私は、過去にFXで100万円失った経験があります。
精神的にもかなり凹みましたが、そこから多くのことを学びました。
私はFXで100万円を溶かして失いました
私は、2016年中頃、FXで大損した過去があります。
もう、一生忘れません・・・
2015年7月にポンド円ロング
2015年7月に、ポンドが歴史的な上昇をしていたので、飛び乗るようにロングでエントリーしました。
今思えば、全くのド素人トレードですが、当時はまだトレードを始めたばかりで、何もわからず、「このまま上昇トレンドで稼げる」と思い、ロングでエントリーしたのです。
ナンピンで耐え凌ぐ
しかし、その後ポンドは大きく下がっていきます。
そこで私は、ナンピンを繰り返し、含み損で耐えようとしました。
ポンドの大暴落で強制ロスカット
しかし、英国のブレグジット決定により、さらにポンドは急落し、ついには含み損も耐えきれず、ロスカットにより100万円以上のお金を失いました。
私にとっては、100万円は大金だったので、当時は相当落ち込み、生きる気力さえありませんでした。
手汗が止まらず仕事どころではない
はっきり言って、FXで100万円以上失うと、正気で要られません。
普通のひとならば、100万円ってかなりの大きなお金ですよね。
それが湯水のごとく消えていく。
もう、平常心で要られないのです。
もし、100万円あったら、美味しいものたくさん食べれて、好きな旅行にもいけた・・・
考えずにはいられないわけですよ。
失ったお金のことを。
当然、仕事にも身が入らない。
どんなに頑張って会社に行こうとも、全く仕事が手につかないのです。
もう、茫然自失とは、まさにこのこと・・・
頭真っ白で何も手につかないし、何しているのか、よくわかっていない状態・・・
ガチで命の電話にTelした
本当に凹んだし、ちょっと生きるのも考えたので、ガチで「いのちの電話」にTelしました。
FXで100万円溶かした日の仕事のお昼休みに(笑)。
でも、これ電話したひとならわかりますが、全然繋がらない(笑)。
そのときに初めて、
『こんなに電話しているひとが多いのか』
『こんなに電話繋がらないと自殺しちゃうやん』
って思いました。
なんていうか、日本の闇を感じましたね。
でも、なんとか繋がり担当者の女性(おそらく50代?)の方に、FXで100万円以上溶かした悔しい思いをぶちまけましたよ。
そしたら、予想通り優しく励ましてくれます。
しかも、その女性の旦那さん?も、株で100万円以上溶かしたことがあるらしい(笑)。
実話なのか、話を合わせてくれたのか、わかりませんが、少しは救いになりました。
もし、この記事を見ていたら、あの時は本当にありがとうございました。
そんなこんなで、その日のお昼休みは、全く食事する気も時間もなく、全ていのちの電話に費やしましたよ。
今は、なんとか立ち直れましたけど、本当にそれくらい凹みます。
なぜ100万円溶かしたのか?何がいけなかったのか?
当初は精神的に相当辛かったですが、時が経つに連れて、何がいけなかったのか、考え直すようになりました。
自分の何がいけなくて、FXで100万円溶かしてしまったのか。
損きりしなかった
まず、一つは損きりしなかったことです。
私は強制ロスカットされるまで、ほとんど損きりしませんでした。
含み損を追加入金でカバーしようとした
損きりをせず、含み損をカバーしようと、入金を繰り返していたのです。
実は、溶かす前から含み損をしていたのです。
含み損に持ちこたえれば、いつかは戻ると思い、塩漬けを続けていたのです。
最初は資金10万円からスタートしたのですが、含み損をカバーするために、結局100万円以上入金していました。
相場は戻ると思い込んでしまった
また、相場は必ず戻ると思い込んでいました。
「大きく下がっても、また上がる」と思い込んでいたので、損きりもしなかったのです。
また、損きりしなければ、お金を失わなくて済むと思っていました。
エントリーに全く根拠がなかった
そして、当時はエントリーに全く根拠を持っていませんでした。
だたなんとなく、自分の勘だけでトレードしていました。
何も改善しようとしなかった
また、たとえ負け続けても、ローソク足を眺めているだけで、何も改善しようとしませんでした。
FXについて学ぼうとする気持ちは一切持っていなかったのです。
100万円大損して悟ったこと
このように、いくつもの要因があり、私はFXで100万円を失ってしまったのです。
ただ、そこからFXについて本気で学びなおしました。
相場に絶対はない
それは、相場に絶対はないことです。
私は予想が外れても、絶対また戻るだろうと思っていましたが、結局戻らず大損しました。
相場には絶対はないのです。
FXでは、勝手な思い込みほど、負けてしまうのです。
相場や誰かのせいにしない
私は、勝てないときほど、相場や誰かのせいにしていました。
けれども、誰かのせいにしたところで、全く勝てません。
直すべきは、自分自身なのです。
相場は自分の思う通りには動きません。
ならば、自分が相場に合わせていくしかないのです。
インジケーターに頼り過ぎていた
また、移動平均線、MACDなど、数々のインジケーターがありますが、それらは所詮過去検証でしかなく、未来を当てられるわけではないのです。
私も散々テクニカル分析の知識を入れました。
使い方も徹底しました。
それでも、全く勝てないのです。
そりゃそうです。
テクニカルを覚えただけで勝てたら、誰も苦労しません。
むしろ、テクニカル分析に頼りすぎると、負けてしまうのです。
躊躇なく損きりをする
要は、予想が外れたときに、損きりできるかです。
私は、損きりせず、含み損で耐えようとしたからこそ、大損しました。
相場はそのまま戻らないこともあります。
予想が外れたら、躊躇なく損きりできるかどうかなのです。
相場は心理面が大きく左右する
相場は、心理面で大きく動きます。
私も損をしたくないからこそ、いつまでも含み損で耐えてしまいました。
また、逆に利益が出たときも、すぐに利確してしまったのです。
もっと自分の感情と向き合うべきでした。
自分の感情でトレードしたからこそ、負けていることが多かったのです。
チャーとを見ては、感情の振れ幅が大きく、まともなトレードができていませんでした。
→ 【メンタル鍛え方】FXで勝てるマインドセット・心理とは!?
