今は亡き人の遺品整理を一人でしようと思うと大変なことです。遺品整理は業者に頼んだ方が良い場合もあります。また、遺品整理をする上で注意すべきこともあります。後悔しない遺品整理をするためにはどうすれば良いのか、詳しく見ていきましょう。
目次
後悔しない遺品整理をするために
遺品整理は想像以上に大変なものです。人が残していくものは結構多く、家族で整理するのは大変なことなのです。また、自分たちで整理しようと思っても、思いがこみ上げ、なかなか整理ができない、処分ができないということもあるのです。
第三者の協力を得た方が良い
ですから、業者なり第三者の協力を得て、一緒に遺品整理をした方が、スムーズに整理ができる場合が多いです。遺品整理は悲しさがこみ上げ辛い思いをするかもしれませんが、整理をするということを念頭にして、心の整理のためにも、人の力を借りて作業していくのがいいでしょう。
遺品整理を業者に依頼する場合の相場費用(料金)
もし遺品整理を業者に依頼する場合は、相場費用はだいたい下記のような値段になります。
- 1K(作業員1~2名)4万円~
- 2DK(作業員3名)13万円~
- 3DK(作業員4~5名)19万円~
トラックの大きさや台数で計算する場合は、相場費用はだいたい下記のような値段になります。
- 1tトラック 5万円~
- 1.5tトラック 7.5万円~
- 2tトラック 10万円~
何れにしても、まずは業者に相談して見積もりをとることが大切です。
遺品整理で注意すべきことはなにか
遺品整理ですべきことは何か。これから遺品整理をする際には、ぜひ注意してほしいことがあります。
捨てるものと捨てないものを分ける – 保管すべきものはなにか
遺品整理をするとき、なんでもかんでも捨てれば良いわけではありません。遺品整理をした際に、「大事なものも捨ててしまった」とあとで後悔してしまう場合もあります。
なので、残しておくものをあらかじめリストアップすることです。下記では、代表的な残しておくべきものをピップアップします。
- 銀行通帳
- 届印・その他印鑑
- クレジットカード、キャッシュカード
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- パスポート
- 年金手帳
- 請求書、領収書
- 契約書類
- 有価証券
- 不動産など権利関係書類
- 宝石など価値の高いもの
- 使う予定ある電化製品
- 故人の商売道具
- 写真、手紙、エンディングノート
など、ざっとあげると上記のようなものです。お金に関するものや故人との思い出に関するものは、やはり保管しておいた方があとで後悔することがないでしょう。
捨てるか迷う場合は保留にする
また、残すまでもないけれども、なんとなく捨てがたいものは、捨てずに保留でとっておくのも一つの方法です。あとで、親族にあげるものも出てくるかもしれません。
ただし、なんでもかんでも保留でとっておくと、ほとんど捨てられなくなってしまいます。せっかく廃棄のための業者を呼んでいるのに、全体の3分の1しか捨てられなかったというケースもあり、これだとなんのために業者を呼び、遺品整理をしているのかわからなくなります。
ですから、バランスを考えて、残すもの・捨てるもの・保留にするものを分けていきましょう。
事前に親族間で話し合っておくことも大事
また、遺品整理をする前に、事前に親族間で話し合っておくことも大切です。遺品をめぐりトラブルになる可能性もあります。特に高価な遺品の場合は、取り合いになったり、相続で揉めることが多いのです。
なので、相続人間でどういう遺品を残すのか、高価な遺品についてはどのように分けるのか、よく話し合っておくことが大切です。なんなら、相続人全員同席で遺品整理をした方が、あとで揉める可能性も少なくすむでしょう。
故人が男性の場合はアダルト品が出てくる場合も
また、実はよくあるのが、故人が男性の場合に多いのが、遺品としてアダルト品が出てくることがあります。故人にとっては見られては恥ずかしいものだと思うので、こっそり処分してあげましょう。
電化製品は利用できる場合も
またテレビなどの電化製品は、年式や状態によっては、まだ利用できる場合もあります。親族間で使う予定はないか、よく話し合っておきましょう。
賃貸物件の場合は一ヶ月契約延長するのもあり
また、故人の物件によっては、賃貸物件という場合もあるでしょう。遺品整理は急いでするのが必ずしも良いとは限りません。親族間や業者とよく話し合って遺品整理をすることで、後悔ない遺品整理をすることができます。
ですから場合によっては、賃貸契約を1ヶ月延長し、その間に遺品整理を行うというのもアリだと思います。その方が、ある程度時間をかけて、故人との思い出の品を整理し、部屋を片付けることができるはずです。
遺品整理を急ぐべきなのか、よく考えてみましょう。どうしても急がなければいけない理由がない限り、ある程度時間をかけて遺品整理をするのも良いと思います。
遺言やエンディングノートが残っていないか
遺品整理をする際に、遺言やエンディングノートが残っていないか、よく見てみましょう。もし残っている場合は、本人の意思が記載されていることが考えられます。
遺品整理をしていると、エンディングノートが見つかる場合もあります。そこから本人の意思を垣間見ることもできるので、なにか残されていないか注意してみましょう。
遺品整理は故人の遺産を守ることでもある
遺品整理というのは、心の整理であるとともに、故人の遺産を守ることでもあります。遺品に残された故人の遺産を、後世に継ぐためにも、遺品整理を行っていきます。遺品整理を通して、亡き人が残していったものを大切に保管すること、そして次の世代にも残すこと。
遺品整理というのは大事な作業です。整理を行うことで、家族の絆を再確認できることもあります。ぜひ、故人との思い出も大切にして、後悔なき遺品整理を行いましょう。
ちなみに遺品整理を専門業者に頼むならば、CMでもおなじみの「スピード買取.jp」や、ライフリセットなどがオススメです。自宅まで無料査定してくれるので、遺品整理を検討する際は、是非一度相談してみると良いでしょう!
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