【バーチャルオフィス個人事業主おすすめ】住所自宅以外で起業！

バーチャルオフィスの利用について、色々と気になる個人事業主の方も少なくないでしょう。

そこで今回は、個人事業主におすすめなバーチャルオフィスについて、詳しくご紹介いたします！

バーチャルオフィスとは

そもそもバーチャルオフィスとは何か。

バーチャルオフィスは、英語で「virtual office」と表記し、

直訳すると「仮想事務所」を意味します。

バーチャルオフィスは、住所や電話番号をレンタルする仮想上の事務所になります。

バーチャルオフィスはアメリカ発祥

バーチャルオフィスは、ベンチャー企業の多いアメリカで、1960年代から普及し始めました。

日本国内では、インターネット通信環境が整ってきた1990年代後半頃からバーチャルオフィスが登場しています。

バーチャルオフィスとレンタルオフィスの違い

バーチャルオフィスとレンタルオフィスは似てるようで違います。

バーチャルオフィスは、住所や電話番号など借りるのに対して、

レンタルオフィスは、オフィスビルの一室（椅子やデスク、事務機器なども）を実際に借ります。

バーチャルオフィスで法人登記ができる！

バーチャルオフィスは、法人設立時に本店所在地として登記することも可能です。

新たに会社設立を始めるにあたり、バーチャルオフィスを利用する企業も増えています。

個人事業主がバーチャルオフィスを利用するメリット

個人事業主の方がバーチャルオフィスを利用する際には、下記のようなメリットがあります。

費用を抑えられる

実際にオフィスを借りるよりも、初期費用やランニングコストを圧倒的に抑えることができます。

都心一等地に激安で間借りできる

普通に賃貸契約を結ぶとなると、月数百万円はするような都心一等地の住所を、

月額数千円で借りれるという大きなメリットがあります。

会社の信用力が上がる

例えば、会社概要で都心住所を記載できると、会社としての信頼性が上がることがあります。

あまり名前が知られていない地方よりも、よく知られたビジネス街の住所の方が、

取引先からも信頼を得やすいこともあります。

自由に好きな住所を選べる

また、都心以外の住所で構わない個人事業主の方も、

自由に好きな住所が選べるのも、バーチャルオフィスの良さです。

引っ越し・住所変更も簡単

仮に、どこかへ事務所を持つと、費用面や契約の手続き等で、簡単には引っ越しできません。

しかし、バーチャルオフィスならば、どこでも簡単に好きな場所を選び、住所変更することもできます。

利用開始までがスピーディ

普通に物件契約を結ぼうとすると、相当のお金と時間がかかりますが、

バーチャルオフィスならば、簡単な手続きのみで、すぐに利用開始することができます。

プライバシーが守られる

個人事業主がバーチャルオフィスを利用することで、自宅の住所を公開せずに済み、プライバシーが守られます。

例えば、ネットショップで商品販売する際や、名刺などの住所記載でも、

自宅ではなく、バーチャルオフィスの住所を記載することができます。

個人事業主がバーチャルオフィスを利用するデメリット

一方で、個人事業主がバーチャルオフィスを利用するデメリットについて見ていきましょう。

来客対応ができない

バーチャルオフィスでは、実際にそこで仕事をしているわけではないので、

バーチャルオフィスで来客対応することができません。

あくまで住所を借りるだけなので、「来客訪問はない」という前提で、バーチャルオフィスを利用する必要があります。

郵便物転送など手間がある

バーチャルオフィスに郵便物が届いた際は、そこから自宅へ転送する必要があります。

郵便物が届くまでに、バーチャルオフィスを経由して送られることになるので、

自宅に郵便物が届くまでに手間や時間、コストもかかります。

個人事業主がバーチャルオフィスを選ぶ際の注意点とは！？

このように、個人事業主がバーチャルオフィスを利用する際は、

デメリットもありますが、都心一等地の住所が使えるというメリットは大きいですね。

また、バーチャルオフィスはたくさんありますから、迷ってしまう方も少なくないでしょう。

