不動産投資経験のない初心者や素人の方は、少ない資金からでも始められるワンルームマンションの購入を検討するかもしれません。

しかし、不動産投資経験のない方が、ワンルームマンションの賃貸経営を始めるのは、あまりおすすめしません。

ワンルームマンションの不動産経営はリスクがある

ワンルームマンションの不動産経営はリスクがある

一見すると、ワンルームマンションの不動産経営は、アパートを一棟経営するのに比べて、初期費用が抑えられリスクが少ないように感じるかもしれませんが、必ずしもそういうわけではありません。

ワンルームマンションの不動産経営は、0か100

ワンルームマンションの不動産経営は、入居率が0か100しかありません。

例えば、アパート一棟経営の場合は、たとえ一室空室が生じても、他の部屋が埋まっていれば、空室分を補うことができます。

しかし、ワンルームマンションの不動産経営の場合は、一室しか所有していなければ、入居者がいない場合は、その期間は収入が完全にゼロになります。

つまり、それだけリスクもあるということです。

ワンルームマンションを一室しか持っていない場合は、空室を補うことができません。

ワンルームマンションの入居者は転居しやすい

また、ワンルームマンションの入居者は、一人暮らしの方が多く、そのような方は仕事や家族ができたり、様々な理由で転居しやすく、ファミリー層に比べて入居期間が短いと言われています。

なので、入居者が決まっても、またすぐに引っ越ししてしまう可能性もあります。

そうなると修繕費や営業等でまた費用がかかり、なかなか利益が得られないこともあるのです。

ワンルームマンションは駅近でないと厳しい

ワンルームマンションは駅近でないと厳しい

ワンルームマンションで利益を上げるには、立地条件が重要になります。

やはり、駅近の物件の方が入居者も入りやすいです。

逆に駅から遠い物件は、たとえ築浅であっても、入居者がなかなかつき辛いことがあります。

新築のワンルームマンションはリスクが高い

また、「新築のワンルームマンションの方が良いのではないか」と思うかもしれませんが、新築は物件自体も高く、入居者がつかないと、多額の借金返済ばかりに追われるためリスクが大きいです。

もし、ワンルームマンションを購入するならば、現金でも購入できるくらいの中古マンションの方が、たとえ入居者が入らなくても、借金返済に追われることがないので、安心できるかもしれません。

ワンルームマンションは管理費がかかる

また、ワンルームマンションの不動産経営は、修繕積立費用などの管理費がかかることが多いです。

なので、せっかく家賃収入を得たとしても、ローン返済や管理費の支払いなどで、あまり利益が得られないこともあります。

ですから、毎月の費用はいくらかかるのか、よく計算しておくことが大事です。

おすすめは中古戸建

おすすめは中古戸建

個人的におすすめな不動産投資は、中古の戸建です。

中古の戸建も入居者が入らなければ、一切収益が得られませんが、中古戸建はワンルームマンションよりも売りやすいはずです。

また、修繕費などの支払いないので、物件購入はワンルームマンションに比べて高いかもしれませんが、個人的にはおすすめです。

わずかな資金で不動産投資ができる

また、ワンルームマンションの不動産投資以外にも、わずかな資金で不動産投資を行うことが可能です。

クラウド型の不動産投資ならば、複数の出資者を募り、共同で不動産投資を行うので、資金が少ない方も不動産投資がしやすいと思います。

不動産投資にも、さまざまな方法があるので、興味がある方はぜひチェックしてみると良いでしょう!