパックでは、複数台の出品も可能です。
複数台出品する旨をオペレーターに伝えれば、同じアカウントから複数台出品が可能です。
ユーカーパックの利用流れ
- 査定申込(PC・スマホから申込可)
- 査定結果をもとにオークション出品・売却相手決定
- 売買成立(必要書類の提出・車引き渡し)
- 売却金額の振込・取引終了
このように、ユーカーパックは非常に簡単に負担なく利用できます。
自宅や近くのガソリンスタンドで査定してもらえる
ユーカーパックは、自宅での査定はもちろんのこと、
自宅以外でも、近くのガソリンスタンドで査定してもらうことも可能です。
土日査定も可能
ユーカーパックは、土日査定も可能なので、
平日お仕事で忙しい方も利用しやすいですね。
査定は1時間から1時間半くらい
オークション出品に備えて、しっかり査定や撮影なども行うので、
査定は1時間から1時間半くらいかかる見込みです。
なお、査定は立ち合いはもちろん、その場を離れて、
査定が終わったら連絡をもらい、現場に戻ってくるのでも構いません。
出品から振込まで最短2~3週間程度
ユーカーパックでは、売買成約し必要書類提出も完了したら、
およそ3~10営業日以内には、指定口座へ買取金額が振り込まれます。
なお、出品から振込までならば、最短2~3週間で完了します。
ユーカーパックで起こりやすいトラブル・注意点とは?!
では、ユーカーパックで起こりやすいトラブルは何か、
どのような点に注意すべきなのか、詳しく見ていきましょう!
出品後のキャンセル不可
ユーカーパックでは、オークション出品後に、出品キャンセルすることはできません。
なので、事前によく考えてから出品を行いましょう。
なお、出品から約5日経過すると自動的に出品が終了となり、
再出品するかしないかを選ぶことができます。
売り切り価格を設定する必要がある
ユーカーパック では、出品時に車の売り切り価格(最低希望価格)を決める必要があります。
そして、オークション時に、設定した売り切り価格を超えた場合は、
自動的に落札(売却承認)となり、必ず売却しなければなりません。
もし、売却せずにキャンセルした場合は、10万円の違約金が発生します。
ユーカーパックの違約金一覧
第31条(違約金)
1.以下の各号のいずれかに掲げる場合、出品者(販売者)は、当社に対し、違約金として当該各号に掲 げる金額を支払うものとします。
(1)本取引成立後の販売者の責による本取引の中止:10万円
(2)第21条第1項に基づき販売者契約が解除となった場合:10万円
(3)第19条第1項で定める所定の期限までに、当社に当社所定の必要書類を引き渡さなかった場合: 5万円、以降7日ごとに1万円
(4)第19条第1項で定める所定の期限までに、当社および購入者または購入者が指定する陸送会社に 対象車両を引き渡さなかった場合:5万円、以降7日ごとに1万円
(5)UcarPAC利用規約の違反の程度が著しいと認める場合(車両を落札したユーザー出品車両落 札事業者への直接的な連絡した場合を含む。):5万円
(6)24条に定める自動車税・軽自動車税の納付書を当社が指定する期日までに送付しなかった場合: 5万円
2.前各項に定める違約金の支払義務は、本取引の売買契約の不成立または解除の場合においても消滅しないものとします。
引用元:ユーカーパック公式サイト
ケース | 違約金 |
---|---|
取引成立後のキャンセル | 10万円 |
必要書類の提出が遅れた場合 | 5万円 |
車両の引き渡しが遅れた場合 | 5万円 以降7日ごとに1万円 |
利用規約を違反した場合 | 5万円 |
自動車税納付書の送付が遅れた場合 | 5万円 |
売り切り価格設定は低すぎないこと
このように、ユーカーパックでは違約金が発生するので、
損をしないためにも、売り切り価格の設定を低くし過ぎないことです。
売りたい車の相場価格を事前によく調べて、適正な売り切り価格を設定しましょう。
売却承認後のキャンセルも不可
また、入札希望金額が売り切り価格に届いていなくても、
もし、売却を承認したら、その後はキャンセルすることができません。
キャンセルすると、10万円の違約金が発生します。
一度売却承認したらキャンセル不可なので、承認するかはよく検討しましょう。
また、承認しなくても、その後再出品することができます。
必要書類の提出遅れ:5万円
- 車検証
- 身分証明書
- 自動車税納税証明書
- 自賠責保険証明書
- リサイクル県
- 住民票(車両購入後に引越した場合など)
