公務員試験なんて絶対受からないよ〜倍率高いし無理だよ〜、でも本音はもちろん受かりたいよ!と思うひとも少なくないでしょう。どうすれば、公務員試験を突破できるのか、試験対策方法を伝えていきます。

公務員試験に受かりたい

公務員試験に受かりたい

公務員試験に受かりたい、でも倍率も高く勉強することも多く、絶望的と思うひともいるでしょう。でも、冷静になってください。実は、無理と思っていた公務員試験も、よくよく見てみるとそんなに無理な話でもないのです。公務員になるには高学歴が必要なのではと思うかもしれませんが、確かに高学歴のひともいますが、高卒のひとや普通の大学から公務員になるひとも少なくないのです。公務員というのは、何も一部の限られたひとしかなれない世界ではないのです。倍率が高い、学ばなければいけない教科が多いため、そう思うだけです。

膨大な量の科目に見えるが実はそうでもない

公務員試験は科目が多い

確かに公務員試験で勉強しなければいけない科目は多いです。文章理解・数的処理・自然科学・人文科学・社会科学・英語・日本史・世界史・地理・政治経済・時事・憲法・行政法・民法・商法・労働法・刑法・財政学・政治学・国際関係・社会福祉などなど、ありとあらゆる科目を勉強することになります。公務員になるには、様々な業務をこなさないといけず、そのためにも色々勉強しないといけないわけです。

でも、確かに科目は多く、最初は驚くかもしれませんが、実はそれほど深く勉強する必要はないのです。どの科目もよくよく見ていると表面的なことを理解していれば足りるものばかりです。数の多さに圧倒されますが、そこは公務員試験であるので、あくまで基礎的なことを知っていれば、それで十分なのです。なので、勉強すると思うと荷が重いひとは、読書すると思えばいいのではないでしょうか。

少し多めの数を読書する感覚。実際に、ノートに写して書かなくても、毎日読書していれば結構覚えられます。というのは、述べられていることが似ている科目もあるのです。行政法や行政学、憲法や民法なども似ているような部分もあるので、関係性を意識して読んでいけば、覚えやすいのです。また、基礎的なものが多いので、一般常識で考えれば解けるような問題も多いです。なので、最初は科目の多さに驚くかもしれませんが、慣れてくるとそうでもないので、根気強く読書していきましょう。読んでいくとなんとなく感覚がつかめるはずです。それがつかめるまで諦めず続けてみてください。

公務員の筆記試験勉強はいかに効率よくできるか

公務員試験の勉強は効率良く勉強すること

公務員試験の勉強で大切なことは効率良く勉強することです。これだけ量が多いので、短期間で勉強して受かるためには、いかに効率良く学習できるかが大切です。それには、憲法だけ勉強して1日が終わるのではなく、憲法商法民法ついでに数的処理など1日のうちに浅く広く数をこなすことです。1日一科目だけ勉強してしまうと、次の科目へ行くのも時間かかりますし、また同じ科目を勉強するのもだいぶ間が空いてしまい、前回勉強したことを忘れてしまう可能性があります。なので、大切なことは満遍なく、浅く広く公務員の勉強を行うことなのです。1日に一科目だけ集中しては不効率であり、あまり良い勉強法ではないでしょう。

ぶっちゃけわからない問題も選択肢なのでどうにかある

公務員試験はマークシート試験なのでなんとかなる

ぶっちゃけていうと公務員試験はマークシート試験の選択肢が多いので、わからなくても当て間でどうにかなったりします。都市伝説では、マークシートで絵柄を書いて、筆記試験を通過したひともいると言われています。また、ある程度勉強していけば、なんとなく選択肢も絞れてきたりします。こういうのも満遍なく勉強しているからこそ、わかることです。多くの科目を浅く広く勉強することで、関係性が見えてきて、答えが導きやすくなるのです。だから、先ほどにも言う、万遍ない公務員の参考書読みが大切なわけです。読んでいくと、「あぁ公務員にはこういうことを学んでほしいのか」という、試験側の意図がなんとなくわかってきます。これがわかれば、合格に近づいていると言えるでしょう。

