今回は、Web/IT業界の転職に年齢が関係するのかどうかについて、私なりの考えをお伝えしたいと思います。

Web業界に転職したいけれども、年齢が気になるという方は、参考にしてみると良いかもしれません。

Web/IT業界は他の業界よりも年齢はあまり関係しない

Web業界は他の業界よりも年齢はあまり関係しない

まず最初に申し上げるとしたら、Web業界は他の業界よりも年齢はあまり関係しないということです。

年齢を重ねても、Web業界では転職することも十分可能です。

なぜあまり年齢関係なく転職できるかというと、Web業界は年齢よりもスキル重視だからです。

あなたの年齢よりも、あなたが会社で何ができるのか、どういうスキルを持っているのか、を重視しています。

なので、たとえ年齢が若くても、スキルがあれば、上に就くことも可能なのです。

よって、スキルがあれば、ある程度年齢は関係なく、Web業界で転職することは十分に可能でしょう。

ただし、年齢が上がるほどスキルを求められやすくなる

ただし、年齢が上がるほど、スキルを求められやすくなります。

年齢が上がるほど、今後の伸び代ではなく、即戦力としての役割を求められやすいので、よりスキルを重視されやすいのです。

なので、年齢が上がるにつれて、余計にスキルを求められると思った方が良いかもしれません。

20代のうちは未経験でも採用してくれる会社は沢山ある

20代のうちは未経験でも採用してくれる会社は沢山ある

また、Web/IT業界は20代のうちは、まだまだ年齢が若く伸び代や将来性があるため、たとえ業界未経験でも採用してもらえる可能性は十分にあるでしょう。

なので、20代の方でWeb業界への転職を考えている方は、経験・スキルはあまり気にすることなく、転職チャレンジしても良いと思います。

もちろん会社によっては、20代の方にも経験・スキルを求める会社もありますが、そうではない未経験でも歓迎の会社もあるので、そういう会社を狙うという方法もあります。

なので、たとえ20代後半で業界未経験の方でも、Web業界への転職を諦める必要はないでしょう。

年下が自分の上司になることがある

あとは、年齢で気になる可能性があるのは、あなたより年下の人間が、あなたの上司になることがあるということです。

年齢を気にする方は、自分より年下のひとが上司になるのを気にするかもしれません。

ここもあまりこだわらなくても良いかと思います。

Web業界は実力主義なので、スキルがあれば仕事を任されますし、あとから会社に入社しているので、どうしても先に働いている年下のひとが上司になりやすいものです。

やはり、年齢を気にすることなく、仕事と割り切って、年下の上司とも関係構築をしていくことかと思います。

ただ、やはり若いと仕事をする上で若さが出てくることもあるので、そういう部分を年上であるあなたがフォローしてあげると、年下の上司や会社も喜ぶかと思います。

30代以降でも業界未経験で転職できたケースもある

30代以降でも業界未経験で転職できたケースもある

また、会社によっては、30代以降の未経験者でもWeb業界に転職できたケースもあります。

以前働いていた会社では、40代のWeb業界未経験者が採用されたことがあります。

ただ、そのひとの場合は、紙媒体のデザインをしていたので、Web業界でも活きるのではということで、採用されました。

また、独学でも良いので、Webの勉強をしていると、知識があるということを評価されて、採用される可能性が出てきます。

なので、もしWeb業界未経験の場合でも、ある程度年齢が上でも、独学でも良いので勉強して、ある程度知識やスキルがついていると、採用される可能性は十分にあります。

Web/IT業界の35歳限界説は必ずしも正しくない

よくWeb/IT業界の転職は、35歳が限界と言われたりもしますが、上記のように35歳以上でも、転職することは十分に可能です。

スキルがあったり、人柄に魅力があったり、もしくは、たまたま人手不足だったり、何が理由で採用されるかはわかりません。

なので、興味があるならば、まずは転職活動してみることです。

動いてみて、初めて気づくことはよくあることです。

人柄を見ているケースが多い

Web/IT業界は、スキルや経験ばかり求められると思うかもしれませんが、実は人柄も結構見ています。

これはなぜかというと、Web制作は、ディレクター・デザイナー・コーダー・プログラマーなどチームで動くことが多いので、協調性やチームに慣れてもらわないと制作が進みにくくなってしまうのです。

なので、採用企業側は、「そのひとがうちの会社に馴染むか」というところも見ています。

たとえスキルは十分でも、個人プレー思考のひとだと採用されない可能性があるのです。

特に年齢が上がるほど、自分の考えを強く持つひとも少なくないと思うので、採用企業側も制作現場の人間とコミュニケーションが図れるひとなのか、面接時にチェックしているのです。

この人柄は、スキルや経験とともに、重要なポイントとして見られています。

実際に以前いた会社でも、応募してきた方がスキル・経験とも申し分なかったのですが、面接してみてなんとなく我が強く、協調性がなさそうに見られて採用見送りされたケースもあります。

なので、Web業界はスキル・経験だけではなく、人柄も大切な要素であるということを、覚えておいた方が良いかもしれません。

これまでの自分を振り返る意味でも、転職相談してみると良い

これまでの自分を振り返る意味でも、転職相談してみると良い

また、ひとりで考えてもなかなか進まないこともあると思うので、これまでの経験や知識が、Web/IT業界でどう活かせられるのか、転職エージェントに一度相談してみると良いでしょう。

エージェントもプロなので、いろいろアドバイスをしてくれるはずです。

また、これまでのキャリアを振り返る意味でも相談してみると良いと思います。

相談してみることで、意外とWeb/IT業界につながる経験・スキルがあることに気づくかもしれません。

また、年齢についての悩みもざっくばらんに聞いてみると良いですし、自分に合う会社を紹介してくれるかもしれないので、まずは気軽に相談してみると良いでしょう。

下記でも、Web/IT系でおすすめの転職支援サイトを紹介しているので、参考にしてみると良いと思いますよ!