Webデザイナーの方の中には、今の仕事がつらい、ブラック企業での仕事が耐えられないという方もいるでしょう。

そこで今回は、ブラック企業から脱出して、ホワイト企業でWebデザイナーとして働く方法を考えていきましょう。

今の状況に苦しんでいる方は、今一度自身の状況を見つめ直す良い機会にもなるでしょう。

WEBデザイナーはブラック労働を強いられることが多い

WEBデザイナーはブラック労働を強いられることが多い

実体験からも、WEBデザイナーはブラックな環境で働かされることが多いです。

短納期を強いられる

これはなぜかというと、原因のひとつに末端で働いていると、短納期を強いられて、いつも納期に追われることが多いからです。

クライアントからは、常に余裕がない短納期での仕事を強いられるため、どうしても連日遅くまで働くことが多くなるのです。

終電で帰るのは当たり前で、なかには連日徹夜するものまでいます。

ディレクターがこちらの要望を通さない

また、WEBディレクターが何でもかんでもクライアントの要望を聞き、こちらの意見が通らず、無理なスケジュールを組まれることもあります。

とくに会社の立場が弱かったり、WEBディレクターがクライアントに何も言えない関係性ができてしまっていると、無理を押し付けられることも多いのです。

クライアントの思考がコロコロ変わる

本来であれば余裕のある納期のはずが、クライアントの考えが二転三転して振り回され、結局徹夜で納期に追われることもあります。

このように、クライアントの意向ありきの仕事では、結構厳しいスケジュールで仕事をしなければいけなく、過酷な労働環境になりやすいのです。

ブラックな環境下で体を壊すひと続出

連日長時間勤務を強いられるため、WEBデザイナーのなかには体を壊してしまうひとも少なくないのです。

体調を崩しながらも、何としてでも納期に間に合わせなければいけないため、体に鞭を打ってでも仕事をします。

今の仕事がすべてだと思わないこと

今の仕事がすべてだと思わないこと

しかし、今の仕事・会社がすべてではありません。

特に長く同じ会社で働いてると、これ以上好条件のところで働けないのではないかと思ってしまいます。

たとえブラック企業でも、今の仕事を続けているということは、何かしらのメリットがあるから働いているに違いありません。

どんなに今の会社を恨んでいたとしても、会社を去ることのリスクを感じているわけです。

だからこそ、今の現状から抜け出せないのでしょう。

また、今の会社になんだかんだ情が沸いてしまい、なかなか会社を辞められないということもあるでしょう。

どんなに過酷な労働環境でも、少しやりがいや自分を必要としていることを感じると、つい頑張ってしまう人も少なくないのです。

しかし、一番大切なのは自分の人生、自分の体です。

過酷な労働で、体を壊しては元も子もありません。

やはり、自分の人生や体こそが一番大切なのです。

会社や他人に振り回される人生で良いのでしょうか。

自分のやりたいこと・仕事に集中した方が、幸せになれるような気がします。

転職した方がスキルアップする場合もある

また、特にWEBデザイナーの方は、転職した方が労働条件が改善され、年収アップすることがあります。

今の仕事を続けた方が、慣れているためある意味楽かもしれませんが、さらにスキルを磨くならば、様々な業界の仕事を経験した方が良いことも多いのです。

WEBデザイナーならば、転職しても不利になるわけではありません。

むしろ様々な業界でデザインの仕事をすることで、さらにデザイン力が身につくこともあるのです。

ひとつの業界に長くいると、どうしてもデザインに新鮮さがなくなってきます。

やはり、いろいろな業界を経験するからこそ、様々なデザインの仕事をするので、自身のスキルも向上していくものなのです。

他人の批判を気にしない

あとは、他人の批判を気にしないことです。

WEBデザイナーは、プライドが高いのか、自分よりも優れている人間を認めたくないのか、やたらと他人を批判しようとするひとが多いです。

しかし、そのような批判は気にしないことです。

批判は妬みや嫉妬から来ている場合も多いです。

他人の妬みや嫉妬に惑わされず、自分のスキルを磨いていくことに集中すると良いでしょう。

上司の意見がすべてとは限らない

また、上司の意見がすべてとは限りません。

ブラック企業のなかには、「上の意見が絶対だ」という誤った考えを持つ会社もあります。

しかし、本当に働きやすい会社は、みんなが意見を出しやすい会社です。

上から常に命令・指示され、こちらの意見を聞いてもらえない会社は、決して良い会社とは言えません。

そういう会社は転職に対してもネガティブな意見を言ってくると思いますが、気にしないことでしょう。

また、上司の中には、ひたすらあなたのデザインやアイディアを否定してくる上司もいます。

そういう上司に出会っても、気にしないことです。

否定してくるのは、妬みの場合も少なくありません。

そこでいちいち相手にしていると、自分の仕事にも影響してくるので、気にしない方がいいでしょう。

また、どうしてもそういう上司がいて困る場合は会社に相談したり、さらには転職を考えた方がいいかもしれませんね。

ブラック企業で働かないために注意したいこと

ブラック企業で働かないために注意したいこと

では、WEBデザイナーがブラック企業で働かないために、どういうことに注意したら良いのか、下記で詳しく見ていきましょう。

これからWEBデザイナーの転職や就職を考える方は、ぜひチェックしておくと良いでしょう。

ワンマン経営ではないか

ワンマン経営の制作会社は注意が必要です。

ワンマン経営の会社は、社長の考えをごり押ししてくる場合が多いです。

そういう会社は従業員の考えは通りづらく、過酷な環境で働かされることもあるので注意した方が良いでしょう。

末端の仕事ばかりしている会社

広告代理店からの仕事が多い会社や末端の仕事をしている会社は、納期に追われる可能性が高いです。

異業界のクライアントと直で仕事をする方が、ある程度納期にも余裕が出るため、なるべく仲介の会社が入っていない仕事が多い制作会社の方が、ある程度余裕を持って働けると思います。

大きな会社の制作部で働く

また、バリバリの制作会社ではなく、他の事業をメインで行っている会社の制作部で働くという方法もあります。

このような会社では、自社メディアを主に制作することが多いと思うので、ある程度納期も融通が効くでしょうし、働きやすいと思います。

ブラック企業でも得られることはあるが、働き続けるのは大変

ブラック企業でも得られることはあるが、働き続けるのは大変

また、確かにブラック企業で働くことで、得られるスキルも多いのですが、働き続けるのは大変です。

いつまでも長時間労働をしていては体が持ちませんし、やはりある程度余裕を持たせて働いた方が、仕事にも良い成果が出てくるはずです。

一度はブラック企業を経験してみるのも悪くはないかもしれませんが、安定して働きたいならば、ブラック企業ではないところに転職した方が良いでしょう。

ちなみに、WEBデザイナーがホワイト企業で働く方法については、下記のページが参考になるかもしれません。

思い切って一歩踏み出してみよう

Webデザイナー

ブラック企業から離れたいのであれば、思い切って踏み出してみることです。

WEBデザイナーは、必ずしも転職回数の多さは不利にはなりません。

むしろ、いろいろ経験している分、プラス評価が得られることもあります。

この業界は勤続年数よりも実力社会なので、転職が多くてもあまり関係がないのです。

他の会社の方が好条件や高年収である場合も普通にあります。

興味ある方は、まず他の会社にも目を向けてみると良いでしょう。

また、未経験でWEB業界に転職する方法については、下記のページで紹介しているので、興味ある方はチェックしてみると良いでしょう。