先日、学校見学をする機会がありました。
初めて行くところでしたので、
楽しみにしておりました。
行ってみると、予想より大きな建物で感心いたしました。
そこでは学校のカリキュラムや生徒の様子を聞くことができました。
グループで通販サイトを作成する学校でした。
初心者の方も受講されているそうで、
誰でも学ぶことができるとのことでした。
実際に教室見学させていただきました。
丁度、授業中だったのですが、中に入らさせていただきました。
生徒さんが熱心にプログラミングの作成をされてました。
すると突然予想もしなかったことが始まりました。
学校側は和やかなムードを感じてほしかったのか、
先生が割と元気な生徒に、
即興のお笑いをさせました。
私はそのような流れになったことに驚きましたし、
なぜそんなことをさせる、また見る必要があるのかと思いました。
結局、その即興はまとまらず、途中で終わりました。
なんとも意味の分からない出来事でした。
そんなことより、
何のプログラミングを生徒がしているのか、
説明してほしいと感じました。
少しがっかりした気持ちのまま、
終わりになりかけたとき、
ひとつ質問を投げかけました。
この学校は、最後にグループで通販サイトを作成するので、
そのサイトを見せてほしいと要望しました。
すると担当の方が、
そのサイトは学校外では見られないため、
見せることはできないと即答しました。
まるで見せたくないかのように。
しかし、今いる場所は学校内であり、
学内にある多くのパソコンのどれかで見せることは容易なはず。
それをきっぱり、見せられないで片付けられました。
その言葉を聞いたのは、私だけでなく他の方もいらっしゃいました。
その瞬間何かが途切れた気がしました。
この学校の対応を感じました。
そして思いました。
お客様のために出来る限りのことをするのが、
一流であると。
すぐ出来ないで片付けず、
出来ることは無いかを探すのが重要だと思いました。
ましてや、相手はそこにくるのが始めてならです。
コースはコミュニケーションを学ぶことを、
主軸にしておりました。
その担当の先生が先ほどの言葉を即答されました。
なんとも浅いコースだなと正直思いました。
しかし逆に勉強になったことは言うまでもありません。
そこで学内のパソコンを用意し、見せてくれたら、
その学校のファンが増えたでしょう。私はもちろん。
早い話、そういう何気ない気配りだと思うんです。商売というのは。
それが出来るか出来ないか。
そして出来ない人が非常に多いんです。
だからチャンスだといつも思ってます。
今回はそういう話でした。