ハイレバはリスクでしかない
結局のところ、ハイレバはリスクでしかありません。
ハイレバトレードは、わずかな値動きでも、大きく損をすることがあります。
ですから、あまりレバレッジをかけ過ぎずに、無理をしないことです。
トレードで無理をするからこそ、ちょっとした値動きで焼かれてしまいます。
大勝ちを目指すと、大負けする
また、大勝ちしようとするからこそ、ハイレバでリスクのあるトレードをして、結局大損してしまうのです。
FXは、大勝ちできるゲームではなく、コツコツ稼ぐのが基本です。
相場に生き残っているひとたちは、コツコツ稼ぐひとたちばかりです。
「大きく稼げる」という幻想に惑わされないようにしましょう。
あまりに少額資金では稼げない
結局のところ、FXはあまりに少額資金では稼げないのです。
もし、少額資金でFXを始めると、ハイレバレッジでリスクの高い、無理したトレードになりがちです。
そういうトレードをしても、ほとんどのひとは資金を失うだけでしょう。
FXは、都合よく少額資金で稼げる投資ではなく、ある程度の資金でトレードするからこそ、稼げる投資なのです。
これは厳しく聞こえるかもしれませんが、それが現実です。
逆にこれがわからなければ、いつまで経っても少額資金で無理なトレードをして、お金を失うだけでしょう。
常に優位性を保つ
また、FXで稼ぐためには、常に優位性を意識すること。
優位性のあるところで、エントリーすることが大事です。
何も考えずにトレードしていると、ただ損失を増やしてしまうだけです。
楽して稼ごうとしていた
はっきりいって、私はFXで楽して稼ごうとしていました。
スマホやパソコン1台で稼げるFXに魅力を感じていました。
正直に言って、FXを始めた当初は、『かなり楽に稼げる』と非常になめていました。
でも、決して楽ではないということが、よくわかりました。
確かにトレードはクリックひとつで行えます。
しかし、稼ぐのは、そんなに簡単ではありません。
楽に稼ごうとするほど、FXは楽に負けます。
大衆心理を意識し始めた
FXで大損こいてから、大衆心理を意識し始めました。
FXは多くのひとが負けるトレードです。
そこには、必ずと言っていいほど、大衆心理が影響しています。
大衆がどこで狩られやすいのか、意識し始めてから、勝てるようになったのです。
それまでは一切大衆のことなど考えずに、自分の利益ばかり考えていて、負け続けていたのです。
過信するのをやめた
それまでは、『自分なら絶対勝てる』と根拠ない自信を持っていたのですが、
それでは全然勝てないので、過信するのをやめました。
むしろ、自分の判断すらも疑うようにして、今まで以上に、慎重にトレードするようになったのです。
それ以降は、劇的に無駄なエントリーが減りました。
その結果、無駄な損失を減らすことができたのです。
FXを本気で勉強するようになった
資金を100万円以上失ってから、ようやくFXを本気で勉強することにしました。
それまでは、テキトーに浅い知識だけで、トレードして負けていたのです。
でも、FXは学ばなければいけないことがある。
私は、テクニカルのみならず、トレード手法について、徹底的に学びなおしました。
詳しく手法を学ぶことで、トレードが大幅改善して、本当に勝てるようになったのです。
ですから、この記事を読んでいる初心者の方も、本気でFXについて勉強することをおすすめします。
自分に合うFX業者に変えた
私は、気分転換も兼ねてFX業者も変えました。
FX業者によっても、ツールの使いやすさが違います。
私の場合は、FX業者を変えたおかげで、かなりトレード環境も改善しました。
FX業者の中には、トレードすることでキャッシュバックボーナスがもらえたり、
5秒足まで見れる業者もあります。
FX業者によっても、ツールの使いやすさは全然違いますので、ぜひ試してみることです。
稼げるまで決して諦めない
そして、FXで稼ぐために大切なことは、稼げるようになるまで諦めないことです。
多くのひとは、適当にFXを始めて、大きく損をして、諦めてしまいます。
しかし、そこから必死に研究し、トレードを見直していくことで、稼げる道が見えてきます。
まとめ
このように、私はFXで100万円を失い、苦しい思いもしましたが、トレードを真剣に見直すことで、勝てるようになりました。
FXで負けてしまうというのは、まだトレードをわかっていない、理解していないということ。
負けている原因を追求し、改善していくことが、とても大事なのです。
FXをこれから始める方、もしくはすでに始めているがなかなか勝てない方は、良ければ参考にしてみてください。
ロストカット?
思いっきり間違ってましたね。コメントありがとうございます。