不動産投資初心者こそ中古戸建てから始めよう！

もし、現在それほど資金はないけれども、まず不動産投資を始めたい初心者の方は、中古戸建て（一軒家）の投資から始めることをオススメします。なぜ、アパートではなく、中古の戸建てなのか、詳しく見ていきましょう。

1 中古戸建ての不動産投資は他に比べてリスクが少ない

中古戸建ての不動産投資は他に比べてリスクが少ない

中古戸建ての不動産投資

なぜ中古戸建ての不動産投資が良いかというと、他に比べてリスクが少ないからです。不動産投資を考えたときに、中古アパートを視野に入れるかもしれませんが、いきなり中古アパートから始めるのは、やや難易度が高いです。

まず、戸建てより当然アパートの方が高いですし、戸建てとアパートでは、部屋数も違いますし、また間取りも違います。ということは、戸建てを見るポイントとアパートを見るポイントではまた違うでしょう。たとえばアパートならば、共有スペースは十分あるか、駐輪場や駐車場は確保されているか、階下への騒音問題はクリアできているか、ごみ捨て場は綺麗に保たれているか、などなど色々チェックポイントがあります。

これは、経験を積んでいる不動産投資家でないと、なかなかチェックしきれません。その点、中古戸建てから始めれば、戸建ての方がチェックすべきポイントも少ないですし、アパートに比べて、知見もあるでしょう。不動産投資初心者こそ、投資判断が他に比べて分かりやすい戸建てから始めた方が良いでしょう。

現金一括で購入できる可能性がある

たとえば、アパートの場合は中古であっても、安くても1,000万円以上かかるはずです。しかし、中古戸建てならば、1,000万円以下で買えることも珍しくありません。場合によっては、300万円以下で購入できることもあります。

これくらいの値段ならば、貯金額で購入できるケースもあるでしょう。現金一括で購入できれば、返済リスクもありませんから、仮に入居者がつかなくても、返済に追われることがなく、精神的にもだいぶ楽なのです。これは、不動産投資をする上で、かなり精神的に違うはずです。

また、アパートよりも戸建ての方が、固定資産税もだいぶ安いはずです。地方の場合ならば、1万円ちょっとの固定資産税しかかからないこともあります。このように、固定費で考えたときにも、中古戸建ての方が安く、初心者にとって不動産投資しやすいのです。

中古戸建ては実は利回りが良い！

中古戸建ては実は利回りが良い

また、中古戸建ては、実は利回りが良いケースがあります。たとえば、中古戸建てを500万円で購入したとします。もし、その戸建ての家賃収入が毎月7万円入った場合、表面利回りで16.8%（毎月7万円×12ヶ月/500万円）が見込めます。

もちろん戸建ての購入手数料など含めれば利回りはさらに低いでしょうが、中古アパートの利回りでも10%超えれば良い方なので、そう考えるとこれくらいの利回りが見込める中古戸建ては魅力的だと思います。中古戸建ては安く、ある程度高利回りが期待できる不動産投資なのです。

修繕も戸建ての方がしやすい

また、大きな不動産のアパートよりも、中古戸建ての方が手も届きやすく、修繕もしやすいのです。ちょっとした修理ならば、業者を呼ばなくても、自分で治せることもあるでしょう。また、自分で治すことで、物件に愛着が湧いたりもします。修理しやすいのは、小さい物件である戸建てならではなのです。

中古戸建ては良い不動産投資勉強になる

中古戸建ては良い不動産投資の勉強になる

モノポリーというゲームはご存知でしょうか。不動産（家や土地）を購入して、自身が購入したマスに止まった人から収入（家賃収入）を得ることができるのです。まさに、モノポリーは不動産投資を勉強するためのようなゲームなのですが、そのモノポリーでも、最初は必ず戸建てから購入を始めて、戸建てを4つ購入した後に、ホテル購入へと進みます。

モノポリー

モノポリーゲーマースーパーマリオ

つまり、不動産投資は戸建て購入からスタートするのがセオリーなのです。不動産投資を勉強する、経験するためにも、リスクの少ない中古戸建ての投資から入る方が、リスクすくなく、不動産（資産）を大きくしていくことができます。