捨て科目が一つや二つあっても筆記試験は通過する

捨て科目があっても公務員試験は通過する

短期間で公務員試験の勉強をしないといけないひとは、全部の科目を学ぶとなると時間がないかもしれません。その場合は捨て科目を作ることです。自分が苦手な、時間がかかりそうな科目を捨てる。公務員試験では、科目が多いので、捨て科目を作ることはよくあります。そして、捨て科目を一つ二つ作っても筆記試験をパスすることはよくあることなのです。全部捨て科目にしては、さすがに通過するのは難しいですが、一つ二つならば、捨て科目を作っても、マークシート式の場合は運良く正解を選択することもあり、うまくいくこともあります。他の科目が良い点数を取っていれば、捨て科目があっても受かる場合はあるのです。

小論文は公務員になった気持ちで熱くかけ!

公務員試験は小論文こそ大切

公務員試験は小論文こそ重要です。マークシート式筆記試験も大切ですが、小論文ではどのような考えをしているのか、文章から文字から、面接官は見ています。おそらく、公務員試験の小論文は時事ネタを絡めた、公務員に関係あるテーマが多いと思います。そこでは、自分なりの考えを主張することが必要です。

小論文では、客観的視点や具体的な例やデータを織り交ぜつつ、自分なりの考えを書くことです。そこでは、自分が公務員になったつもりで、どうすれば問題を改善させることができるのか、持論を展開していきましょう。小論文では現状の問題提起、改善点や具体例、自分なりの考えを述べることが何よりも大切です。

公務員試験に大学レベルは関係ない

公務員試験に大学レベルは関係がない

「公務員試験は高学歴でないと入れない」と思うかもしれません。

東大早慶などのレベルが高い大学でないと、公務員試験を通過することができないのではないか、と思うかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。

むしろ普通の大学から公務員になるケースも多いのです。

確かに、高学歴は一つのアピールポイントになります。

ただ、必ずしも高学歴だからといって、公務員になれるわけではありません。

公務員試験にはあまり大学レベルは関係なく、基礎学力や公務員に適した人材かを見ています。

なので、必ずしも高学歴だからといって、公務員試験に受かるわけではないのです。

理系出身者でも普通に公務員試験は受かる

理系出身者でも公務員試験は受かる

理系出身者は一般事務の公務員試験に受かりにくいのではと思うかもしれませんが、そんなことはありません。理系のひとでも、普通に公務員試験をパスして公務員になっているひともいます。むしろ、理系出身者の方が、センター試験などで勉強している分、公務員筆記試験も受かりやすいかもしれません。理系出身者だから公務員試験に受かりにくいというのはないでしょう。

中卒でも公務員試験を受けられるのか

中卒でも公務員試験は受けられる

中卒のひとは、高卒認定試験に通っていれば、高卒程度を必要条件にしている職種には、公務員試験の受験資格があります。なので、中卒のひとでも、高卒認定試験に通過していれば、公務員試験を受けることができるでしょう。

公務員試験は既卒は受かりにくいのか

公務員試験は既卒者は受かりにくいのか

公務員試験は既卒者は受かりにくいのか心配するひともいるかもしれませんが、既卒者でも普通に公務員になれています。公務員試験によっては、半数くらい既卒者を採用するところもあるほどです。特に、既卒者でも問題はなく、学力と公務員に相応しい人間性を有していれば、十分に公務員になれる可能性はあるでしょう。

公務員試験にコネなんて関係ない

公務員はコネがないと入れないのか

公務員はコネがないと入れないと思うかもしれませんが、コネで入るひとは、もうこの時代にはいないのではないでしょうか。逆にコネで入ると目立ちバレる可能性があります。それこそ公務員試験の公平性を欠き、大問題になります。また、公務員になるために、コネで入るようなひとは、ろくな仕事ができないでしょう。公務員になるためには、しっかり勉強して、公務員になるために相応しい学力や人間性が必要なのです。コネがないと公務員になれないなどと心配する必要は全くないでしょう。それよりも自分の勉強に集中するべきです。

本当に勝負なのは公務員採用面接からだッ

公務員試験は面接こそが大切

公務員になるための筆記試験は、本当にある程度勉強すれば誰でも通過できます。通過できなかったひとは勉強していないか、勉強方法を間違えているかです。今まで勉強してこなかったひとでも、しっかり公務員の勉強をすれば通過できるので、効率良く勉強していきましょう。

