いま現在、進路について悩んでいる高校生に対して、エールを意を込めて、伝えていきたいと思います。高校生は進路について多いに悩むべきだとも思っています。

進路について友達に相談できない

進路について友達に相談できない

友達はいるけれども、進路についてなど真面目な相談ができない高校生も少なくないと思います。人って、自分の悩みや弱みを打ち明け辛いものなのです。自分の悩みを見せたら、相手にからかわれたり、弱みにつけこまれたり、舐められたりするのではないか、とか余計なことを考えて、馬鹿話する友達であっても、なかなか進路の悩みを打ち明けることができません。

きっと多くの高校生が抱いている悩みだとも思います。親にも相談しずらかったりするので、どうしても進路については一人で悩みがちです。相談相手がいないため、日々悶々と過ごす日もあるでしょう。そこで今回は、進路に悩む高校生のために、いくつか自分なりの高校生の進路先を考えていきたいと思います。

無難に大学に進学する

無難に大学に進学

一つ目は王道の大学に進学することです。将来について明確なイメージができていない、まだ遊びたい学生は、大学生になりゆっくり将来のイメージを考える人も少なくないでしょう。そうです、多くの高校生は将来について明確なイメージができていないのです。自分だけではありません。だからこそ、とりあえず大学に行く人が多いのです。

しかし、大学に行くにも、かなりの学費がかかり親も大変ですよね。学生のなかには、奨学金を使って大学に行く人もいるでしょう。また、医者や研究員や専門職を目指すために、大学に進学するケースもあるでしょう。このような学生はすでに進路が決まっている学生なので、進路に悩むというよりも、勉強生活で大変な思いをしながら頑張る学生が多いでしょう。

大学に行く意味とは

しかし、他の学生は、ただなんとなく大学生になる場合が多いですよね。多くの大人は大学に行くことを勧めます。大学を卒業すれば、就職に有利になると考えられていることもあげられるでしょう。けれども、大学を卒業したからといって、希望の職業に就けるとは限りません。東大卒でもブラック企業に入社してしまい、自殺まで追い込まれてしまう人もいます。

つまり、大学に行ったからといって、必ずしも自分が望む仕事や人生が送れるとは限らないのですね。むしろ、貴重な4年間をただなんとなく学生生活に費やして良いのか、という問題もあります。個人的には、必ずしも大学に行く必要はないと思っています。大学出ても、希望の人生や仕事に就けるわけではないことを目の当たりにしているからです。なんとなく過ごす大学生活よりも、もっと有意義に過ごす生き方はあるのです。

専門学校に通う

専門学校に通う

大学と似ているようで違うのが、専門学校に通うことです。もし仮に、大学に行く必要はなく、専門学校で習いたい科目が賄えるのであれば、個人的に専門学校を勧めます。それは、費用が安いからというわけではありません。専門学校の方が、中身が濃く、かつ専門的なことを効率良く学べる可能性があるからです。

普通の大学では、学びたい科目以外も勉強しないといけません。将来の方向性が決まっていて、目指したい道があり、それが専門学校でも学べるならば、専門学校に進学しても良いと思うのです。大学じゃないとダメだということは無いと思います。大学卒でないといけないのは、所詮新卒採用くらいなものでしょう。もし、目指す道が必ずしも大学卒が条件でないならば、専門学校できちんと学べば全く問題ないわけです。むしろ、余計なことを大学で学ぶよりも、人によっては専門学校の方が良いというケースもあるでしょう。

高卒で社会人として働く

社会人として働く

個人的には、高卒で社会人として働くことも断然ありだと思います。なぜなら、社会人経験は早くから始めた方が、経験を積めるので、プラスに働くことの方が大きいのです。ただなんとなくダラダラ4年間学生生活を過ごすよりも、貴重な4年間に社会人経験を積んだ方が、大卒で社会人になった人よりも有利になることがあるのです。高卒だと社会人として不利だと言われたりもしますが、そのようなことは全くありません。

社会人で必要なのは、経験やスキルであって、学歴ではないのです。所詮は、どのようなサービスができるか、どのような商品を生み出すことができるかが大切なのです。10年も経てば、いかに学歴がそれほど必要ないか、気づくことでしょう。

留学をしてみる

留学経験をする

もし、資金があるならば、留学も良いでしょう。多感な時期に海外の文化を経験することは、かなり貴重な体験にもなるはずです。これまで日本しか知らなかった人こそ、外国の文化を触れるのは、何よりも良い経験になるでしょう。留学ならば、大学よりも費用を抑えられる可能性もあります。勉強したくもないことを学ぶよりも、異文化に触れることは、かなり良い勉強にもなるはずです。

思い切って起業してみる

起業してみる

高卒という若さを生かして、思い切って起業してみるのもいいでしょう。いきなり起業なんてできない、と思うかもしれませんが、正直言って失敗してもいいのです。まだ、10代ならば失敗はいくらでも取り返せます。どんどん失敗してください。失敗こそが良い経験になります。

だから、いま起業するのもいいのです。なんでもいいです。ちょっと興味があったことでもいいので、起業してみること。使い古しの漫画を売るでもよし、路上でおにぎりを売るでもよし、どんなビジネスでも良いので、起業を経験してみると良いかもしれません。

特に、自分は普通の道を歩みたくないと思っている人こそ、起業してみる、会社を起こしてみることは良い経験になることでしょう。このような経験を通して、新たな発見が生まれることがあるかもしれません。

好きなことをしよう!

好きなことをする

高校生は進路に迷っても、好きなことをすべきです。いまからサッカー選手を目指してもよし、歌手を目指してもよし、宇宙飛行士を目指してもよし、とにかくまだまだ若いので可能性を狭めないことです。人生は一度切りしかありません。死ぬ前になって後悔する人が、数え切れないほどいます。そういう人は、「自分が思い切って好きなことに打ち込めなかった人生を悔やむ」のです。

おそらく、普通に学校を卒業して、進学して、普通に働いてきた人が多いでしょう。そのようにみんなと同じような普通の生活を送る人でも、あとで後悔することがあるのです。だとしたら、いまこの瞬間を自分の好きなことに精一杯打ち込んで、後悔ない人生を歩んだ方が良いように思いませんか。人生は失敗しないことなどないのです。成功するために失敗しなければいけません。失敗すべきなのです。挑戦すべきなのです。

もし、自分が望む道や他の道を目指したいならば、思い切って踏み出してみることです。後々で挑戦しようとしても、いろいろなしがらみができて、できなくなる可能性が高いです。いま、進路について悩むときこそがチャンスです。ぜひ後悔ないような人生選びをしていきましょう。