これからフリーランスになりたい方は、「いくらお金があればフリーランスとして生活できるのか」気になるひともいると思います。
目次
フリーランスになるならば、貯金はいくら必要か?
そこで、「いくら貯金があればフリーランスとしてやっていけるか」個人的な体験も踏まえて、伝えていきたいと思います。
無貯金スタートはかなり危険
まず、ネットを見ると無貯金でフリーランスを始めたひともいるようですが、これは結構危険です。
なぜならば、フリーランスを始めてもすぐに仕事が得られるわけではないので、相当ジリ貧状態が続くと思います。
フリーランスになるとわかりますが、結構お金を稼ぐのが大変であることに気づきます。
理想は、二年無収入でも生活できるくらいの貯金
やはり理想としては、2年間無収入でも生活できるくらいの貯金があると理想です。
2年間生活できるくらいのお金があれば、ある程度は余裕を持ち仕事もできるでしょう。
何度も言いますが、フリーランスを始めてもすぐに仕事が得られないことも多いのです。
また、スキルや経験を身に付ける上でも、経済的な余裕があった方が仕事にも集中しやすいでしょう。
また、2年間生活できる貯金も家族を持っているかいないかでも違うでしょう。
会社員からフリーランスになると、税金や保険で結構取られる
また、会社員からフリーランスになると、前年度の年収から計算されるので、税金や保険で結構取られることがあります。
なので、税金や保険の支払いも加味しながらの貯金が必要です。
結構家賃以外に、この税金や保険がボディブローのように毎月支払いがあるので、効いてくると思います。
貯金が削られていく精神的なプレッシャー
そして、フリーランスになり仕事が得られず支出ばかり多くなると、貯金が削られていく精神的なプレッシャーが大きくのしかかります。
常にお金が減っていくと、ストレスもかかるものです。
それにも耐えながらフリーランスを続けていくのは、なかなか容易ではありません。
いかに会社員は守られていたか
そして、いざフリーランスとして生活していくと、「いかに会社員が守られていたか」を痛感することになるでしょう。
会社員であれば、毎月安定した収入が入ってきますが、フリーランスになるとその後ろ盾がありません。
それがどんなに恵まれていたのか、きっと感じるはずです。
最初はアルバイトも覚悟の上
また、わずかな貯金でフリーランスを始めるときは、きっと仕事が得られず収入面で困ることもあるので、アルバイトも覚悟の上で始めた方がいいでしょう。
最初は本当に仕事を得られずに苦労すると思います。
なかには、貯金がなくても良いスタートが切れるひともいるかもしれませんが、全員がそういうわけではありません。
特に貯金が少ないひとは、苦労も覚悟の上でフリーランスを始められるかです。
すでに人脈があると強い
また、すでに人脈があると有利です。
すでに仕事がもらえる人脈があれば、フリーランスとしても稼ぎやすいでしょう。
なので、いかに会社員時代にコネを作っておくかも、フリーランスとして生きて行くには大切なところです。
今のうちから経験やスキル、そして人脈を築いていくといいでしょう。
フリーランスになったからといって、必ずしも稼げるわけではない
フリーランスになったからといって、必ずしも稼げるわけではありません。
フリーランスになれば時間にも余裕ができ、稼げるように思うかもしれませんが、現実はそんなに甘くはありません。
実際は、ジリ貧状態で精神的にも経済的にも余裕がなく、辛い日々を送ることになったりもします。
フリーランスになると、お金が借り難くなる
また、フリーランスになると、社会的な信用力がなく、お金が借りにくいこともあります。
なので、今のうちからクレジットカードを持っておくといいかもしれません。
フリーランスで稼ぐには、確たる意識が必要
そして、フリーランスで稼ぐためには、確たる意識が必要になります。
時間に余裕ができると、不必要なことに意識を持って行かれやすくもなります。
しかし、仕事に集中しなければ、なかなか稼ぐことはできません。
フリーランスで稼ぐためには、会社からの給料に頼らず、覚悟を持って仕事をしていく必要があるのです。
稼ぐためには営業努力が必要
また、フリーランスが稼ぐためには、営業努力も必要になります。
特に人脈がないひとこそ、外に出て人脈を築いていくことです。
会社員のときは、誰かが営業をして仕事を取ってきてくれたかもしれませんが、フリーランスになるとそれがありません。
全て自分で動かなければならず、新規顧客との信頼関係を築いていく必要があります。
蓄えはあるに越したことはない
とにかく、フリーランスとして生活していくためには、蓄えはあるに越したことはありません。
なので、今のうちから貯金はしっかりしておくことです。
少しでも貯金は多い方が、フリーランスになったときも安心できる面は大きいでしょう。