そこで、ここからは個人事業主がバーチャルオフィスを選ぶ際の注意点をお伝えします。

費用面

バーチャルオフィスを利用する際は、やはり費用面も気になるところですよね。

なるべく安く抑えたい。ただ、格安なだけで選ぶのも注意が必要です。

安定性

バーチャルオフィスを利用する際は、安定性も重視すべきでしょう。

サービスが終了したり、バーチャルオフィスの場所が変更になると、費用や手続きがかかりますから面倒です。

個人事業主の方は、安定性のあるバーチャルオフィスを選ぶといいですね。

運営元が大手企業であったり、自社ビルであれば、安心して使用しやすいです。

都心の住所が使えるか

会社の信頼性を高めたいのであれば、都心の住所がおすすめですね。

バーチャルオフィスでは都心一等地の住所が格安で利用できるので、取引先からの信頼性も上がるでしょう。

郵便・電話転送があるか

バーチャルオフィスでは、郵便物の転送の他にも、電話を転送することもできます。

電話転送ができれば、わざわざ自分の電話番号を掲載する必要もないので便利ですね。

来客対応可能か

バーチャルオフィスでは、住所を借りるだけなので、基本的に来客対応できませんが、

実は会社によっては、受付にスタッフが常駐しており、来客が対応できる会社もあります。

また、貸し会議室もあり、バーチャルオフィスとレンタルオフィスを兼ね備えています。

法人登記ができるか

今後、法人化を見据えている個人事業主の方は、法人登記ができるか、大事なポイントですね。

バーチャルオフィスによっては、法人登記できる会社もあります。

なお、法人登記する際は、同じ住所に同じ法人名で、法人設立をすることができないので、

バーチャルオフィスで法人登記する前に、類似商号がないか、確認しておきましょう。

銀行口座の開設サポートが得られるか

個人事業主の方が大変なのは、銀行口座を開設することですね。

今はマネーロンダリングや犯罪防止のため、企業が新規で銀行口座開設するのも、規制が厳しくなってきています。

バーチャルオフィスによっては、法人登記のほかにも、銀行口座開設サポートが得られる会社もあります。

【最新ランキング】個人事業主におすすめな格安バーチャルオフィス

それではここからは、個人事業主におすすめな格安バーチャルオフィスをご紹介いたします！

下記では、比較表にて細かくまとめていますので、よろしければご参考ください。

それぞれのバーチャルオフィスについて、詳しく見ていきましょう。

【第１位】GMOオフィスサポート おすすめ度：★★★★★

GMOオフィスサポートは、2021年に開始したサービスになります。

大手GMOグループ会社

GMOオフィスサポートは、大手GMOグループ会社です。

一度バーチャルオフィスを利用すると、その後に変更するのは面倒ですから、

そういう意味でも、大手グループ企業ならば、長く利用できて安心ですよね！

初期費用・保証料無料

GMOオフィスサポートならば、初期費用・保証料無料で、利用開始できます。

月額1.650円〜

GMOオフィスサポートで法人登記する場合は、月額1,650円〜と、格安で利用できます。

郵便転送や法人登記なしであれば、月額660円で利用可能です。

拠点：東京、横浜、名古屋、大阪、福岡、京都

GMOオフィスサポートは、東京、横浜、名古屋、大阪、福岡、京都といった、都心の住所が利用可能です。

東京都

• 東京都渋谷区道玄坂1丁目
• 東京都新宿区西新宿3丁目
• 東京都中央区銀座1丁目
• 東京都港区青山3丁目
• 東京都千代田区神田和泉町1番地

神奈川県

• 神奈川県横浜市西区浅間町1丁目

愛知県

• 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目

大阪府

• 大阪府大阪市北区梅田1丁目

京都府

• 京都府京都市下京区七条通油小路東入大黒町227番地

福岡県

• 福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目

郵便転送サービスあり

