「住宅ローンの名義は夫のままで夫が家を出て妻と子が住み続けるケース」について知りたい方もいるでしょう。
私の周りでも、離婚して、そのまま母と子が家に住み続けるケースがあります。
目次
【注意点】住宅ローンの名義は夫のままで夫が家を出て妻と子が住み続けるケース
住宅ローンの名義は夫のままで夫が家を出て妻と子が住み続けるケースの場合には、下記のような注意点があります。
家売却は早まらない方がいい
まず、家の売却は早まらない方がいいです。
財産分与やローン残高により、すぐに家を売ろうとしないこと。
家を売る決断は簡単ですが、後々に苦労することがあります。
ローン残高問題
まず、家を売ろうとしても、ローン残高が多いと、大した利益になりません。
むしろ、家を売ることがマイナスになることも考えられます。
精神的にゼロにしたい気持ちもわかりますが、焦らないことです。
子供の学校問題
それに、子供の学校問題もあります。
家を売ることで、新たな住まいを探す必要があり、転校せざるおえないかもしれません。
仮に転校とまでいかなくとも、通学路が変わることで、子供にも負担がかかります。
慣れない道を通ることは、交通安全面でも不安があります。
引越しによる精神的・経済的負担
さらに、引越しをすることで、精神的な負担、経済的な負担があります。
これまで住み慣れた家を離れることは、子供にとっても大きなショックとなるかもしれません。
ましてや、これまでよりも小さい住居環境となれば、精神的な苦痛を感じることでしょう。
元夫が突然売却するかもしれない
そうはいっても、もし名義が元夫のままであると、
仮にそのまま母子で住み続けても、突然元夫が売却を考えないとも言えません。
そのまま住み続けるにしても、名義人が元夫であると、将来が何かと不安です。
住宅ローンと名義人は一本化できる!?
そこで、住宅ローンと不動産名義を一本化します。
離婚後の住宅ローンについては、
こちらの対策センターで、住宅ローンと不動産名義を一本化させることもできます。
こうすることで、正式にあなたが不動産を持つことができます。
どれだけ収入があるか
しかしながら、名義人となるためには、手続きも必要ですし、
あなたの収入がどれだけあるかもネックになります。
この辺については専門知識も必要なので、専門家とよく相談することです。
何れにしても、ローン返済となると、あなたの収入面も重要になってきます。
元夫からの養育費
また、ローン返済については、元夫の養育費から捻出する方法も考えられます。
元夫からの経済的な支援があれば、より親子で住み続けやすくなります。
マイホーム売却は最終的な決断
不動産価値という観点からも、家の売却は最終的な決断とした方がいいでしょう。
不動産価値は変化していくものなので、今後の方が高く売れる可能性もあります。
また、将来の方が、ローン残高も減っていくので、売却益も得やすいです。
ですから、あまりすぐ売ろうと考えすぎない方がいいでしょう。
住宅ローン借り換え
また、住宅ローンと名義の一本化だけでなく、
そもそもの住宅ローン見直しも大切です。
住宅ローンを見直すことで、金利を下げられ、大幅に節約できる可能性もあります。
保険の見直し
また、名義変更に際して、保険の見直しも行いましょう。
自身の生命保険・学資保険も見直すことで、安く充実した内容を組めることもあります。
この辺りについても、まずはファイナンシャルプランナーに相談しましょう。
リクルートが運営する「保険チャンネル」では、
住宅ローンや保険などのライフプランについて、具体的なアドバイスがもらえます。
まとめ
以上のように、「住宅ローンの名義は夫のままで夫が家を出て妻と子が住み続けるケース」での注意点について、詳しくお伝えしました。
特に住まいの問題ですし、子供の生活にも影響することなので、慎重に決めていきましょう。