不動産投資をしたい、けれどもなんとなく怖くて一歩先へ踏み出すことができない。そういう風に思う方も少なくないでしょう。普通の人は不動産投資をしたいと思っても、なかなかできないものです。不動産投資に対する漠然とした怖さがあります。なぜ、不動産投資に対して怖さ・恐怖を抱いてしまうのか、冷静に考えてみましょう。
目次
一般人は不動産投資に怖さを感じている
不動産投資をしたくても、不動産投資に興味がある多くの方が、投資に対して恐怖を感じていることは少なくありません。特に不動産投資未経験者ほど、投資に対して怖いイメージがあるのです。私自身投資未経験だった頃は、不動産投資について恐怖を感じていました。実体験を含めて考えるのか、下記のような理由から、不動産投資について恐怖を感じていたのだと思います。
大きな買い物をすることに対しての恐怖
不動産投資をしようとなると、数千万円規模の買い物になります。普通の人が大きな買い物をするのでも、せいぜい電化製品や高くても車くらいではないでしょうか。それが数千万円以上する物件を購入するわけで、大金が動くことに対しての恐怖を感じてしまうのです。
ひとは、未経験・未知数のことに対して恐怖を感じやすいものです。今まで経験したことのない規模の買い物に足がすくむことがあります。
借金することの恐怖
一番怖いのは借金することの恐怖かもしれません。不動産投資をしようとすると、数千万円以上のお金が必要になり、多くの方が借金をします。一般人はどうしても借金に対して、ネガティブなイメージを持ってしまいがちです。
家賃収入で返済できるプランは見えていたとしても、借金することが悪のように感じてしまい、なかなか一歩が踏み出せないのです。特に数千万円以上の借金をしたことがない一般人にとっては、契約時のハンコも手が震えるほどでしょう。
借金をして本当に自分は返済することができるのか、不安に感じてしまうのも不思議ではありません。
本当に選んだ物件が稼働するのか – 空室になったらどうするのか
不動産投資初心者こそ、自分で購入する物件に入居者が入るかわからず不安が募るものです。どんなに良い物件であることを不動産屋に紹介されても、空室時のことばかり考えてしまい、先へ進まないこともあります。そうやって悩んでいるうちに、本当に良い物件なので他に取られてしまうということもあるのです。不動産投資初心者ほど、たとえ良い物件であっても、なかなか契約できないことがあります。
物件が火事など自然災害に遭い、失ったらどうする?
せっかく購入したのに、地震や火事など自然災害で物件を失ってしまったらどうしようと、不安に思う方も少なくないでしょう。そのようなリスク対策のためにも、地震保険や火災保険に加入しておくことは絶対すべきでしょう。絶対に物件が守られる保証はありませんが、万が一の備えのために対策を取っておくことは必要です。
事故物件になってしまったらどうする?
近年でもアパート入居者により室内での殺人事件や自殺などは発生しています。自分の物件にもしそのような事故や事件が起こったら、不動産経営に大きな影響をきたす可能性もあるので、不安に思うこともあるでしょう。
ただ、このようなことはいかなる物件でも起こりうることです。対策としては、入居者審査を入念に行うことが一つの対策となるでしょう。慎重に見極めて、入居者判断を行わなければいけません。
金利が上昇したらどうする?
せっかく不動産投資で借り入れしても、途中で金利が上昇したら返済できるのか、不安に思う方もいるでしょう。そのような不安を解消させるためにも、不動産会社や金融機関と話し合い、固定金利にするのか、変動型金利にするのか、話し合う必要があるでしょう。金利上昇のリスクも加味した、長期的な返済プランの構築が必要になります。
不動産会社に騙されるのではないか
不動産投資を経験したことがない方は、不動産会社に言いくるめられ、騙されてしまうのではないかと不安に思う人も少なくないでしょう。確かに悪質な不動産会社もいないとは言えません。ですから、よく自分の目でも物件を確かめて、良い不動産会社を見つけて、密に不動産会社とも連絡を取り、良好な関係を築くことが大切でしょう。
また、物件に対する意見も、不動産会社だけでなく、建築現場の人間や周辺近所の方の意見も積極的に聞いて判断した方が良いでしょう。一人だけの意見ばかり聞くと、考えが偏る原因にもなるので、様々な意見を聞くことが何よりも大切なのです。
不安を解消させるためにも不動産投資セミナーに参加してみる
以上のように不動産投資に対しての恐怖について色々説明してきました。やはり初心者、未経験者ほど不動産投資に対して、漠然とした不安があると思います。不安を解消させるためにも、一度不動産投資セミナーに参加してみると良いでしょう。
やはり書籍よりも実際に不動産投資を経験している方から話を聞いた方が、ためになる情報も聞けますし、理解度も全然違うでしょう。実際に専門家に会い、不安要素を直接聞くこともできます。不動産投資に興味あるけれども、なんとなく不安に感じている方は、ぜひ経験者の考えを聞いて見ると良いでしょう。