不動産投資は、なんとなく怖いと思う人も少なくないでしょう。多額の借金をして不動産を購入しても、「返済できなかったらどうしよう」という見えぬ不安にかられることもあります。

不動産投資の恐怖を取り払え

不動産投資の恐怖

まず、不動産投資をする際には、恐怖を取り払う必要があるでしょう。それには、マインドセット、つまり気持ちの置き方も重要になります。不動産投資に怖さを感じることもあるかもしれませんが、実際に不動産投資でお金持ちになっている人がいるのも確かです。しかも、そのような人たちは、必ずしも最初からお金持ちであったわけではありません。

少ない資金でも、工夫を凝らして不動産投資を行い、財をなしていった人も少なくないのです。不動産投資で成功するためには、不動産とどう向き合うかが大切なのです。

借金は必ずしも悪ではない

間違ってはいけないのが、全ての借金が悪とは限らないことです。もし借金をしても、その借金により新たなお金が生まれるのであれば、それは善い借金とも言えるのです。

例えば、不動産投資でも借金をして物件を購入することがあるでしょう。一見すると、借金することが悪いかのように、感じるかもしれませんが、借金して物件を購入したからこそ、家賃収入が生まれるのです。自己資金で買える物件なんてたかが知れているでしょう。やはり、不動産投資を展開していくためには、借金する必要も出てきます。ただ、このような借金は必ずしも悪い借金ではなく、新たな収入(家賃収入)を生み出すための、善い借金とも言えるのです。

善い借金と悪い借金

不動産投資は善い借金

では、逆に悪い借金は何かと言うと、何もお金を生み出さない借金です。例えば、高級車を借金して買っても、自分で乗るだけなら収入は入ってきません。むしろ、車の維持費でどんどん支出が膨らんでいくでしょう。

このように善い借金は新たな収入を生み出すもので、悪い借金は新たな収入を生み出さず支出ばかり増やすものです。ですから、全ての借金が悪ではないのです。不動産投資ならば、善い借金を行うことができます。

不動産投資も善い借金ばかりではない

不動産投資の悪い借金

しかし、ここで注意すべき点は、不動産投資も必ずしも善い借金ばかりではないということです。例えば、借金して購入した物件に、全く入居者がつかなければ、維持費だけがかかりマイナス支出を重ねてしまいます。先ほどにも申し上げた通り、ただ支出を増やす借金は悪い借金です。このような不動産投資は支出を増やすだけの悪い借金であり、不動産投資の失敗例です。

おそらく、不動産投資を怖いと思う方は、この悪い借金のイメージが強いからだと思います。不動産投資で失敗するのではないか、と考える方は、悪い借金をイメージしがちです。

不動産投資で悪い借金をしないためには

では、どうすれば不動産投資で悪い借金をせず、善い借金ができるかですが、それには物件選びが重要です。全ての不動産物件が良い物件ではありません。なかには、全く入居者がつかず、支出ばかり繰り返す物件もあるのです。

そのような物件を掴まないためには、しっかりとした選定力が必要になります。ただ闇雲に物件を購入しても失敗するだけです。物件の周辺情報や入居率や利回りなどを入念に調べる必要があります。それには、様々な不動産書籍やセミナーに参加して情報を仕入れることが大切なのです。

不動産投資は軌道に乗れば怖いものではない

不動産投資

不動産投資は軌道に乗れば怖いものではありません。安定した家賃収入が得られるでしょう。それには、よく物件を選定すること。また、不動産会社や金融機関の協力を得ながら、不動産投資を行うことが必要なのです。不動産投資を単に怖いものと考えずに、知識や経験を重ねて、不動産投資について前向きに向き合っていくことで、成功するチャンスが得られるでしょう。