2019年10月以降は消費税が10%の引き上げられ、当然物価も上がっていきました。
しかし、その一方で給料が上がる見込みはありません。
増税により物価だけ上がり、給料が上がらない今、日本に住む我々はどう生きていけば良いのか、考えていきたいと思います。
増税しても給料上がらなければ、どうすればいいの!?
消費税が10%に上がっても、今後も消費税が上がらないという保証はどこにもなく、さらに消費税が上がる可能性は十分にあります。
それでいて、給料は上がらず、むしろ減っていく可能性もあります。
外国人労働や派遣の拡大も影響している
給料が上がらない問題は、原因のひとつとして、外国人労働や派遣が増えたことが上げられると思います。
つまり、賃金を上げなくても、低賃金で働くひとがいるため、なかなか給料は上がっていきません。
外国人労働者や派遣社員は今度も増えて行くでしょうし、また低賃金でも優秀な人材が得られることもあるので、なかなか給料は上がっていかないのです。
低価格路線だと給料も上げられない
また、会社が低価格路線で勝負しようとすると、薄利多売でなければ会社も十分な利益を得られないので、低価格だけで売り出すと会社の利益を稼ぐことは、なかなか難しい面もあり、その分社員の給料も増えていかないということがあります。
今は、お金がないひとも多く、どうしても低価格路線で勝負せざるおえないこともあり、会社自体も苦しいとことが多いのです。
消費税が上がるだけで会社が潤うわけではない
増税により物価が上がるとしても、それは税金分だけであり、会社が潤うことではありません。
また、原価も上がってくると、さらに会社の利益を確保することが難しく、社員の給料にも影響してきます。
アルバイトの最低賃金が微増するだけ?
正社員の給料は一向に上がらず、上がっているのは、アルバイトの賃金だけかもしれません。
しかも、アルバイトの賃金アップも微増で、アルバイトだけで安心して生活していくのは、なかなか難しいでしょう。
つまり、もともと安かったアルバイト賃金が、若干底上げされた程度とも言えなくないでしょう。
景気が良くなっている実感がない
このような状況なので、実際景気が良くなっていると感じてる方は、それほど多くないと思います。
失われた20年、さらには30年と言われるように、多くのひとが経済的に苦しい思いをしています。
お金に余裕のあるひとはわずかで、資産家と労働者との差は、今後も益々広がっていくことが安易に予想できます。
今度は益々生活が苦しくなる
実際問題として、正社員の賃金は上がらず、大企業もリストラを行うのが普通の世の中です。
そういう社会状況では、益々庶民の生活が苦しくなっていくでしょう。
貯金してもなかなかお金は増えていかない
既に、経済的に苦しい社会状況が続いているので、貯金をしているひとも多いと思います。
しかし、給料が増えていかないので、頑張って貯金をしても、貯金額はなかなか増えていきません。
特に、所帯持の方や一人暮らしの方だと、なかなか貯金するのも難しいでしょう。
仮に月1万円で年12万円貯金ができたとします。
もし順調に貯金できたとして、10年でようやく120万円貯められることになります。
そして、1,000万円を超えるには、84年貯金しなくてはなりません。
もうその頃には、健康状態も考慮する必要があり、老後は貯金を切り崩して生活しているかもしれません。
おそらく、月1万円貯金するのも難しいときがあるでしょう。
老後2000万円問題
しかも、昨今のニュースでも、老後は年金以外に一人あたり2,000万円必要と言われる時代です。
夫婦なら、合計4,000万円必要な計算になります。
このように、微々たる貯金をしてもなかなかお金は満足いくように増えていかないのです。
銀行の金利はかなり低く、貯金をしてもせいぜい数十円単位の金利しかつかないでしょう。
もはや今の時代は貯金をしているだけでは、豊かに生活することができないのです。
節約しても限界がある
いつかのテレビ番組で、主婦がかなりの節約生活を家族に強いて、貯金をしていたケースがあります。
この方は、節約生活だけではなく、懸賞活動もしており、結局1,000万円近く貯めることができました。
確かにこういうケースもあります。
節約生活はかなり過酷
しかし、実生活を見ていると、かなりの節約生活でした。
旦那はお小遣いがないに等しく、家族が新しいものを購入することは皆無です。
家族でお出かけするにも、お金がかかることはできず、かなりの制約をしている感じでした。
このように、貯金だけでお金を増やそうと思うと、生活がかなり質素な厳しい生活になってしまうのです。
それを楽しいと思えるならば、それも良いかもしれませんが、端から見たらケチな性格に見られることもあるでしょう。
おそらく、他のひととは、食事に行ったりなどの普通の交流はできなくなるはずです。
しかも、そこまで頑張って節約しても、貯金2,000万円には届かないので、いかに老後生活のための貯金が大変か、容易に想像することができます。
だからこそ資産運用に目を向けるべき
物価ばかり上がり、なかなか給料や貯金が増えていかない今こそ、一般のひとも資産運用を考えるときなのです。
資産運用を行えば、今ある貯金をさらに増やせる可能性があります。
確かに、資産運用というと、大事な貯金を失ってしまう不安もあるでしょう。
株式投資やFXはハイリスクハイリターン
ちなみに、株式投資やFXは投資と言われる部類で、大きく稼げる可能性がある一方で、資金を失う可能性もあります。
なので、投資に関して初心者の方には、このような投資はおすすめしません。
初心者の方には投資信託がおすすめ!
もし、資産運用経験のない方が、これから運用を始めるならば、やはり安定性が高いと言われる投資信託がおすすめです。
投資信託の方が、株式投資やFXと違って、短期間に大きく儲けられるわけではありませんが、長期運用するほど利益を上げられる可能性があります。
実際に、資産運用しないのとするのでは、金融資産に10倍以上の開きが生じるとも言われています。
なので、安定して資産運用を行いたいならば、特に初心者の方には投資信託がおすすめです。
現在は、上記のようにロボアドバイザーによる自動運用も可能です。
評判も良いので、気になる方はぜひチェックしてみると良いでしょう。
資産運用は少額からでも可能!
資産運用は、お金持ちのひとしかできないわけではなく、少額からでも運用が可能です。
むしろ、お金がないからこそ、今のうちから始めてみることをおすすめします。
やはり、資産運用は運用期間が長いほど、資産は増えていきやすいのです。
お金を増やしていく意識を持つ
単にお金を貯金していただけでは、お金は一向に増えていきません。
一般にひとが、貯金で大金を得ることはなかなか難しいでしょう。
全く貯金をしなくて良いとは言いませんが、少し貯まったら、投資に回して、お金にお金を稼がせる方が、より早くお金が貯まると思います。
今現在、貯金が少なかったり、お金がなかなか増えないと感じている方は、今後は将来のためにも、お金に関する知識をつけることをお勧めします。
資産運用に関する意識を持ち、取り組んでいけば、将来的には老後の生活に困らないほどの資産を得ることもできるはずです。