今回は、マッケイ製法のおすすめな革靴を紹介します。
また、マッケイ製法で作られたシューズの特徴についても詳しく見ていきたいと思います。
目次
マッケイ製法とは
マッケイ製法(mckayprocess)とは、甲革と中底と表底を一緒に通し縫いする製法になります。
比較的簡単なつくりで、スマートな形状かつ軽量なのが、マッケイ製法の特徴です。
マッケイ製法で作られた靴のなかを覗くと、中底まわりに縫い糸が見えるので、これによりマッケイ製法で作られたことが確認できます。
マッケイ製法のメリット
マッケイ製法で作られた靴には以下のようなメリットがあります。
ソストな足入れで軽い
マッケイ製法で作られた靴は、靴内部の底から甲にかけて、足を包み込むように仕上げられているため、まるで靴下のような感覚でフィットする靴なのです。
また、中物が少ないため、靴の重さも軽いです。
ソールの返りがよく歩きやすい
また、マッケイ製法の靴は、ソールの返りがよく、歩きやすいのです。
ソール部分が堅くないので、フィット感があり歩きやすいのです。
スマートな形状でデザインの制約が少ない
マッケイ製法の靴は、他の製法に比べるとシンプルな製法なので、デザイン上の制約がなく、スマートな形状なので、ビジネスでもプライベートでもオシャレに履きこなすことができるのです。
セクシーな靴に、マッケイ製法で作られているのが多いです。
マッケイ製法のデメリット
マッケイ製法にはメリットもありますが、デメリットももちろんあります。
他の製法に比べると耐久性が低い
マッケイ製法は、他の製法に比べると構造上薄く、耐久性が低いのです。
そのため、固い地面など長時間歩くのには適していないでしょう。
水に弱く、雨が染み込みやすい
マッケイ製法の縫い方から、雨が染み込みやすいのが難点です。
マッケイ製法の靴で、雨の日に歩いていると、雨水が染み込んでくることがよくあります。
ソール交換がしにくい
マッケイ製法では柔らかいインソールを直接縫っているため、ソール交換の回数に制限があるのです。
グッドイヤーウェルト製法との違い
このように、マッケイ製法はデザイン性に優れているのですが、一方で耐久面ではやや難があります。
また、マッケイ製法は、よくグッドイヤーウェルト製法と比較されることがあります。
グッドイヤーウェルト製法は、各部位がしっかり縫い合わせられているため、堅牢や安定感があります。
また、履き続けることで馴染みが出て、何度でもソール交換が可能です。
ただ、グッドイヤーウェルト製法は、マッケイ製法に比べると重く、馴染むまで時間がかかり、値段も高めです。
ですから、頑丈さを取るならグッドイヤーウェルト製法で、デザイン性を重視するならマッケイ製法だと思います。
それぞれの使用用途で選ぶと良いでしょう。
マッケイ製法のおすすめな革靴・ビジネスシューズ
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