2020年3月18日より、厚生労働省は新型コロナウイルスのフリーランス向け助成金制度の申請受け付けを開始しました。
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《日額4100円》新型コロナウイルスのフリーランス向け助成金
今回の助成金については、各メディアでも取り上げられており、厚生労働省は2020年3月18日、子供の学校が休校し、世話のために仕事を休まざるを得なかった保護者に対し、国が新たに創設した助成金制度の申請受け付けを開始しました。
対象となるのは、小学校や幼稚園、保育所、特別支援学校などが臨時休校したケースで、子供が新型コロナウイルスに感染した恐れがある場合も含まれます。
仕事がなくなったフリーランスには日額4100円が支給されるとのことです。
受け付けは6月30日までで、フリーランスは申請の際、原則的に発注者からの指示や報酬額などを示す書類が必要になります。
問い合わせはコールセンター(0120・60・3999)です。
なので、新型コロナウイルスの影響を受けているフリーランスは、問い合わせしてみるといいでしょう。
子供がいないフリーランスはどうする?
しかし、ここで一つ疑問なのは、子供がいないフリーランスはどうなるのかです。
対象となるのは、「小学校や幼稚園、保育所、特別支援学校などが臨時休校したケースで、子供が新型コロナウイルスに感染した恐れがある場合も含まれる。」とあるので、家族を持っていない方、また家族を持っていても、これに該当しない方は、助成金制度の対象外になることが考えられます。
つまり、いかなるフリーランスでも、こちらの助成金制度の申請ができるわけではないのです。
そもそも日額4,100円で生活していけるの?
また、そもそも日額4,100円で生活していけるのか、と言えば疑問に思うことがあります。
確かに、少しでも助成金がもらえるのは、ありがたいことですが、特に家族を持っているフリーランスからすると、この金額だけで安心して生活していくのは、厳しいものがあるでしょう。
特に都心で暮らしている方ならば、都心に住んでいるだけでも結構なお金がかかるので、なおさらのことです。
今後仕事が続けられる保証はあるの?
さらに、果たして今後も仕事が続けられるのかどうかです。
おそらく、今回の新型コロナウィルスの影響で、多くの企業にもダメージを及ぼすはずです。
実際に、株価大暴落も起きており、経済に大きな影響を与えるのは確実視されています。
ということは、取引先の企業にも、何らかの影響があり、仕事が減る可能性は十分にあるわけです。
たとえ、今助成金を受け取れたとしても、今後の生活・仕事の保証はどこにもありません。
他の仕事を探すべきではないか?
なので、だからこそフリーランスも新たな仕事を得る努力をすべきだと思います。
現状に甘んじていると、状況はますます悪くなる可能性が高いです。
もし、助成金の受け取りが終わり、再スタートを切っても、仕事が減っている状況を想像してみてください。
もしかすると、助成金を受けて生活していたときよりも、生活が苦しくなるかもしれません。
なので、今のうちから行動に起こすことです。
上記のように、フリーランス向けの案件を紹介してくれるサイトもあります。
ぜひ、このようなサイトも使いつつ、新たな仕事を探していくといいでしょう。
こういうときこそ、行動に起こす
今は、新型コロナウィルス・株価大暴落で、今度も何が起こるかわかりません。
だからこそ、フリーランスの方も、新たな一歩を踏み出すときでしょう。
たとえ助成金がもらえたとしても、一向に安心することはできません。
さらに収入を得るためにも、新たな仕事を探していくべきときなのです。