GMOオフィスサポートには、郵便転送サービスもあります。

郵便物転送頻度は、月1回・隔週（2週間に1回）・週1回があり、

郵便物転送頻度に応じて、月額費用が変わります。

簡易書留受け取りあり

いずれのプランでも、簡易書留受け取りが可能です。

LINEで郵便物通知

また、GMOオフィスサポートでは、郵便物等の到着や発送をLINE通知で受け取れます。

こちらも、いずれのプランでもサービス利用できます。

固定電話番号

GMOオフィスサポートでは、月額1,078円(税込)から03など市外局番入りの固定電話番号を取得し、スマホのアプリ「03PLUS」で利用できます。

銀行口座開設申込

GMOオフィスサポートでは、連携先であるGMOあおぞらネット銀行の法人口座・個人事業主口座が申し込み可能です。

事業計画書フォーマット

GMOあおぞらネット銀行の法人口座・個人事業主口座開設申込にも利用できる事業計画書のフォーマットがもらえます。

会計サービス提供

GMOオフィスサポートでは、上記のような会計サービスの割引利用が可能です。

貸しワークスペース

GMOオフィスサポートでは、個室貸しワークスペース・オープンスペース（Threes）を、15分単位で割引利用できます。

法人設立用印鑑セット

15,000円(税込)から柘植の会社設立印鑑セット（銀行印・角印・印鑑ケース・捺印マット・朱肉・電子印影など全てセット）が作成できます。

法人登記に利用する代表印としても利用できます。

法人設立代行

GMOオフィスサポートでは、代行費用66,000円(税込)から登記に強い司法書士に、商業登記を任せることができます。

GMO紹介で代行費40%OFFで利用可能。

その他のサービスも充実！

そのほかにも、GMOオフィスサポートでは、下記のようなビジネス支援サービスもあります。

利用までの流れ

GMOオフィスサポートの口コミ

下記は、GMOオフィスサポートの口コミになります。

銀行が提携しているので心強い！

バーチャルオフィス に法人登記すると、「銀行口座が作れないかも」と不安でしたが、

GMOオフィスサポートは、グループ企業のネット銀行が提携しているので、安心して利用できました！

銀行の法人口座開設サポートがかなりメリット！

新規の方は、創業時に銀行から口座開設を断られることもあるので、

銀行の法人口座開設サポートが得られるGMOオフィスサポートは、かなりのメリットがあります！

格安で法人登記したい方に！

GMOオフィスサポートは初期費用無料で利用できますし、

銀行の法人口座開設サポートが得られるのも大きな特徴ですね！

法人登記を含めて、格安でバーチャルオフィス利用したい方におすすめですね！

【第２位】METSオフィス おすすめ度：★★★★★

METSオフィスは、オリンピア興業株式会社が運営するバーチャルオフィスになります。

不動産事業歴70年以上

オリンピア興業株式会社は、不動産事業歴70年以上の実績ある会社です。

初期費用：3,850円（保証料無料）

METSオフィスは、初期費用3,850円（保証料無料）で、利用できます。

月額1,430円～

METSオフィスで法人登記する場合は、月額1,430円～利用できます。

※ 年間契約が一番安く、6ヶ月契約は月額2,585円、毎月払いは月額2,970円と、高くなります。

拠点：東京

METSオフィスの拠点は、全て東京になります。

東京都

• 東京都新宿区新宿（新宿三丁目）
• 東京都新宿区新宿（新宿御苑）
• 東京都中央区日本橋（日本橋兜町）
• 東京都北区赤羽（赤羽）

郵便転送サービスあり

METSオフィスにも、郵便転送サービスがありますが、

郵便物転送頻度は、月1回のみで、月額料金も高くなります。

電話転送

METSオフィスでは、追加オプションで電話転送サービス（受信専用の０３番号）が利用できます。

発信相手には転送電話であることを知られず、あなた指定の携帯電話番号・固定電話番号へ即転送可能です。

電話代行

METSオフィスでは、24時間365日の電話代行（秘書代行）サービスも行なっています（初期費用・月額費は応相談）。

