投資物件をまだ持ったことがないけれども、これから不動産投資を始めたいという方もいるでしょう。そこで今回は、素人が不動産投資を行う際に注意すべき点について詳しく見ていきたいと思います。
素人は一人で不動産投資をしてはいけない
不動産投資に興味有る方でも、素人の場合は一人で行動しない方が良いでしょう。むしろ、プロでもチームを組んで不動産投資している場合が少なくありません。不動産投資は、机上の議論では決着がつくないほど複雑化している場合が少なくありません。本などで不動産投資を学ぶことができても、実際に行うのとは、結構違うものなのです。
例えば、利回り20%と聞いて良い物件だと思っても、税金やら修理費やらローン返済やらで、実際に利回りはさらに少なく、ローンを払うので精一杯ということも出てきます。また、物件に直接出向かなければ、物件が抱える問題や修正点などが見えてこないのです。
このようなことは、経験していかなければ見えてこないものでもあり、素人が一人で解決できるほど簡単なものではありません。
思わぬ物件をつかまされることがないように
不動産営業の人たちは、交渉のプロなので、あの手この手を使い、不動産購入を勧めてきます。あたかも素晴らしい物件かのように勧めてくるのですが、実際はそれほど利益が取れず、負債ばかり抱えてしまう物件も少なくありません。しかし、不動産屋からしたら、何も知らない素人は単なるカモとなるため、簡単に売れやすいのです。
このようなことにならないためにも、しっかり物件を見極める必要があります。ただ、素人の場合は物件のどこを見れば良いのか、わからないことも少なくないでしょうから、やはりプロの目を借りる必要があります。一人だけに頼るのが心配であれば、様々な人に物件を見てもらうのもいいでしょう。一人で悩まずに、様々なプロの方と関係を持つことが大切なのです。不動産投資は良い人脈があれば、さらに良い物件を掴みやすくなります。良い情報を得るためにも、人間関係の構築は大切なのです。
知ったかになってはいけない
不動産投資の素人でも、熱心に書籍などで勉強する人もいるでしょう。ただし、気をつけなければいけないのは、知識ばかり詰め込んで知ったかしてしまうことです。知ったつもりでも足元見られて、悪い物件を購入してしまうこともあります。書籍だけの情報を鵜呑みせず、専門家の意見も積極的に取り入れることが大切なのです。
不動産投資は、様々な専門家の意見を聞いた方が良いでしょう。不動産営業、工務店、近所の人など様々な意見、情報をもとに、物件購入すべきなのかを考えた方が良いのです。一人で不動産投資しようとしても、どうしても見逃している面が出てきます。それが後々の致命傷につながる場合があるのです。特に不動産投資では、幸先良いスタートを切るためにも、最初の一件がとても重要になります。最初からこけてしまうと、不動産投資で成功する可能性も低くなってしまいます。
ですから、素人は一人で不動産投資しようとせずに、様々な意見を聞くようにしましょう。効率良くプロの意見が聞けるのは、不動産セミナーに出席してみることです。下記でも不動産セミナーについて紹介しているので、ぜひ参考にしてみると良いでしょう。