看護師の年間休日は何日なのか、気になる方もいるでしょう。今回は、看護師の年間休日日数について詳しく見ていきましょう。

看護師の年間休日日数はおよそ115日

看護 - 年間休日

ズバリ、看護師の年間休日は平均して115日と言われています。一般企業の場合が平均120日程度なので、若干少ない感じです。その理由は、看護師の仕事は必ずしも週休2日ではないことが言えるでしょう。4週8休ではなく、4週6休というところもあります。

一般企業の実に9割が完全週休二日なのに対して、看護師業界は週休二日は7割程度なのです。普通の仕事に比べて、看護師の仕事は休みが少なく、忙しいのですね。

4週6休と4週8休では全然違う

看護師

看護師業界では、4週6休で働く人も少なくないと思いますが、4週6休と4週8休とでは全然違います。この2休の差は想像以上に大きいのですね。ですから、4週8休を求めて転職する看護師も多いのです。4週6休で変則3交替だと肉体的にキツイと感じることがあるでしょう。変則勤務がなく、2交替で4週8休の方が、休みが取れやすく、精神的にも肉体的にも楽だと思います。休みが多く取れると感じるはずです。

夏期休暇・正月休み・祝日休み

また、夏期休暇や正月休み、祝日休みが取れるかも確認すべきことです。これらの休みが取れれば、看護師でも年間126日程度は休みを取得できる場合があります。普段の休みだけでなく、季節ごとの休みなどもどれだけ取れているのか、現在看護師の方はチェックしてみると良いでしょう。

有給休暇が取りやすいか

それだけでなく、有休消化ができるのかも、ポイントです。休みが取れても、自分の希望する日に休みが取れないと意味がありません。休みの日数も大切ですが、自分の希望する日に休みが取れるのかも、確認しておきましょう。そういう意味では、シフトもある程度自分の都合も聞いてもらい、作成してもらえるのかも重要なことです。

休日以外の要素

看護師

看護師の仕事はもちろん、休日日数だけでは決められません。残業があるのか、夜勤などハードワークがあるのか、職場の人間関係によっても働きやすいかどうかが違うでしょう。休日日数と共に、看護師の労働環境にも目を向けてみましょう。どんなに休日日数がそこそこあっても、働きづらい職場では、どれだけ休んでも疲れるだけです。年間休日日数だけに目を奪われることなく、様々な要素も確認しておくべきことです。

転職という選択肢もある

看護師

休みが少ない、もっと休みが欲しいと思う場合は、転職を考えてみるのも一つの方法です。病棟からクリニック勤務に変更したりと、勤務先を変えるだけでも、だいぶ休みが取れる場合があります。今現在、休日が少なく、ハードワークでつらい思いをしている場合は、転職を視野に入れて考えてみるのも良いでしょう。