- 戸籍謄本(車両購入後に姓が変わった場合など)
- 印鑑登録証明書
- 実印(軽自動車は認印可)
- 譲渡証明書(ユーカーパックから送られてくる)
- 委任状(ユーカーパックから送られてくる)
車を売却する際は上記のような書類の提出が必要となります。
もし、必要書類の提出が遅れると、違約金5万円を請求されることがあるので、
ユーカーパックでの出品前には、あらかじめ必要書類の事前準備をしておきましょう。
例えば、自動車税納税証明書は、支払い忘れだったり、
クレジットカード納付の場合は、申請発行が必要なので注意しましょう。
車両の引き渡しが遅れた:5万円、以降7日ごとに1万円
ユーカーパックでは、車両の引き渡しが遅れた場合も、違約金が発生します。
売買成立から8日以内に、車両引き渡しと書類の送付を行う必要があります。
もし、車両の引き渡しが遅れたら5万円、以降7日ごとに1万円の違約金が発生します。
利用規約に違反した:5万円
また、利用規約に違反すると、違約金5万円が発生します。
例えば、ユーカーパックを通らずに業者と直接連絡と取るなどすると、利用規約違反となります。
査定時の状態と違うと減額・キャンセル対象
ユーカーパックでは下記の点について注意が必要です。
- 査定時から車両の引き渡し時までの走行距離が1000kmを超えないこと
- 査定後の事故などによりキズ・へこみなど、車両の程度に変更がないこと
査定後に走行距離が1000km超えていたり、事故などでキズやへこみなどあると、
買取価格の減額、またはキャンセルの対象となることがあります。
査定後も普段通りに車利用できますが、十分に注意しましょう。
売る気がないと利用できない
ユーカーパックはオークション形式で売却先を探すため、
売却予定がない場合は、査定依頼することができません。
売れない・入札が入らない
また、実際にユーカーパックで車を出品しても、なかなか売れない、入札が入らない場合もあります。
その際は、下記のような原因、対策を行う必要があるでしょう。
ユーカーパックで売れない原因・対策方法
なぜユーカーパックで車が売れないのか、
入札が入らない原因について、詳しく見ていきましょう。
入札が全くないケースは少ない
まず、ユーカーパックは知名度も上がってきており、
8000社以上の買取店が参加しているので、
入札が全く入らないというのは、少ないケースです。
それでも、車が売れないとすると、下記のような原因が考えられます。
売り切り価格が高すぎる
もしかすると、売り切り価格が高すぎるのかもしれません。
売り切り価格は入札業者にはわかりませんが、入札額が売り切り価格に届いたかどうかはわかります。
なるべく高く売りたい気持ちはよくわかりますが、
あまりにも相場とかけ離れた売り切り価格の設定では、
「車を売る気がない」と判断されてしまい、入札が入りにくくなることがあります。
もちろん売り切り価格を超えると自動的に売却承認されるので注意が必要ですが、
中古車の相場をよく調べて、慎重に売り切り価格の設定を行う必要があります。
ユーカーパックに不向きな車を出品している
人気車種や状態の良い車、海外でも人気のある車種に比べて、
不人気な車やマイナーな車は、入札が入りにくいこともあります。
状態が悪かったり、事故歴があったり、
もしくは廃車同然の車は、買い取っても高く売れない可能性もあるので、
ユーカーパックでも入札が入りにくいことがあります。
不動車はユーカーパックで査定・出品することができません。
ちなみに、もし不動車や廃車同然の車を買取して欲しい場合は、
カーネクストというサイトが、廃車買取も得意としているので、おすすめです。
焦らない
ユーカーパックでは、最大約60日間出品が可能です。
一度の出品で満足いく入札価格が得られなかったとしても、
期限内であれば何度でも出品可能なので、売却を急がずに、
じっくり取り組むことも大事です。
洗車・室内消臭
ユーカーパックで、車を少しでも高く売るためには、
車を清潔に保つことが大事です。
洗車や、車内の消臭清掃は行っておいた方が、
写真写りもよく、査定でも良い評価を得られるはずです。
まとめ
以上のように、ユーカーパックで起こり得るトラブル・注意点について、詳しくお伝えしてきました。
トラブルになりそうな点を注意しておけば、問題なくユーカーパックで車を売ることができます。
ユーカーパックでは、オークション形式で車が高く売れる可能性も十分にあります。
ぜひ上記でお伝えしたことも参考にして、ユーカーパックを利用してみましょう!