そして、公務員試験は、筆記試験よりも重要なのは、面接試験なのです。いまは、人柄重視の公務員試験が多いです。公務員の不祥事問題も多くメディアに取り沙汰される時代です。いかに公務員としての人間性が備わっているかどうかが、筆記試験よりも重要なのです。

受かりたいなら万全な準備を

公務員試験を突破するにはしっかり準備を

公務員採用面接試験を突破するためには、しっかり面接対策をする必要があります。

志望動機や自己PRはしっかり準備しましょう。

ありきたりな回答ではだめです。

なぜ公務員になりたいのか、よく考えることが大切です。

自分から出る言葉が本当に心から出ている言葉でないとダメなのです。

デマカセの作られた言葉はすぐにバレます。

自分の言葉で話すようにしましょう。変に取り繕う必要はなく、本心から出る言葉が何よりも大切なのです。

面接では自分なりの考えを必ずそえろ

自分なりの考えを織り交ぜること

面接では様々なことを聞かれます。最近気になる時事ニュースなどを聞かれることもあります。このように考えを聞かれた場合は、自分なりの考えをしっかり入れるようにしましょう。決して抽象的に言わないこと、客観的な要素は必要ですが、自分なりの改善策を伝えることです。そこに輝きができます。他の面接者とは違う何かを相手に伝えることができるのです。どうすれば、問題を解決できるのか、自分はどのような努力をする姿勢があるのか、相手に見せることは重要なのです。単に志望した理由をツラツラ面接官に言っても、相手には響きません。自分なりの考えを入れるようにしてください。

自分の良い面ばかり言うな!改善した点を述べよ

採用面接での注意点

素人によくありがちな面接で、自分の良い点ばかりしか言わないことです。

コミュニケーション能力に長けている、チームをまとめる能力がある、などアピールしたい気持ちはわかりますが、具体性が見えてこないので、面接官にも伝わらないのです。

そうではなく、失敗談をあげて、自分がどう改善していったのかを伝えることです。

そうすることで、努力した点が見えて、話にリアリティが増すのです。

これまでどのような問題を抱えて、どのように工夫して改善していったのか、その経験が公務員の仕事にどう活かせられるのかまで言えるといいでしょう。

本当に公務員になりたいのか

公務員を目指すあなたは、今一度「本当に公務員になりたいのか」考えて見てください。

もしかしたら、世間体・安定かもしれません。

それも、理由の一つになるでしょう。

でも、本当にあなた自身が納得できないと、どこかで無理が生じますし、面接でも十分なアピールになりません。

あなたが公務員になりたい、本心はどこにあるのか、なんなのか、今一度考えて見ましょう。

どこで、あなたが公務員になりたいと考えたのか、思ったのか、大切なポイントです。

本当に公務員目指すなら金をかけるべき

本当に公務員目指すなら金をかけるべき

もし、本当に公務員を目指すならば、やはり金をかけるべきです。

それは、専門学校に行ったり、通信教育を受けたりして、時間とお金をかけるのです。

その方が、やはり効率的に公務員試験の勉強ができます。

私は、全て独学で行ったがために、何年も公務員試験を落ち続けました。

公務員試験は諦めなかったものが勝利をつかむ

公務員試験は諦めなかったものが勝つ

公務員試験は筆記試験だけでなく、面接試験こそ大切なのです。

公務員試験を通過するには何段階もの審査があります。

学ばなければいけない科目も多いし、面接も何回もあるので、無理だと思うかもしれませんが、結局のところ公務員試験は諦めなかったひとが受かります。

公務員試験はある程度の年齢まで受けられます。

中途採用もあるくらいです。

なので、たとえ目の前の試験が通過しなくても、また何度でも受ければいいのです。

諦めなかったひとが最終的には公務員になれます。

その経験は決して無駄にはなりません。

むしろ、本当に公務員になる気があるならば、そのくらいの覚悟で挑んで欲しいものです。

これから公務員として働けることを考えれば、数年の努力なんて大したことないはずです。

今は充実した社会人生活を送るための試練だと思って全力で頑張ってみましょう。