もし自分の車が事故に遭い、事故車となった場合に、その車を修理すべきなのか、買い替えるべきなのか、迷うこともあるでしょう。今回は事故車を買い替えた方が良いのかについて詳しくお話ししてきます。
目次
事故車は修理すべきか、買い替えるべきか
自分の車が事故車になったけど、車に愛着がある人は修理してそのまま使い続けたいと思う人もいるでしょう。けれども、事故車の買取相場や安全面などを見て、よく慎重になった方がいいでしょう。事故車を修理するか、買い替えるかは下記のことも含めて検討すると良いでしょう。
車の年数はどのくらい経っているか?
まず、事故を起こしてしまった自分の車の年数を調べましょう。もし5年未満であれば、買い替えでも高く売れる場合があります。事故した程度にもよりますが、かすり傷程度であれば、年数も浅いと高く売れる可能性もあるのです。また、修理の度合いによっても査定額に影響してくるでしょう。外観がほぼ元に戻っているようならば、まだまだ高く買われる可能性があるかもしれません。しかし、これが5年、10年と経過していると評価はぐっと落ちてしまいます。買い替えを希望しても、思うような査定金額を得られないこともあるでしょう。
修理費用がいくらなのか?
また、事故車を修理する場合は、修理費用がいくらなのかをよく把握しておきましょう。車の状態により、修理費用は数万円から百万円近くまでかかることもあります。もし、高額な修理費用がかかるならば、買い替えた方が安い場合もあるのです。それでも車に愛着がある場合は修理したいと思うかもしれませんが、経済面で考えると必ずしも直した方がいいとは限りません。新しく中古車を買った方が安い場合もあるのです。事故車を修理すべきか、買い替えるべきかは、修理費用によるところも大きいでしょう。
保険会社から支払われる金額はいくらか?
また、事故車を修理に出すか、買い替えるかの判断材料として他に挙げられるのが、保険会社から支払われる金額です。自分が入っている保険内容や自分が加害者である事故の場合は、保険会社から満足いくお金をもらえない可能性も高いです。自損事故の場合も保険内容によっては、思うような金額を貰うことができないでしょう。一度、事故車に対していくらくらいお金がもらえるのか、よく聞いてみるといいでしょう。それにより修理に出すか、車を乗り換えるかも違ってくるでしょう。
修理の塗装跡が気にならないか
あとは、事故車を修理に出す場合に、修理後の車の歪みや塗装のムラなどが気にならないかどうかです。これは技術者にもよるところですが、修理後に何かしらの跡が残ることもあります。特にきれいにしていた車であったり、新車であった場合は、修理跡というものが気になったりもします。それらが気にならないのであれば、乗り続けてもいいかもしれませんが、気になるようであれば、思い切って買い替えを検討してみてもいいかもしれません。気持ち良く乗れないのであれば、運転していてても苦痛でしょう。それならば、新しい自分が気に入った車に乗り換えるのもありなのです。
安全性で問題ないか
あとは修理に出して本当に安全面で問題ないかということでしょう。修理後にハンドルが傾いてしまうことはないか、車体の傾きがないかなど、ちょっとした事故で車に様々な支障をきたす場合もあります。少しの事故でも神経質になって色々調べて見るべきでしょう。修理担当者に本当に修理に出して問題なく乗れるか聞いてみてください。できれば、一社だけでなく複数社に聞いてみるべきです。車の運転は命に関わることなので、本当に修理すべきなのかは、慎重に考えるべきなのです。
修理費用をもらって、車の買い替え資金に充てるのはOKなの?
事故車のドライバーの中には、保険会社からもらった修理費用で、車の買い替えをしたい人もいるでしょう。確かにこのような方法もなくはないかもしれませんが、もちろん保険会社はそのような意味で修理代を渡してはいなく、また規定にも書いていないでしょう。後々のトラブルを避けるためにも、修理費用を車の買い替えに充てる行為は避けた方がいいでしょう。規定によっては、罰則の対象になる場合もあります。避けた方が良い行為と言えるでしょう。
保険会社の修理見積もりは正しいのか?
保険会社から提示される修理見積もりが正しいとは限りません。修理を保険会社任せにするのはよくないでしょう。だいたい保険会社は少しでもお金を払いたくないわけです。なるべく少ないお金で済むようにあの手この手で言いくるめようとします。なので、修理の見積もりは自分でも調べた方がいいです。出張で見積もり費用を出してくれるところはいくらでもあるので、自分でも詳しく調べてみましょう。
車の時価査定額は本当に正しいの?
