- 『会社に利益はあるのにキャッシュがない!』
- 『黒字経営なのに現金がない!』
そうお困りの方も少なくないはず。
そこで今回は、利益が出ているのにお金がない際の解決方法について、詳しくご紹介いたします!
売上利益があるのに現金がない!
このようなことでお困りではありませんか?
実は、黒字なのに現金がない会社は少なくありません。
利益はあるのに会社経営が厳しい、黒字倒産の危機がある会社も存在します。
利益はあるのにキャッシュがない理由
ではなぜ、会社に利益はあるのにキャッシュがない苦しい状態になってしまうのか。
その理由について、下記で詳しく触れていきましょう。
取引先の支払いサイトが長い
まず、大きな理由のひとつが、取引先の支払いサイトが長いことです。
取引先からの支払いは、商品サービス納品後すぐに支払われるわけではありません。
月末じめ翌月末支払い、さらには翌々月末支払いなど、
納品後2~3ヶ月後に支払いが行われることも珍しくありません。
つまり、入金までのタイムラグが数ヶ月間あり、その間は現金がなく、仕入れ先や固定費の支払いに困ってしまうのです。
毎月の固定費が多い
支払いは、仕入れだけではありません。
人件費は会社の支出の中でも、大きな割合を占めます。
さらには、融資を受けている際は、借入返済もあります。
人件費や借入の支払いは、毎月やってきます。
- 入金:遅い(数ヶ月先)
- 支払い:毎月しなければならない
入金は遅れるけれども、支払いは毎月遅れずに行わなければならないのです。
この入金と支払いのタイムラグが、黒字であっても、会社を苦しめるのです。
利益が出ているのにお金がない際の解決方法
では、利益が出ているのにお金がない際にはどうすればいいのか。
その解決方法について、詳しく触れていきます。
仕入れの見直し
まずは、仕入れを見直すこと。
仕入れを抑えれば、それだけ支出を抑えることもできます。
一番手っ取り早い対策方法の一つです。
ただし、商品サービスを提供する以上は、仕入れを抑えるにも限度があります。
一時的なつなぎ融資
続いては、一時的な融資を受けることです。
支払いに間に合わせるためのつなぎ融資もあります。
一時的に借入することで、黒字倒産の危機を逃れることができます。
ちなみに、法人向け事業資金融資ならば「アクト・ウィル」が人気です。
アクトウィルはつなぎ融資も行なっており、
審査は最短60分で、最大1億円まで融資可能です。来店不要で全国即日対応しています。
しかしながら、一時的にでも融資を受けるということは、
さらに借入返済する必要があり、余分な利息も追加され、余計に支出が増えてしまいます。
ファクタリング
そこでおすすめなのが、ファクタリングです。
ファクタリングは、売掛債権を売却して資金調達する方法になります。
取引先の支払日より早く現金化可能
これならば、支払いサイトが長い売掛債権を、取引先の支払日より早く現金化できます。
経済産業省も推奨する資金調達方法
ファクタリングは、借入ではないため、担保も保証人も必要なく、経済産業省も推奨する資金調達方法なのです。
取引先にバレずに即日現金化も可能
しかも、2社間ファクタリング(利用者とファクタリング業者との契約)ならば、取引先にバレずに売掛債権を即日現金化できます。
ファクタリングは黒字倒産を防げる
もし、利益があるのにキャッシュに困っているならば、ファクタリングがおすすめです。
ちなみに、ファクタリング利用ならば、「一般社団法人日本中小企業金融サポート機構」が人気です。
こちらは、一般社団法人なので非営利活動団体として、手数料も安くファクタリング利用できます。
また、ファクタリングだけではなく、事業再生、事業マッチングなど、
中小企業支援のために、様々なサポートも行っています。
もし、ファクタリングに興味ある方は、親切なサポートが受けられるので、
まず一般社団法人日本中小企業金融サポート機構へ相談してみるといいでしょう。
利益はあるのにキャッシュがない時の注意点
また、今後も利益はあるのにキャッシュがない状況に陥らないためにも、
下記のような点に注意する必要があります。
入金・支払いスケジュールの管理
まずは、入金・支払いスケジュールの管理をすること。
いつ入金があり、いつ支払いが必要なのか、
入出金日や金額も含めて、一覧表にまとめておくことで、把握がしやすくなります。
曖昧にしておくと、キャッシュがどれだけないのかもわからないので、
対策を練るためにも、すぐに把握できるように管理しておくことが大事です。
支払いサイクルの見直し
支払いで苦しまないためにも、仕入れの支払いサイクルの見直し相談をしてみるのもいいかもしれません。
流石に取引先に入金を早めてもらうのは難しくとも、
仕入れの支払いサイクルならば交渉しやすいこともあるでしょう。
仕入先との力関係にも注意しながら、可能ならば一度支払いサイクルを交渉してみることです。
返済計画の見直し
借入返済が厳しい場合は、返済計画の見直しも必要です。
例えば、ローンを借り換えたり、一本化することで、利息が下がることもあります。
借入返済についても、調整の相談や比較検討をしてみることも大事です。
不良在庫(デットストック)を増やさない
無駄な支出を増やさないためにも、不良在庫をなるべく抱えないことです。
不良在庫を抱えても利益にはならないので、なるべく無駄を増やさない、
また、現在不良在庫がある場合は、どのように捌くかも考える必要があります。
新規開拓
既存の顧客ばかりに頼ると、今後も長い支払いサイトに苦しむことが予想されます。
顧客は限定せずに、新規開拓も行い、リスクを分散させていくことも、経営安定化には必要です。
まとめ
以上のように、利益はあるのにキャッシュがない際の原因や解決方法について、詳しく触れてきました。
黒字なのに現金がない方は、融資さらにはファクタリングも検討してみるといいでしょう。
また、今後もキャッシュがない状況に陥らないためにも、対策していくことが大事です。
ぜひ上記も参考にしながら、取り組んでみましょう。