タクシードライバーは、ガソリン代が自腹なのか気になる人もいるでしょう。
あれだけ多く走るので、ガソリン代が自腹だと給料がそれほど多くないのでは、と気になるところです。
タクシーのガソリン代は会社負担が多い
実際のところ、タクシーのガソリン代は、会社持ち（会社負担）のところが多いです。
ですから、自腹でガソリン代を支払う必要はないでしょう。
また、給油所もタクシー会社が提携している給油所がある場合は、そこで給油すれば会社負担になります。
ただ、提携以外のガソリンスタンドで給油した場合は、自腹扱いになることがあるので注意が必要です。
ガソリンではなくLPGを使用
また、実際にはタクシー（営業車両）はガソリンではなく、LGP（液化石油ガス）を使います。
LPGは、空気よりも比重が重いので、低いところに溜まります。
ちなみに、LNGは液化天然ガスになり、間違えやすいですが、多くのタクシー会社が使うのはLPGになります。
LGPはガソリンよりも、リッターあたり30~40円程度安いとも言われており、コスト面を考え、LPGを使用するタクシー会社は多いのです。
ただ、ディーゼル車は、軽油を使用することもあるようです。
会社によっては、オートガス充填設備がある会社もあるようです。
遠距離移動してガソリンがなくなったら一時的に立て替え
また、お客さんによっては遠方移動もあると思います。
そのようなときにガソリンがなくなった場合は、帰りの分だけガソリンを立て替え、後で営業所にて現金精算してもらうこともできます。
基本的には、指定の給油所でLGPを入れることになるでしょう。
給料から天引きというケースも
また、タクシー会社によっては、給料から天引きというケースもなかにはあるようです。
会社によってこのように違いはあります。個人タクシーの場合は、自腹精算が多いです。
タクシー運転手の給料については、下記のページが参考になるでしょう。
