遺品整理の業者に頼まずに、自分で行うことを考える方もいるでしょう。もしかしたら、一人で遺品整理をしようと考える方もいるかもしれません。当然自分だけで遺品整理をするのは大変ですが、遺品整理を自分で行う場合に、どのようなことに気をつけるべきなのか、詳しく見ていきましょう。

遺品整理を自分で、ひとりで行うときに用意したいもの

自分たちだけで遺品整理を行う

とにかく遺品整理というのは、膨大な量を整理することになるので、自分だけで行うのは大変なことです。ただ、それでもいろいろな事情があり、自分で遺品整理をする際は、ある程度の準備をしておきましょう。

軍手・マスク・汚れても良い服・スリッパ・タオル・カイロ(冬場の場合)・掃除道具・殺虫剤・ダンボール・ゴミ袋・マジックテープ・マジック・ハサミやカッター・車(できればトラックなど大きい車)など。

最低限でもこのようなものは準備しておくことが必要です。特に、ダンボールやゴミ袋に至っては、相当な数が必要になると思います。

特に高齢になるとものを溜め込む傾向にあり、相当な数のものが出てくることが予想されるからです。

害虫が住み着いている可能性もあるので殺虫剤は必須

古い建物や、ものやゴミで溢れかえっている部屋は、ゴキブリなどの害虫やねずみなどが住み着いている可能性もあるので、殺虫剤も持って行った方が良いと思います。その際には体への害を避けるためにも、マスクや手袋(軍手など)は必ず準備しましょう。

故人が賃貸契約の場合はいつまで契約しておくか考えること

遺品整理をする際に考えなければいけないのが、故人が賃貸に住んでいた場合に、いつまで契約しておくかです。

当然、なるべく早く契約終了した方が良いでしょうが、かといって急ぐと思うように遺品整理ができない可能性もあります。自身のスケジュールを踏まえて、時には一ヶ月延長することも考えながら、賃貸契約について考えていきましょう。

遺品整理する前に残すもの捨てるものを予め決めておく

遺品整理をする前に決めておくこと

また、遺品整理をする前に、予め残すもの捨てるものをある程度決めておきましょう。その方が、遺品整理中にものを残すかどうか迷うことなく、スムーズに作業がしやすくなります。

何を残すのか、何を捨てるかは、ある程度は予め決めておくようにするといいでしょう。

相続人の間でも遺品についてよく話し合っておくこと

また、相続人の間でも遺品についてよく話し合っておくことが大切です。誰がどのような遺品を相続するのか、どのように分けるのか、予めある程度話し合っておきましょう。その方が、後々に相続で揉めることを避けられる可能性もあります。

遺産相続は揉めやすいので、相続についてはよく話し合っておきましょう。

一人だけで遺品整理せずになるべく家族に参加してもううこと

遺品整理は一人では大変

遺品整理というのは大変な作業です。一人で行うのは相当しんどいので、なるべく家族に協力してもらいましょう。家族みんなで行った方が、遺品を残すか捨てるか、その都度判断できますし、後で揉めることが少なくなるでしょう。

その都度遺品確認ができるので、別日に話し合う手間も省けます。また、故人とのつながりを家族でも再確認できる良い機会です。できることならば、家族で予定を合わせて、みんなで遺品整理を行いましょう。

遺品整理は必ず車を用意した方がいい

遺品整理を行う場合は必ず車を用意しましょう。家具など大きな遺品を運ぶのに役立ちます。できたらトラックなどがいいですが、車は用意した方が何かと便利です。自分たちで遺品整理を行うならば、レンタカーを用意してでも遺品整理を行った方が良いでしょう。

大きなゴミは自治体のゴミ収集場に直接持っていくと便利

例えば布団など大きなゴミは、自治体のゴミ収集場に直接持って行き、お金を払うとそのまま引き取ってくれる場合があります。なるべく安くゴミを処分したいならば、自治体のゴミ収集場に持って行きましょう。

事前に電話などで問い合わせて、どのようなゴミを持ち込みで引き取ってくれるのか、よく確認しておくと良いでしょう。

遺品は結構高く売れる場合もある

遺品は結構高く売れる場合もある

骨董品や美術品などの遺品は、意外と結構高く売れる場合もあるのです。そのようなものが出てきたら、骨董品などを専門にする買取店に問い合わせてみるといいでしょう。

遺品整理をしていると、いろいろ高そうなものも見つかると思うので、ただ処分するのではなく、一度査定に出してみることをオススメします。意外と良い値段で売れる可能性もありますよ。

どうしても自分だけで難しい場合は業者への相談も検討すること

自分で遺品整理をしようとしても、どうしてもなかなか片付きそうにない場合は、業者に相談してみるのも選択肢のひとつです。

やはり、協力を得た方が作業がスムーズに進む場合もあります。自分だけで行おうとしても、いろいろ故人との思い入れがあり、作業がなかなか思うように進まないということもあります。

第三者の力を借りた方が、遺品整理も早くできる可能性もあるので、一度見積もりだけでも取ってみるのもいいでしょう。下記でも、遺品整理を専門に扱う会社を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!