この記事では、自ら命を絶とうとしている方たちへ向けて、死ぬ前にしてほしいことを本気で書いていきたいと思います。
この記事を読んでいる方の中には、これから死のうと思っている方もいるでしょう。
我が国日本は、自殺者が減ったといえ、2018年時点でも年間2万人以上の方が自ら命を落としています。
また、その数字も把握している数字なだけで、実際はさらに多くの方が自決していることも考えられます。
筆者の地域でも、自殺者は発生しています。
このサイトはアフィリエイトで運営しているサイトですが、今回は営利は度外視にして、自ら命を絶とうとしている方たちへ向けて本気でメッセージを書きたいと思います。
目次
ひとの意志を簡単に変えることはできない
これから自ら命を絶とうとする方に対して、簡単に「自殺するのをやめろ」と言って、その方の意志を変えることはできないと考えています。
あなたがこれまで感じたこと、体験してきたことを全て同じように把握することは難しいからです。
しかし、これから命を絶とうとしているあなたへ向けて、ひとつの提案をすることはできます。
命を絶つ前に、少しでも私の考えを聞いていただけると幸いです。
死ぬ前に世界の風景を見て欲しい
もしこれから死のうと考えているならば、ぜひ死ぬ前に一度世界の風景を見て欲しいです。
当然なことですが、日本にはない美しさが海外にあります。
せっかくこの世に生まれたのですから、ぜひ死ぬ前に一度素晴らしい世界を見ていただきたいです。
できたら、日本とは全く違う景色を見ると、また違った感覚が得られます。
私個人的におすすめな場所は、2箇所あります。
パリからヴェネチアへの夜行列車
ひとつは、パリからヴェネチアへの夜行列車です。
ヴェネチアに興味なくてもとりあえず乗ってみて欲しい。
上記のリヨン駅から列車は発車します。
ちなみに、チケットはこちらで買える(もちろんアフィリリンクではないよ)。
列車は、およそ14時間の長旅です。
でもチケットはそれほど高くはなく、1万5,000円くらいで購入できます。
特に観光地に興味なくても、この夜行列車には乗ってみて欲しい。
途中とんでもなく何もなくて美しい土地を通り過ぎます。
また、知らない外国人と2段ベッドか3段ベッドで寝ることになるでしょう。
そして、運が良ければ、外国のひとたちと素敵な出会いがあり、コミュニケーションが交わせると思う。
そういうひとつひとつの経験を肌で感じてみて欲しい。
オリャンタイタンボ
もうひとつが、オリャンタイタンボ。
ペルーにマチュピチュという世界遺産があり、そこへ行くために多くのひとが通る村です。
なので、多くのひとは、オリャンタイタンボはあくまで休憩地点であり、マチュピチュの方へと意識が向いていると思います。
しかし、個人的にはこのオリャンタイタンボこそがおすすめ。
特に、オリャンタイタンボの上記の場所から村を見下ろして見て欲しい。
山々の谷から風が吹き抜けて、なんとも言えない、本当に神がかった体験をすると思う。
個人的には、ここの場所を「神の谷」と呼んでいます。
それくらい本当に神秘的だから、ぜひ死ぬ前に一度見て欲しい。
死のうと思えば、お金なんか気にする必要はない
もし、海外に行くお金もないというひとは、死のうと思えば、お金なんて関係ないから、どこでも適当に借金して行くと良い。
旅行が終わってから日本で死ねば借金返済の心配をする必要もないし、なんなら上記の場所で死ぬという選択肢もあるけれども、あまりに異世界であり、衝撃を受けるような体験が得られたりするので、とてもじゃないけど、死のうとは考えないと思う。
ちなみに、パリからの夜行列車はとんでもないスピードで荒野をバンバン通り過ぎる。
何が言いたいかというと、ぜひ死ぬ前にそういう風景を見て欲しいということ。
それから決断して欲しい。
せっかくこの世にいるのに、そういう景色を見ないまま終わること、感じないまま終わることは、ものすごく勿体無いと思います。
こういう経験は、その場所に行ってみないと本当にわからないものだから。
行くのが面倒くさいというひとも、とりあえず行って見てほしいな。
もちろん日本にも素晴らしい景色はあるけれども、言葉の通じない日本とは全く違う世界に行った方が、衝撃も大きいからおすすめです。
なんなら、もし上記の場所に行ったら、感想を聞かせてくれると嬉しい。
間違いなくきっと何かを感じるはずだから。
全力で借金して、思いっきり散財する
この世から離れようと思っているならば、死ぬ前に思いっきり借金して、好きなことにお金を使いまくることです。
身内や知人だと迷惑をかけてしまうので、金融機関に借りられるだけお金を借りて、好きなことにお金を使いまくると良いでしょう。
旅行でもいいし、高級な服でも、車でもいいでしょう。
ただし、おすすめなのは、今の生活とはまったく違う体験や経験をできることに、お金を使うことです。
想像できる範囲のもの・ことに使っても、あまり人生観は変わらないかもしれません。
どうせならば、思いっきり人生観が変わるような、現実離れしたことに、お金を使ってみてほしいものです。
最後に思いっきり不満をぶち撒ける
おそらく、この世から消えたい方は、世の中や誰かに何かしらの不満を抱えてるはずです。
なので、現世を離れる前に、思いっきり不満をぶち撒けてみるには、どうでしょうか。
誰かにでもいいですし、言いにくいならば、独り言のように大声で叫んで見るのも良しです。
人生最後と思えば、たとえ誰かに変に見られようと、知ったことではありません。
不満を抱え込んだまま終わるくらいならば、せめてぶち撒けてから終えると、少しはすっきりした気分になるかもしれません。
何もこちらだけ不満を抱えている必要はなく、誰かに思いっきり不満をぶつけても良いのです(犯罪にならない程度に要注意)。
もし言えたら、身近なひとに「ありがとう」と言うと良いかも
そして、死ぬ前に、一番身近にお世話になったひとに、「ありがとう」と言えたら良いと思います。
それは相手のためでもあり、感謝を言える自分のためでもあるから。
もちろんそういう余裕もないかもしれないけれども、旅も含めて、最後の力を振り絞ってもらえたらと思います。
おそらく辛い思いをしている方は、悔いもあるかもしれない。
けれども、最後に何にも縛られずに、この世でお金を気にせずに、思いっきり好きなことをして欲しい。
そうすると、何か違う考えが生まれるかもしれない。
繰り返し言いますが、死のうとしているひとを簡単に止めることはできないと思っています。
しかし、こちらとしては、自ら命を絶ってしまうひとがいるという事実が悲しいです。
素直にそういう現実があること、そしてもう二度と会うチャンスがないことが本当に残念だなと思います。
だからこそ、こちらとしては、何か気づきが得られるきっかけがあればという提案です。
せっかくだから、これまでとは全く違う場所にぜひ行って見て欲しい。
本やネット、テレビでは得られないようなことがたくさんあるから。
自決を選ぶのは、それからでも遅くはないと思う。
この世を離れる前に、この記事を読んで、最後に行動してみてくれたら、何よりも嬉しい。
また、現世であなたと出会えなくなることが、心底残念なので、損得勘定一切なく、本気で書いた。
騙されたと思って、行ってみるといい。行ってみればわかるから。