Webデザイナーやプログラマーには、人間関係のトラブルがつきものです。
目次
Web業界にある人間関係トラブル
私自身もIT業界にいた経験があるので、劣悪な人間関係を知っています。
特にWeb業界というのは、仕事もどちらかというと閉鎖的ですし、あまりコミュニケーション能力があるとは言えないひとも多く、人間関係でトラブルが起きやすいです。
デザイナー同士の意地
Webデザイナーなど技術職のひとは、群れるよりも、どちらかというと、一人で行動したがります。
自分のデザインに自信を持っており、また他人から否定されたくないので(否定されると人格否定されるようで傷つく)、自分が否定されないように、まず相手のデザイナーを否定したがります。
自分のポジションを脅かされないためにも、誰かを攻撃して、自分を守りたいのです。
派閥争い
ゆえに、Webデザイナー同士で争いがおきやすく、またトラブルメーカーほど派閥を作りたがります。
自分の派閥に属さぬ人間に対しては、躊躇なく攻撃します。
同じ会社内にも関わらず、陣取り合戦のように、同僚と争ってしまうのです。
影で悪口を言い合う
また、Webデザイナーは影で悪口を言いたがります。
表面的にはお互いを認め合っているそぶりを見せつつも、いないところで、相手のデザインの悪口や仕事の仕方に文句をつけます。
このような光景を見ると、人間不信に陥るひともいます。
社長のえこひいき
さらに、争いには社長も加わります。
社長は、どちらかというと、仕事ができそうな派閥に力を貸します。
経営という面からも、仕事ができる人間を敵に回すとやっかいなので、できないのです。
ですから、どうしても仕事ができなかったり、立場が弱い人間が狙われやすいです。
年齢差によるトラブル
また、Webデザイナー同士では、年齢差によるトラブルもあります。
年下が先輩になることもあるので、お互い年齢が邪魔して、うまくコミュニケーションが取れないのです。
いくら仕事ができる年下先輩でも、人生経験が年上より少ない分、指導や接し方という部分では、うまくありません。
若さゆえに、無理やり自分の意見を押し通そうとしてしまいがちです。
また、年上後輩も、そんな年下先輩を見て、納得いかない部分もあり、もめるのです。
業界の悪しき風潮
IT業界には悪しき風潮があります。
徹夜で働け、倒れるまで働いて一人前など、人権侵害にもなりかねぬ考えが、いまだに蔓延しています。
納得いかない人間からしてみると、もはや苦痛でしかありません。
攻撃相手を作られる
また、Web業界は結構根暗なひとも多く、また陰湿でもあり、攻撃対象を探しています。
あまり反抗しないひとは攻撃対象にさせられやすく、いじめられやすいのが現状です。
そうやって、誰かを攻撃することで、自分の保身を守ろうとするのです。
人間関係改善のための対処法
では、このような人間関係に巻き込まれないためにはどうすればいいのか。
自分を出しすぎない
まずは、あまり自分を出しすぎないことです。
あまりしゃしゃり出ると、攻撃対象にされやすいですし、仲間外れにされやすいです。
人間関係を円滑に進めるためには、協調性を持つこと、世渡り上手になることが大事です。
相手が何を求めているのか察知する
なので、相手が何を求めているのか、察する能力も身につけるといいでしょう。
クライアントでも、どんなデザインが好みなのか、察することが大事です。
同じように、社内であっても、どう動いた方が、人間関係のトラブルに巻き込まれないか、感じ取ることが必要です。
隠れてキャリア構築する
あとは、隠れてキャリア形成しましょう。
社内で求められていることが、あなたのしたいことではないかもしれませんし、また将来につながるとは限りません。
ゆくゆくを見据えて、たとえ今の仕事につながらなくとも、隠れてこそこそスキルアップしとけば、将来の仕事にもつながります。
密かに転職活動
あまりにも人間関係に悩まされていたり、将来性を感じない会社ならば、転職活動するのも一つの方法です。
意外と、あなたに合う、もっと環境の良い会社が見つかるかもしれません。
社内では適当にあしらいつつも、外の世界も探してみるといいでしょう。
新型コロナウイルス以降でWebデザイナーが今すべきこと
新型コロナウイルス以降、我々の働き方も変わりつつあります。
今だからこそ、できることもあります。
リモートワーク中にスキルを上げておく
Webデザイナーの中には、新型コロナ問題でリモートワークしているひともいるでしょう。
リモートワークしているひとは、自宅で働いているので、割と自由な時間もあるかもしれません。
そういう時こそ、スキルを上げるチャンスです。
これからは益々Webデザイナーが生き残るのも大変になる可能性があります。
なので、今のうちからスキルアップを試みるといいでしょう。
マーケティングやプログラミングなど学ぶ
例えば、Webデザインだけではなく、マーケティングやプログラミングなどのスキルがつけば、より付加価値のあるWebデザイナーとして仕事をすることができます。
リモートワークで、自宅で作業する時間があるときこそ、さらなるスキル習得を目指すといいでしょう。
上記のように、今はオンラインでプログラミングなどが学べるスクールもあります。
オンラインなので、自宅でも気軽に学ぶことができるので、気になる方はぜひチェックしてみるといいでしょう。
余裕があれば、他の案件も受けてみる
また、もし自宅で仕事をして、余裕があるならば、他の案件も受けてみることです。
例えば、ランサーズなどのクラウドソーシングサイトでは、Webデザイナー向けの案件も多くあるので、稼げる可能性はあります。