来客対応可能

METSオフィスでは、来客対応も可能です。

受付社名表示

METSオフィスでは、各拠点の受付などに、社名・屋号名を掲示するサービスが利用できます。

顧客対応や在籍確認などにも便利なサービスです。

自社ビル

METSオフィスは、自社ビル（運営会社である、オリンピア興業株式会社）であり、

オリンピア興業株式会社は創業70年を超える無借金経営なので、閉鎖リスク無く安心して利用できます。

会議室利用可能

METSオフィスでは、レンタルオフィスとして、会議室の利用が可能です。

オフィスによっては、ホワイトボードやプロジェクターの貸し出し利用も可能です。

利用までの流れ

METSオフィスの口コミ

下記は、METSオフィスの口コミになります。

明るくてきれいなオフィス！

清潔感があり、24時間365日快適に利用できます！

参考：METSオフィス公式サイト

運営会社所有ビルの住所が使える！

この価格で運営会社所有ビルの住所が使えるのは驚き！

唯一無二のサービスです！

参考：METSオフィス公式サイト

こんな方におすすめ！

METSオフィスは、

上記のようなニーズを求める方におすすめです！

【第３位】ユナイテッドオフィス おすすめ度：★★★★☆

ユナイテッドオフィスは、株式会社ユナイテッド・コンサルティング・ファームが2005年より運営するバーチャルオフィスになります。

初期費用：6,600円

ユナイテッドオフィスは、初期費用6,600円で、利用できます。

また、プランにより、保証金10,000円（解約時に返金される）がかかります。

月額2,310円～

ユナイテッドオフィスで法人登記する場合は、月額2,310円～利用できます。

※ 年間契約が一番安く、6ヶ月契約は月額2,860円～、毎月払いは月額3,850円〜と、高くなります。

拠点：東京

ユナイテッドオフィスの拠点は、全て東京になります。

東京都

• 東京都港区南青山2丁目
• 東京都中央区銀座7丁目
• 東京都中央区銀座6丁目
• 東京都渋谷区神宮前6丁目（表参道）
• 東京都中央区日本橋2丁目
• 東京都渋谷区渋谷3丁目
• 東京都港区虎ノ門1丁目
• 東京都豊島区西池袋3丁目

郵便転送サービスあり

ユナイテッドオフィスでは、郵便物受取り・郵便物保管・転送が可能です。

郵便物は、週1回週末に自動転送されます。

着払い対応可能

ユナイテッドオフィスでは、2,000円以下限定で、着払い対応可能です（要預かり金）。

郵便物海外転送

また、ユナイテッドオフィスでは、郵便物の海外転送にも対応しています（要預かり金10,000円～）。

※情勢により転送できない地域もあり

電話転送・電話代行

ユナイテッドオフィスではプランにより、電話転送・電話代行サービス利用が可能です。

ユナイテッドオフィスでも、追加オプションで電話転送サービス（受信専用の０３番号）が利用できます。

自社物件

ユナイテッドオフィスは、自社物件なので安定して利用することができます。

会議室利用可能

ユナイテッドオフィスでも、レンタルオフィスとして、会議室の利用が可能です。

オフィスによっては、ホワイトボードやプロジェクターの貸し出し利用も可能です。

株式会社・合同会社設立の手続代行費用5,500円

ユナイテッドオフィスでは、株式会社・合同会社設立登記の申請書類作成から申請手続きまで、

代行費用5,500円と格安でサービス提供しています。

定款認証料を含めても、自分で手続きするよりも安く、登記申請が可能です。

一般社団法人・非営利活動法人NPOの設立にも対応

また、一般社団法人・非営利活動法人NPOの設立にも対応しています。

利用までの流れ

安く法人登記したい方に！

ユナイテッドオフィスは、なるべく安く法人登記したい方におすすめですね！

まとめ

以上のように、個人事業主の方向けに格安でおすすめなバーチャルオフィスをご紹介しました！

バーチャルオフィスは格安で便利なので、個人事業主の方にもおすすめです。

これからバーチャルオフィスの契約をご検討の個人事業主の方は、ぜひ参考にしてみてください。