これも怪しいところです。車の時価査定額も買取業者によっても全然違います。保険会社任せにしていたらもっと安く見積もられる可能性が高いです。時価査定額もよく自分で調べてみましょう。こちらも出張で事故車の見積もりをしてもらえます。実際に専門の人に見てもらうことが一番です。保険会社任せにするとそんなに詳しくなかったり、自分都合の査定額しか出してきません。やはり、自分でも調べることが一番なのです。
カーネクストならば事故車・廃車の無料見積もりを依頼できます。
修理に出すならばディーラーと街の車屋どちらがいいの?
事故車の修理を出す場合に、大手自動車メーカーか街の車やどちらに出す方がいいか迷うこともあるでしょう。これはどちらもどっちです。例えば販売元のディーラーの方が部品が備わっているかもしれませんが、必要最低限の箇所しか見ないでしょう。多くの車を扱うため、また本来メーカーは新車を売るのが最優先のため、あまり細部まで見てくれないこともあるでしょう。また逆に、街の車屋さんだと部品が十分に備わっていないため、修理期間も長くかかる傾向にあります。しかし、ディーラーよりも安い傾向にあるので、どちらがいいとは簡単には言えません。ただ、一番いいのは、知り合いの車屋さんに頼むことです。知り合いの車屋さんならば、丁寧に見てくれます。また気心も知れているので、自分の車のことも良くわかってくれていて、細かいところも見てくれるでしょう。費用もディーラーに比べたらそんなに高くないでしょうから、知り合いの車屋さんがいたら、そちらを一番オススメします。もし知り合いの車屋さんがいないのであれば、近場の車屋さんに聞いてみるのもいいでしょう。ただ今後のことも含め、知り合いの車屋さんは一社は持っておくと後々の強い味方になります。
事故車を修理すべきか、買い替えるべきか
事故車を修理すべきか、買い替えるべきかの判断ですが、様々な点を考慮するべきでしょう。仮に保険金で事故箇所をきれいに修復できたとしても、車を売却するときに事故歴車ということで、査定で大きく影響することもあります。なので、修理に出すにしても後々の売却まで考えないと損をすることになるでしょう。
上記でも説明しましたが、事故車の買取査定額・買い替えを検討している車の総額費用・保険会社以外での修理見積もり金額・事故していない場合の自車の下取り相場・修理した場合に事故歴車に該当するのか・修理したら元の状態に車が戻るのか、などを検討材料にしてよく考えて判断しないといけません。車の状態や時価査定金額によりそれぞれ違うので、簡単に修理すべき、買い替えすべきとも言えません。将来に大きく関わることでもあるので、慎重に検討すべきでしょう。
事故車の買取査定金額を調べる方法
事故車の買取査定金額を調べる方法ですが、まず一括無料買取査定サイトに行きましょう。今は事故車対応の買取サイトも多くあります(下記で事故車買取サイトをご紹介しています)。サイトに見て、必要事項を記入しましょう。一括査定なのか無料出張査定なのかも選びます。ネットで無料出張査定を申し込むことができるのです。これなら、わざわざ実店舗に持って行く必要がなく、自宅に置いた事故車を簡単に見て査定してもらうことができます。やはり、出張査定の方が実際に車を見てもらうので、確かな金額を知ることができるのです。なので、詳細な金額が知りたいならば、無料出張査定がいいでしょう。無料査定見積もりを依頼する場合は、日時を指定すれば、あとは指定日に見てもらうだけです。実際に査定担当者と会えば、詳しい車のことも聞けるので出張査定はメリットが大きいのです。
査定金額を比較して業者を決定する
査定金額が複数社から出てきたら、あとは高く売れそうな業者を選びましょう。実際に査定金額はディーラーよりも中古車専門の買取業者の方が高く売れる傾向にあります。それは、専門業者の方が知識も経験も豊富で、販売ルートも多く持っているので、売れる可能性が高いのです。だから、事故車でも良い値段で買い取ってもらえることもあるのです。ぜひ諦めずに色々な買取業者に見積もり依頼を出してみましょう。
オススメな中古車・事故車買取業者
下記ではオススメの買取業者をご紹介しています。事故車も買い取る業者もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
事故車・廃車の買取も可能のカーネクスト
カーネクストならば、事故車や廃車も買い取ってもらうことができます。カーネクストは事故車や廃車を専門的に扱っている会社なので、事故車の見積もりはぜひカーネクストに依頼してみましょう。
事故車・廃車見積もり可能の廃車ドットコム
廃車ドットコムでは、事故車はもちろん廃車の見積もりも可能です。面倒な廃車手続きも任せられるので、廃車を考えているドライバーにもオススメしたい買取業者です。
業界最大手中古車買取店のガリバー
ガリバーは業界最大手の中古車買取専門店になります。全国におよそ520店舗を持ち、気軽に買取査定を依頼できる会社です。かなり多くの年間台数を売りさばいているので、試しに無料見積もり依頼を出してみるのもいいでしょう。