専門学校へ通う生徒は、20歳前後の学生が多いと思いますが、むしろ社会人こそ、専門学校に通うことをオススメしたいと思います。
社会人こそ進路について真剣に考えるようになる
若いときの学生時代よりも、社会人としていろいろ世の中を経験した方が、自分の進路についてよく考えるようになるのです。いまの自分にできること、できないこと、そして本当にやりたいことについて考えるようになります。社会人でいろいろな経験を積むことで、進路について明確にイメージすることができるようになるのです。
そのような経験を積むことで、自分が目指すべき道についてイメージできるようになり、何事に対しても真剣に取り組むようになります。高卒上がりですぐに専門学校に行っても、どうしても甘く捉えてしまいがちになるのです。遊びにばかり意識がいってしまい、なかなか学ぶことについて集中することができません。
しかし、社会人経験を積むと、真剣に学んだ方が自分の将来につながると考えて、若い世代よりも真剣に勉強するようになるのです。意識の高さが、社会人経験者と未経験者では大きく違います。だからこそ、社会人経験者の方が、専門学校でスキルアップするケースが多いのです。
海外では30歳前後で学校で勉強するのは当たり前
たとえば、アメリカなどの海外では、30歳前後で大学に通い出すのも珍しくありません。いろいろな経験を積んだ年代だからこそ、より学びたいものが明確になり、効率よく勉強に集中できるのです。また、社会人経験があるので、学んだことをどのように社会に生かしていけばいいのかも、イメージがつきやすいのです。学校で学んだことを、社会で生かそうとする考えが社会人経験者にはついていると言って良いでしょう。
なので、海外では30代になって学校に通い出すのは当たり前のようにあり、むしろこれこそが本当に学べるときでもあるのです。ですから、社会人こそ専門学校に行き、本当に自分の将来のためになる学習を刻むことが大切になるのです。
意思が固い人ほど行動力もある
社会人で専門学校に行く人は、意思が固い人が多いです。やはり、行動力ある人は、よく考えた末で固い決意を持って行動しています。ですから、周りに何を言われても動じないのです。そのような人こそが、自分らしく人生を謳歌できる人と言えるでしょう。もちろん、過程のなかで辛いことや厳しいことも経験するでしょうが、決意が固いと少々のことでもへこたれないのです。
ですから、社会人経験者が専門学校に入学する場合は、明確な目的意識と強い決意が必要になるでしょう。
あとで後悔しないためにもいま行動すべき
一つ言えることは、本当にやりたいことをしなかった人生はきっと後悔するということです。いま、学びたいことがあるのに、世間体やなんとなく難しいと考えてやめてしまうことは、あとになってきっと後悔することでしょう。過去には後戻りできません。あとになって後悔しないためにも、いまを精一杯生きるべきなのです。
30代でも40代でも専門学校や大学に通う人はいます。本当にやりたいことがあるのならば、その道を突き進むべきでしょう。結果がどうであるにしても、行動した先に見えてくるものがあると思います。