サラリーマンやOLなど会社員の方は、残業代を稼ぎたいという方も少なくないでしょう。
確かに無理やりにでも残業をすれば、ある程度の残業代を稼ぐことができるはずです。では、故意的に残業代を稼ぐことに、どのようなメリット・デメリットなどあるのか、お金を稼ぐということにも触れて考えていきましょう。
目次
残業代を稼ぎたい気持ち・心理
無理やりにでも残業代を稼ぎたいと思う方は少なくないでしょう。
基本給が低いひとは、アルバイトするくらいならば、少し残業すれば残業代がもらえるので、終業後も会社に残り、残業時間を稼ぐかもしれません。
残業代のためにダラダラ仕事をしたり、残業代が発生する時間にどうでもいいような作業をしたりします。日中はぺちゃくちゃしゃべって仕事をしないのに、終業間際になり急に仕事を増やして残業するというひともいます。
そういう社員は、表面では愛想よく振る舞っていても、裏では何を考えているかわかりません。目先の自分の利益ばかりを考えてしまっているひともいるでしょう。
残業代を稼ぐことのデメリット
残業すれば、ある程度の残業代を稼げるので、故意的に残業するひともいるでしょう。
しかし、このような無理やり残業する行為は、会社にとって利益にならず、業績を悪化させる要因となります。
自分の評価を下げてしまうだけ
また、今は残業が多い社員は、仕事が不効率な社員と見なされ、悪い評価がつくことも少なくありません。
残業代は稼げるかもしれませんが、その分評価が下がり、賞与が削られる可能性もあります。そうなると、必ずしも残業代を稼ぐことがメリットにはならないのです。
むしろ全体的に見ると、無理やり残業をすることで、自分の評価を下げていることになります。本来は、時間通りに仕事を終わらすことが大切なのです。
昭和的な上司がいることもある
ただし、本来は時間通りに終わらし帰ることが大事なのですが、「上司より先に帰ることをよし」と思わない昭和的な発想の上司が世の中にいたりします。
そういう上司は、仕事をきっちり終えて先に帰る社員をよく思わずに、残業していることを頑張っているとみなすのです。そういう会社で働くと、無理やり残業させられることもあるでしょう。
また、ひどいとサービス残業をさせられて、いくら残業をしても給料がもらえないことがあります。そのように、サービス残業ばかり強いられる会社は、体をこわすことにもなりかねないので、転職を検討した方がいいかもしれません。
本当に残業代を稼ぐことが自分にとって一番いいのか
無理やり残業代を稼ごうとすることは、自分にとっても会社にとっても良いことはありません。
必要もないのに残業をしても、自分の貴重な時間を売っているだけです。仕事が終わったのにもかかわらず、無理やり残業をして、大事な自分の自由な時間を失っているだけなのです。
いつまでも会社に頼りっきりの人生になってしまう
また、無理に残業をしてでも稼ごうとする行為は、いつまでも会社に頼りっきりの人生を続けるということにもなります。
給料の安さに不満を持ちながらも、結局はお金を稼ぐために、その会社に頼らざるおえない状態です。本当にお金を稼ぎたいならば、会社から離れて、自分の力でお金を稼ぐ努力をすべきではないでしょうか。
副業で稼ぐ方法もある
たとえば、残業時給2,000円だとして、週5日1時間残業で10,000円、1ヶ月なら40,000円の残業代が稼げるわけです。この金額ならば、忙しい社会人でも副業で稼ぐことは十分可能です。
例えば、下記のページを参考にしていただけば、アルバイト以外の副業でも月5万円稼ぐことも可能なのです。
ですから、残業代に頼らずに、自分で稼ぐ方法を考えていきましょう。その方がよほど自分のためにもなるはずです。残業代を無理やり稼ごうとしても、自分の評価を下げてしまうだけです。
副業禁止の会社ならば、時間内で成果を出すこと
ただし、大手企業でも副業禁止の会社もあると思うので、そのような会社で働いている方ならば、無理やり残業代で稼ごうとせずに、規定の勤務時間内でしっかり仕事をこなして、会社からの評価を得ていくことです。
無理に残業せずに、決められた時間内に集中して仕事をした方が、自分のスキルアップにもなりますし、昇進・昇給するチャンスも出てくるはずです。自分や会社にとって、一番良い方法は何かを考えながら、お金のことについても考えていきましょう。
